【2025年版】東大生に聞いた!地理・日本史・世界史の勉強法とおすすめ参考書ランキング

こんにちは。弊社カルぺ・ディエムでは今年も東大生100人に調査を行いました。今回はその中で得られた東大式の「地理」「日本史」「世界史」の勉強法をまとめ、一挙に紹介します。

調査概要
期間:2025年5月1日〜2025年7月31日
方法:Googleフォームによるアンケート調査

目次

地理

1. 人気の勉強方法

東大生の地理の勉強法で最も人気なのは、問題演習でした。全体の約90%以上が、問題演習を最も効果的な勉強法として挙げています。次に人気なのが、地図帳や資料集を読み込むという方法で、約20%の回答がありました。

2. その勉強方法の理由とやり方

問題演習

過去問などの問題演習は、入試問題の傾向や出題形式を掴むために重要です。特に、東大地理は論述問題が中心なので、論述の書き方を身につけることができます。問題を解く際は、ただ答えを丸暗記するのではなく、解答の根拠となる知識や考え方を理解することが大切です。

地図帳・資料集の読み込み

地図帳や資料集の読み込みは、地理の知識を総合的に深めるのに役立ちます。地名や地形、産業などの情報を地図と関連づけながら覚えることで、論理的な思考力が養われます。

3. その他の勉強法

その他の勉強法としては、以下のものが挙げられました。

  • 地理Bの授業をしっかり聞く: 授業内容を完全に理解することで、基礎力が定着します。
  • 授業の議事録を作成する: アクティブリコールとも呼ばれ、授業をまとめる作業の中でより定着度が増します。

4. 参考書のランキングと理由

東大生の回答では、以下の参考書が人気でした。

  1. 実況中継:地理の基礎知識を、講義形式で分かりやすく解説しています。
  2. 村瀬の地理B:論理的な思考を養うのに役立つと評判です。
  3. 東進ブックスの共通テスト対策:共通テストの対策だけでなく、二次試験の基礎固めにも使えます。

日本史

1. 人気の勉強方法

日本史で最も人気なのは、教科書を読み込むことでした。多くの東大生が、この方法を挙げています。次に多かったのは、一問一答の活用でした。

2. その勉強方法の理由とやり方

教科書の読み込み

教科書は、日本史の知識を網羅的に学ぶための基本中の基本です。教科書を何周も読み込むことで、歴史の流れや因果関係を正確に把握することができます。読み込む際は、ただ文字を追うのではなく、人物や出来事の背景を意識しながら読むと効果的です。

一問一答

一問一答は、知識の定着度を確認するのに最適です。特に、歴史用語や年号などの細かい知識を効率よく覚えることができます。教科書で大まかな流れを掴んだ後に一問一答を使うと、知識が整理されやすくなります。

3. その他の勉強法

その他の勉強法としては、以下のものがありました。

  • ひたすら年号を覚える:年号を覚えることで、歴史の流れがより明確になります。
  • 論述の模範解答を覚える:論述問題の書き方や構成を学ぶのに役立ちます。
  • 文化史をひたすら覚える:文化史に特化して学習することで、知識の偏りをなくすことができます。

4. 参考書のランキングと理由

東大生の回答では、以下の参考書が人気でした。

  1. 実況中継:流れを掴むのに最適で、教科書と併用することで理解が深まります。
  2. 日本史史料問題一問一答:史料問題対策に特化しており、二次試験の対策に役立ちます。
  3. 金谷俊一郎の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本:歴史の流れを論理的に理解するのに役立ちます。

世界史

1. 人気の勉強方法

世界史で最も人気なのは、教科書を読み込むことです。全体の約40%が、この方法を挙げています。次いで多かったのは、論述対策で、約30%でした。

2. その勉強方法の理由とやり方

教科書の読み込み

世界史は登場する国や人物が多いため、まずは教科書で全体像を把握することが不可欠です。特に、世界史の大きな流れや時代ごとの特徴を理解することで、知識がバラバラになるのを防ぎます。教科書を読む際は、地図や年表と照らし合わせながら読むのがおすすめです。

論述対策

東大世界史は、論述問題の配点が高いため、論述対策が重要です。過去問を解いて、解答の構成や論理の組み立て方を学ぶことが、論述力向上への近道です。また、模範解答を参考にしながら、自分の解答を客観的に評価する練習も効果的です。

3. その他の勉強法

その他の勉強法としては、以下のものが挙げられました。

  • 論述対策として、時代別の歴史の流れを整理する:時代の変化を俯瞰することで、論述のテーマを深く理解することができます。
  • 一問一答をひたすらやる:細かい知識の定着に役立ちます。
  • 実況中継で流れをつかみ、教科書で知識を補強する:教材を使い分けることで、効率的に学習を進めることができます。

4. 参考書のランキングと理由

東大生の回答では、以下の参考書が人気でした。

  1. 実況中継:歴史の流れを掴むのに役立つと、多くの学生に支持されています。
  2. 詳説世界史:教科書として最も人気で、基礎知識の網羅性に優れています。
  3. 共通テストの過去問集:共通テスト対策だけでなく、二次試験の基礎固めにも有効です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。地理に関しては問題演習に力を入れている人が多く、歴史については教科書の読み込みを行っている人が多いという結果でした。東大生も意外と教科書のような身近なものを利用して勉強を行っているのです。ただ、教科書を読むのみならず、単語は一問一答、アウトプットは問題演習といった形で、目的に合わせて上手に手段を変更するという工夫がなされていました。みなさんも身近な場所から東大生のやり方を参考に社会科の勉強に取り組んでみましょう。


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この記事を書いた人

メディア事業部、教育事業部。
旅行や地理・政治が好きな東京大学経済学部生です。

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