留学に行きたい考えている大学生、そして、大学生になったら留学に挑戦してみたいと思っている中学生・高校生のみなさん必見!今回のテーマは、「留学」です。
大学生の間に「留学にチャレンジしてみたい!」と考えている方は多いのではないでしょうか。また、「大学に入学したら留学してみたいな……」と考えている中学生・高校生のみなさんもいると思います。
そこで、本記事では大学留学のメリット・デメリットや費用、留学での学びについて、現在スウェーデンに留学中の筆者の経験も交えながらご紹介します。留学を考えているみなさんに必ず役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!
留学のメリット・デメリットと留学の種類
まず、大学生のうちに留学に行くメリット・デメリットと留学の種類についてご説明します!
「英語力のアップ」「自信が付く」「異文化理解」……など、留学にはたくさんのメリットがあります。
早速みていきましょう。
留学のメリット
⓵英語力の向上(日本にいるよりも伸びやすい)
②日本では体験できない異文化交流を経験できる
⓷自信がつく
⓸視野が広がる
⓹海外に友人ができ、コミュニティが広がる
⓺自分を客観視したり、自己分析をしたりする機会がある
⑦就職活動で有利になることがある
⑧周辺国への旅行ができる
など、上記で挙げた8つ以外にも留学にはたくさんのメリットがあります。
実際に私はスウェーデンに交換留学中なのですが、英語を話すことへのハードルはかなり下がりました! 留学前は英語を話す時は緊張してしまって「話したくない」という気持ちが強かったのですが、今はストレスを感じることなく英語でコミュニケーションを取ることができます。また、アクシデントや上手くいかないことがあっても、自分の力で乗り越えなければいけないので、自信や度胸がかなりつきました(笑)。
スウェーデンはヨーロッパ諸国に安く行けるので、フランス、ドイツ、スペイン、ハンガリー、チェコ…‥など、旅行にもたくさん行っています✈
留学のデメリット
留学にはデメリットもあります。
⓵費用がそれなりにかかる
②大学を4年で卒業できない場合がある
⓷海外の生活環境や食事になじめない可能性がある
⓸英語は勉強しないと伸びない
⓹目的がないと「行っただけ」になってしまう
上記の5つについてより具体的に説明していきます。
⓵留学にはある程度の費用がかかります。
留学の種類にもよりますが、交換留学であれば留学先の大学に授業料を支払う必要がないため、私費で行く場合と比較すると費用を抑えることができます。また、奨学金で留学費用を賄っているという人も多いです。
参考までに、私がスウェーデンの交換留学で実際にかかった費用を紹介したいと思います!
家賃:80,000円(1カ月)
食費(自炊):30,000円(1カ月)
外食(レストラン):2500~3000円(1回)
外食(カフェ):1000円(1回)
交通費(バス、電車の定期券):10,000円(1カ月)
通信費:2500円(1カ月)
娯楽費:10,000円(1カ月)
全部合計すると1カ月で約15万円ほどかかっていました。日本よりも物価が高いので基本は自炊をしていましたが、食費はかなりかかりました…
私の場合は交換留学だったので現地で学費はかかりませんでしたが、私費留学の場合はプラスで学費もかかります。
9カ月の留学中の生活費を合計すると約150万円ほどかかりました。
アメリカやイギリスに留学する場合、家賃や食費は上記の1.5倍~2倍程度かかると思います。
②長期留学の場合は、単位認定の制度にもよりますが大学を1年伸ばして5年で卒業する人もいます。
私は4年生の8月から1年間の交換留学をスタートしたので、卒業を1年遅らせました。私は留学先での経験が自分の進路選択において非常に役立ったので、全く後悔はしていません!
⓷海外の文化や食事は日本とはかなり異なる場合が多いため、最初の数週間~数カ月は慣れるのが大変です。
また、見知らぬ土地で生活をしていくというのは想像以上に心細く、ホームシックに陥ってしまうかもしれません。私は、大学の授業で出会った人や寮のルームメイトと積極的に会話するように心がけていました。
⓸当たり前ですが、海外に行っただけでは英語は話せるようになりません。留学に行けば英語ができるようになると思う方も多いかもしれませんが、自分でコツコツと勉強をする必要があります。
⓹「留学に行くこと」を目的にするのではなく、留学先で何を学びたいか、どのような経験をしたいか、留学後にどのようになっていたいか、など目的意識を持つことで留学の充実度が変わってきます。
留学の種類とそれぞれの選び方
次に留学の種類と選び方について説明していきます!
大学留学にはたくさんの種類があるため、長期留学と短期留学、その他の留学に分けてみていきましょう。
長期留学
⓵交換留学(派遣留学)
日本で在籍している大学が協定を結んでいる海外の大学に留学することです。留学先で取得した単位は在籍中の大学の単位に換算されることが比較的多いので、4年で卒業することも可能です。また、日本の在籍大学に学費を支払っていれば、留学先の大学の学費は免除されます。
②私費留学(大学認定/大学不認定)
私費留学には、大学認定の留学と不認定の留学があります。大学認定の私費留学は基本的には交換留学に似ており、留学先での単位が認定されることがあります。しかし、在籍大学と留学先の大学の両方に学費の支払いをしないといけないため、費用が高くなります。
大学不認定の留学は、日本の大学を休学して、希望の国に留学することです。休学するため留学先の大学や語学学校への学費だけがかかりますが、単位認定は基本的にされないため、卒業までに4年よりも長い時間を要することになります。また、留学の手続きを全て自分でしなくてはいけません。
短期留学
短期留学は、夏休みや冬休みなどを利用して、海外大学の付属の語学学校で英語を中心に学んだり、大学の講義を受講したりすることです。大学主催のプログラムと自分で申し込むプログラムがあります。
数週間~1カ月程度のプログラムが多いため、大学が休みの期間を上手く使えば、在籍大学の授業に影響しません。
その他の留学
その他にも、3ケ月程度の中期留学や海外でのボランティア・インターンシップのプログラムなど、色々な種類の留学があります。また、ギャップ・イヤー(学生が入学前や卒業後などに社会体験活動等を行う猶予期間のこと)を活用して留学に行く学生もいます。
在籍大学によって、プログラムの種類や単位認定の可否、費用などは異なるので、自分の大学にどのようなプログラムがあるのかぜひ調べてみてください!