カルぺ・ディエム講師の西岡壱誠講師・青戸一之講師・奥村亮太講師(教養学部2年生)が、2023年5月25日に、黒沢尻北高等学校様の東京大学を目指す高校2・3年生を対象に、『スケージュールの立て方』をテーマに講義を開催しました。今回の講義では、第一志望校に合格するため、入試までの時間を有効に活用する方法を学び、自分たちでスケージュールを立てることを学びました。本記事では、授業の様子を、当日講師を勤めた奥村亮太がレポートします!
「リアルドラゴン桜プロジェクト」とは?
ドラゴン桜の作者、三田紀房先生の母校「岩手県立黒沢尻北高等学校」では、
東大合格者を出すために学校内で取り組んでいる「東大励志プロジェクト」の一環として「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施しています。
カルペ・ディエムに所属する東大生、その中でも地域格差・情報格差など、さまざまな逆境を乗り越えた「リアルドラゴン桜」な人たちが中心となって、生徒たちの指導に携わります。
「ドラゴン桜」で描かれた桜木先生と生徒たちのように、講師自身の経験や学習メソッドもエピソードを交えて伝授され、将来の夢や志に挑戦できる生徒の育成を目指しています。
時間を無駄にしていない?
「スライドを準備している間、何をして過ごしていましたか?」
30秒ほどスライドを用意する時間をとった後、いつもとは違った問いかけから授業を始めました。
実は、「自分は無駄なく時間を使えているのか」を意識してもらうために、講師はあえてスライドを準備する時間という気の緩みがちな時間をとったのです。すると、何もしない人がいる一方、授業に向けて今までの勉強スケジュールを確認したり、メモを取る準備をしたりする人もいました。
スケジュールの立て方
「スケジュールを立てても、予定通りいかないことが多くないですか?」
この問いかけに対して、多くの人が頷きました。そこで、「最低限の目標と最高の目標を立てる」「予定を入れない時間を作る」という二つのポイントを紹介しました。計画を立てても失敗する原因の多くは、スケジュールに余裕を持たせていないことにあります。目標にも時間にも、余裕を持たせることが大事です。
さらに、「勉強の目的を考える」という勉強内容を決める際のポイントも紹介しました。ただなんとなく勉強するのではなく、目的意識を持つことで勉強に集中できるので、時間を効率的に使う上で目的を考えることはとても重要な要素です。
自分でスケジュールを立ててみよう!
授業を踏まえて、生徒たちが実際にスケジュールを立てました。そして、数人に自分で立てたスケジュールを発表してもらいました。学んだことを踏まえて、余裕を持った計画と勉強の目的を考えるだけでなく、やることを最初に書き出しておくなど、それぞれ自分で考えた工夫なども多くみられました。
授業の最後には、講師が生徒たちに「試験当日まで常に志望校を意識し続けることが、受験生の本気だと思います。」と伝えました。この言葉を受けて、授業後の質疑応答では、授業で話さなかった休憩の取り方など、受験に向けてより時間を大切にするための質問がたくさん出てきました。
入試までの時間は無限ではありません。後悔しないためにも、時間を意識して効率よく勉強してもらいたいですね。
公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!
カルペ・ディエムでは、学校様・保護者様のお悩みに対応した講演・講座・ワークショップをご提案&実施しております。
生徒の皆さんの大学選び&学部選びのワークショップ、モチベーションアップを目的とした講演、探究学習授業、長期休暇の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しています。
講師は現役東大生!偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめとして、地域格差・経済格差など、さまざまな逆境を乗り越えた現講師たちが、生徒に寄り添って対応します。
ご相談から受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。