【東大生作家たちと論文記事を書いてみよう!】なぜ若者は5年後の未来に希望が持てないのか

日本人に自分の5年後に対して十段階でどれ位希望をもっているのかというアンケートをとった。そのアンケートの結果から、自分の5年後に対して希望を持たない若者が多いということが分かった。ここで私は社会的な不安によるものではないかと仮定する。2つの事例をもとに説明する。

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AIによって制限される将来の夢

一つ目は、「AIに奪われる仕事が増えている」という点である。言い換えれば、やりたい仕事が制限されているということである。例えば、最近ではAIによるイラスト生成のアプリやソフトの技術が進歩している。そのため、イラストレーターや画家を目指している人々の夢が制限されてしまっている。また、私はCMプランナーを目指しているが、今現在ではテレビ離れが深刻化している状況である。原因は、スマートフォンの普及と、それに伴うネットコンテンツ利用の低年齢化である。

NHK放送文化研究所の世論調査部が2020年の十月に行った国民生活時間調査では、国民全体で一日にテレビを見る人が減少し、16~19歳では、一日にテレビを見る人が五割を下回った。逆に、一日にインターネットを利用する人が八割という結果が出された。

つまり、今はテレビなんか必要ないと思う若者が増えている時代なのである。私も、ほとんどテレビは見ない方だ。テレビで見れる番組は今ではNetflixやHuluなどのアプリでほとんど見ることができるからある。

このNHK調査から、このままテレビを利用する人が減り続けば、テレビ会社の経営がうまくいかなくなる未来が予想される。自分自身、これから、CMプランナーを目指してもいいのか不安なところではある。

ただし、AIでは難しく人間にしかできない仕事もある。医療系の仕事やカウンセラーなど、患者の状況を正確に判断し、臨機応変な対応はAIにはまだ不可能とされているのが事実である。例えば、医師や看護師、薬剤師、介護士などが該当する。

しかし、それは後数年もすればAIにも可能になるだろう。どんどん人間ではなくても可能な仕事が増えていくと思われる。それにつれ、若者は高度な知識や、技術が社会から求められ勉強することが増え続けていくだろう。一方多くの人は、こういったAIの技術が発展すればするほど便利で有意義な世の中になると考えているかもしれない。だがその一方で、若者の夢を制限しているということにも気づくべきである。

SNSでの誹謗中傷

二つ目は、「SNSによる他人からの評価」という点である。今はさまざまなサイトやアプリで匿名を使用し意見を書く人が増えている。それは否定的でも、肯定的でも構わず不特定多数の意見が飛び交ってる。怖いのはそれが原因による自殺である。SNSの誹謗中傷が原因で自殺をした人はここ最近本当に多い。特に有名人は、後を絶たない。有名人に限らず、友達同士や仕事仲間でもSNSによる問題はとても多い。決して他人事にはできない。

弁護士ドットコム株式会社が一般会員を対象に男女合わせて1335人にインターネット上の誹謗中傷に関する実態・意識調査を行った。「誹謗中傷をしたことがありますか?」という質問に対して、「はい」と答えた人は回答全体の85%以上という結果が出た。また、誹謗中傷の動機で一番多かった回答は「正当な批判・論評だと思った」といったものであった。

他人からフィードバックをされることは、決して悪いことではない。むしろ、時には他人の意見が参考になるということもある。しかし、SNSの怖いところは誰かわからないということだ。顔も名前も知らない人から過激で無礼な発言をされるということはどんな人でも怖いものではないだろうか。

意見を言っている人からすれば、「有名人なんだからそれくらいの覚悟がないのはおかしい」、「世の中に自分の言動や行動を公開するのはこういうことだ」と思う人もいる。確かに、このようなSNS上の問題が増えてきている現状を知っているなら、自身の顔や言動、行動などを世に発信することは、それなりの覚悟は必要だと私も思う。しかし、そうだとしても他人に誹謗中傷していい理由にはならないのではないだろうか。たとえ自分の意見が正当な批判であると考えていたとしても、他者を傷つける可能性があるということを認識しておくべきである。有名人でも、学生でも、社会人でもその人の権利を壊してはならない。

まとめ

・AIの発展により、仕事に人間の力が必要なくなり将来の夢に制限ができていくこと

・SNSの誹謗中傷のより、世の中にでることの不安が増えていくこと

この二つの原因から、私は、若者は五年後に希望が持てないのではないかと考えた。

筆者:狩野景衣

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この記事を書いた人

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