【東大生インタビュー】クラウドセンバツ副塾長 渡辺貴紀に聞く!国際的な活動への思い

令和現在の大学入試には大きな変革が起きています。それは、ペーパーテストで入学者選抜を実施する一般選抜から、高校での活動実績や内申点、教授との面談などで合否を決める総合型選抜へと比重が傾いているということです。

これからの時代、机の上で勉強をしているだけでは大学に入れない時代もやってくるかもしれません。新たな大学入試を生き抜いていくために、今の我々に何ができるのか。本日は、総合型選抜に特化した塾である「クラウドセンバツ」の方にお話を伺っていきたいと思います!

目次

現在の活動について

本日お話を伺うのは、国際基督教大学4年生の渡辺貴紀さん。選抜特化塾である「クラウドセンバツ」の副塾長を務められています。名門であるICUに通っている渡辺さんですが、いまはどんな活動をされているのでしょうか。

「いまは大学を休学しながら、クラウドセンバツで働いています。学校では元々開発研究という分野について研究していました。これは、発展途上国をどう支援すべきか、という内容でして、もともと国際的な活動がしたい私にとっては興味がある内容でした。卒論では外国人労働者について研究していくつもりです」

国際的に活躍していきたいという渡辺さんですが、その研究内容もまた、国際的な視点から物事を見ていくというものでした。彼の卒論の内容は、「海外に出稼ぎに行ったエリート層が、また自国に戻るメリットはあるのか?」というものだそうで、彼がどれだけ国際関係について本気で向き合っているかがよく分かるものでした。

ですが、もともと就活をしているときには、自分の思うような結果が出なかったといいます。彼は、その原因を「自らの経験不足」にあると分析しました。コロナの時期だったので、課外活動に大幅な制限がかかっていたのです。

いまはコロナも徐々に収まってきた時期。この期間を利用して、色々な経験をしていきたいのだそうです。例えば、バリ島のインターンシップに行ったのだとか。ここでは、コーヒーや農作物の収益を農業教育や最新技術導入のために使う団体にてインターンをして手伝っていたのだと言います。

国際活動へのこだわり

このように国際的な活動に従事し続けていますが、いったいどうしてここまで国際活動にこだわるのでしょうか。

「もともと、私は英語が好きなんです。日本という国は、悪くはありませんが、やっぱりどこか閉鎖的な印象を私自身持ってしまっています。人口も99%が日本人ですし。もっと違う人種や文化圏の人とコミュニケーションをとりたいんです。それに、日本にも様々な問題がありますが、海外の問題の方が深刻な場合が多いんです。例えば、日本で内紛って聞いたことないですよね。でも、海外では頻発しています。それらの問題を解決するために、いまは海外に目を向けていきたいんです」

今後について

最後に、渡辺さんにこれからの活動について聞いてみました。

「これからは国際開発の分野で働いていきたいです。国際公務員や、大学で研究し続けることなども視野に入れながら、今の活動に目を向けていきたいと思います。ただ、教育にも少し興味があり、その方向でも考えてはいます。将来について自主的に考えられるようになるような教育を発展させていきたいんです。

国際開発の分野では移住という現象に興味があります。貧困や教育問題の根源になっているのは、すべてお金です。お金を稼ぐ手段として、メインなのが移住なんです。賃金が安い自国よりも、賃金が高い先進国に出た方が、稼ぎがいいからです。開発の根源となる移住現象にアプローチできる仕事につきたいと考えています。」


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この記事を書いた人

東京大学文学部。世帯年収300万円台の家庭から東大へ合格。現在学業の傍ら、ライター、作家活動や講演活動を通して逆転合格のノウハウを広める。日刊SPA!、プレジデントオンライン、東洋経済オンラインにて連載経験あり。ゲームとマンガが趣味。

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