こんにちは!いよいよ共通テストが近づいてきましたね!読者のみなさんの健闘を心よりお祈り申し上げます!
さて、共通テストの会場は高校生の場合、所属する高校の所在都道府県内の会場で受験することになります。普段遠くから通っている人は受験当日も遠くから足を運ばなければならないことになるため、宿泊も検討されると思います。今回はそんな共通テストの前泊・当日泊のポイントについてご紹介します。
共通テスト前にホテルに泊まるべきか
まずは共通テスト前にホテルに泊まるかどうかを決める判断材料を見てみましょう。
ホテル滞在のメリット
遅延に巻き込まれるリスクが減る
共通テストでは20分以上遅刻した場合、入室することができなくなり、当該科目は0点となります。受験生にとってはこのような事態はなんとしても避けたいものです。もし遅延した時に会場までの代替ルートがあまりない場所の場合は、宿泊を検討すべきでしょう。
特に豪雪地帯に住む方や遅延発生確率が高い場所に住む方は気をつけましょう!
当日の朝に落ち着いて準備できる
当日は9時半から受験が始まります。1時間前に会場に到着することを想定すると、会場が遠い場合、相当早く起きて準備をする必要があります。焦って忘れ物をしたり、本番の時間まで落ち着くことができないことは防ぎたいです。さらに前日の夜に寝坊を恐れて眠れない、ということも軽減されるでしょう。
早めに到着して会場の下見ができる
試験会場を見ることは無理かもしれませんが、会場までの道のりをわかっているだけでも、安心できます。当日、家やホテルを出る時間が逆算できるので、朝の時間を有効に利用することも可能です。
ホテル滞在のデメリット
平常心を保てない
普段と違う部屋、普段と違うベッド、などに敏感な人は注意が必要です。
普段と環境が変わると寝付けない人は家でしっかり睡眠をとるのが良いかもしれません。また、普段と違う環境で受験を過度に心配しすぎてしまうこともあるかもしれません。同じホテルに別の学生が泊まっている可能性も大きいので、その雰囲気に圧倒されてしまうこともあります。そういった面ではいつもと同じ環境で、家族が応援してくれる家から受験会場へ向かいたいという人も多いでしょう。
費用がかさむ
共通テストは土日に行われることもあり、当日のホテルの価格は普段より高くなる傾向があります。お財布の中身と相談という側面も大きいです。二次試験を控えている人は特に、どちらかで宿泊するか選ばなければならない人も多いかもしれません。
遊んでしまう
観光地にいったりするのは息抜きとしては良いかもしれませんが、復習が雑になって当日の点数に影響が出ないようにしなければなりません。またホテルの部屋でテレビやYouTubeをずっとみているということにもなりかねません。いつもと同じルーティーンを維持しにくいのはデメリットの一つでしょう。
費用を抑えるための工夫
費用を抑えるために、友達と同じ部屋に宿泊したりする人もいます。
また狭い部屋やネットカフェの鍵付き個室などを活用することによって費用を抑えることもできます。ただしいずれも心身に負担がかかる方法なので、自分の性格を考えて検討してみてください。
共通テスト会場近くのホテル選びのコツ
ここからはホテルを選ぶにあたってのポイントを紹介します。
大前提として高校生の宿泊が可能であるかを確認するのを忘れないようにしましょう。
立地選びのポイント
可能であれば会場の徒歩圏内がおすすめです。すでに埋まってしまっている場合は、頑張れば歩ける範囲や代替交通手段が豊富な場所を選びましょう。ただでさえ慣れていない土地に泊まるわけなので、駅から遠すぎる場所や試験会場まで何度も乗り換えをする必要があるホテルは避けるようにしましょう。
口コミと評価の見方
Googleマップの口コミなどを参考にするのもおすすめです。受験生のレビューでなくとも、隣の部屋の音漏れがひどい、エアコンが壊れている、朝ごはんがまずいなど、参考になる情報がみつかるはずです。Googleマップの口コミを「評価の低い順」で並びかえて評価を確認するのがおすすめです。
費用の見方
近年、ホテルの値段は予約サイトによって大幅に異なることが多いです。また日によっても価格が変化する仕組みを導入している場合が多いので、受験当日の価格と空室状況を確認しましょう。Googleのホテル検索サービスが便利です。
食事について
朝ごはん付きの宿泊プランを予約することがおすすめです。受験当日は会場付近のコンビニなどは受験生が昼食を買いに殺到しており、品薄になる場合があります。朝ごはんを抜くことにならないためにもしっかり栄養補給ができるホテルの朝食がおすすめです。前日に買い込んでおくのも良いでしょう。
夜ご飯もホテルで食べることができると楽ですが、ビジネスホテルで夜ご飯を提供する店はあまり多くありません。また提供していても観光客の方の雰囲気に飲み込まれてしまう恐れがある他、宿泊代も高くなります。
近くのお店で食べるのも選択肢としてあると思いますし、勉強時間を確保するためにはデリバリーなどを活用するのも良いでしょう。前日の夜ご飯は家から持っていくのもおすすめです。
予約のタイミングと注意点
共通テストの受験票は12月中旬までに発送され、その受験票に試験会場が記載されています。その試験会場を確認してから予約するのが良いでしょう。事前に場所を予測して予約しておく人もいますが、キャンセル規定も確認しながら決めましょう。思わぬ出費に繋がりかねません。
受験生向けプランやサービスをチェック
ホテルによっては受験生向けのプランやサービスを提供している場所もあります。卓上机を貸してくれたり、試験中に荷物を預かってくれたりといったサービスがあるのかも確認しましょう。モーニングコールをお願いしておくと、安心して眠れるかもしれません。
ホテル滞在中の効果的な時間の使い方
ホテル滞在中は次の日の試験が気になって落ち着かないことはあらかじめ想定しておきましょう。その上で、ホテルについてからこのスケジュールでこの復習をする、この時間に寝てこの時間に起きるということを決めておくと安心できます。
合格へつながるリラックスタイムの作り方
「インターネット」には注意しましょう。特に1日目と2日目の間で「難化」「易化」などの情報をみると無意味に精神的ダメージを負ってしまうかもしれません。風呂に入る、ロビーに出る、ジュースをのむなどといったリラックスをすると良いでしょう。
勉強に最適な部屋の環境づくり
決めた勉強スケジュールに基づいてたんたんと勉強をしましょう。前日でソワソワしているので、宿泊約款が気になったり、リモコンをみてテレビをつけてみたくなったりしますが、それらは見えないように片付けてから勉強しましょう。
食事や休憩の注意点
他の滞在者や観光客などの雰囲気に飲み込まれないように注意しましょう。あくまで明日受験を控えた受験生で、次の4年間の運命が決まる日を目前に控えているという自覚を持ちましょう。
ストレス解消法を活用する
緊張やストレスを感じたらストレッチをしたり、大浴場に行ったりすると良いでしょう。
またいつもやっていること(歯磨き、筋トレ、洗顔など)をすると意外に落ち着くことができたりします。
受験でホテルに泊まる時の持ち物
ホテルにあるアメニティを確認すべきですが以下を参考にしてください。
- 寝巻き
- 下着
- 靴下
- 衣服
- 化粧品類
- 洗面用具
- 常備薬
- コンタクトレンズ・メガネ
- 学生証
- 現金(支払いや万が一のタクシー代)
そして、筆記用具、受験票、勉強用具はいうまでもありませんね!
まとめ
今回はホテルに宿泊するべきかどうか、また宿泊するときの宿泊施設の探し方について紹介しました。みなさんの受験が良いものにするため、最適な選択ができることを心より応援しています!
ありがとうございました。
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