もし受験生がインフルエンザになったらどうする?予防策も紹介!

こんにちは。12月末にインフルエンザにかかり、初めて「このまま死ぬのかな」という思いをした西藤です。受験生の皆さんはなおさら、この時期にインフルエンザになったら不安だし、悔しいし、悲しいですよね。この記事では、もしインフルエンザにかかってしまった場合の対応と、そんな悲しい事態をなるべく避けるための感染予防についてお話します!

目次

もし試験当日にインフルエンザになったら?

共通テスト

インフルエンザで共通テストを受けられなかった場合、基本的に別室での受験等も不可能で、追試験を受けることになります。2024年度は別室受験などの対応は行わないようです。

追試験は本試験を受けた人が不利にならないように、本試験よりも難易度が高く作られます。そのため極力本試験を受けられることが望ましいですが、本試験を受けられなかった場合も諦めず、気持ちを切り替えて追試験の対策をしましょう。

二次試験

各大学の二次試験はどうでしょうか。私が調べた限りでは、インフルエンザ感染者に対する救済措置を公開している大学は少ないようです。大学によっては、別室受験や別日程試験、受験料返金などの措置を講じているところもあるようなので、連絡やHPで確認してみてください。

疑わしい場合は?

受験前の忙しい期間でも、「ただの風邪かもしれないけどもしかしたらインフルエンザかも?」と疑わしい場合は、早めに病院に行ったほうが良いです。検査で陰性が出れば、周りの人も安心できます。また、もし陽性だった場合、インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬は、発症から48時間以内でないと効果がほとんどないと言われています。受診時に発症から48時間以上経っていると、処方してもらえない場合もあるので気をつけましょう。

ただし、逆に発症直後はウイルスの量が少なく、検査で偽の陰性が出ることもあります。少なくとも発症から12時間過ぎてから受診しましょう。

まとめると、発症から半日から1日ほど待って受診するとよいでしょう。

また、インフルエンザやコロナなどに罹患し、治癒していない場合は、他の受験者や監督者に感染するおそれがあるため受験できないとしている大学(共通テスト含む)が多いです。

受験期のインフルエンザ予防策

予防接種

予防接種をするかどうかは個人の判断になりますので、ご家族の方含め検討してみてください。インフルエンザのワクチンは接種後2〜3週間で効果が現れ始め、約5カ月間持続します。ワクチンを接種することで、感染を予防するだけでなく、仮に感染した場合でも、症状が軽く済む可能性が高くなります。

感染者が増える冬頃に医療機関に行くのを避けたい受験生も多いと思います。接種する場合は、10月から11月にかけて接種を計画するとよいでしょう。

基本の予防策

  • マスクをする
  • せっけんで手洗いうがい
  • 水分補給や加湿で喉の乾燥を防ぐ

基本の予防策はしっかりと行いましょう。受験生本人だけでなく、家族全員で予防を心がけることが大切です。本人が気をつけていても、保護者や兄弟が外で感染するケースは非常に多いようです。人が集まる年末年始のイベントシーズンも、受験生のいる家庭は、気を遣えるとよいですね。

触らない

インフルエンザには、接触感染と飛沫感染があります。接触感染は、自分の心がけ次第でリスクを減らせます。つり革や階段の手すりなどをなるべく触らないようにしましょう。それらを触った手で自分の口などを触ってしまい、感染に至るケースが多いようです。

健康管理

なんとなく想像できますが、インフルエンザなどの病気は、ストレスが溜まっていてリラックスできていない時に感染することが多いそうです。受験の時はどうしてもストレスが溜まっている状態だと思います。また、睡眠や食事が疎かになりがちです。家族の方が食事管理などの役割をできれば、お子さまが健康に過ごせるように意識してあげましょう。

大事な時期にインフルになった!勉強はどうする?

インフルエンザにかかってしまったら苦しくて勉強どころではない一方で、無情にも進んで行く時間に焦りと不安で押し潰されそうになるかもしれません。

ある程度頭で考えられるようになったら、学習計画を立て直しましょう。本来は急な変更で学習計画が崩れても大丈夫なように、予備日として週1日程度空けておくのがおすすめですが、時期によっては詰め込む計画を立てていた人もいるでしょう。感染によって100%達成できなくなってしまったものもあるかもしれませんが、優先度の高いものから計画を立て直し、気持ちを切り替えましょう。

インフルエンザにかかっている間、どうしても不安な人は寝ながら単語帳などを見たり、頭の中で学習内容を振り返ったりしたら少しでも落ち着けるかもしれません。症状のレベルや治るまでの時間には個人差があると思いますので、くれぐれも無理はせず、早く治すことを第一に、ご家族などはサポートをしてあげてください。

最後に

インフルエンザへの対応をしている大学は少ないという事実を残念に思いました。インフルエンザに限らず、体調不良で勉強が思い通りに進まないことは、特にこの時期誰にでも起こり得ますし、しかたないことでもあります。できる限りの予防をしっかりして、受験生の皆さんが、とにかく試験本番を無事に受けられることをいちばんに願っています。


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この記事を書いた人

早稲田大学商学部2年生。イノベーションとデザインに興味がある。好きなことは実家の犬とひなたぼっこ。

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