カルペ・ディエム講師の姜利英(農学部4年)が、2023年7月12日に電気通信大学で開催のイベント【第16回 UNIIC/INC イノベーション・ネットワーク・カフェ 学びの動機は実体験で変化したか?~東京大学FLY Programの事例から~】に、FLY Program修了生の体験談の話者として登壇しました。
イベントのリンクはこちらから↓
本記事では、イベントの様子をメディア部の鈴木がレポートします!
そもそもFLY Programとは?
FLY Programとは、「入学した直後の学部学生が、自ら申請して1年間の特別休学期間を取得した上で、自らの選択に基づき、東京大学以外の場において、ボランティア活動や就業体験活動、国際交流活動など、長期間にわたる社会体験活動を行い、そのことを通じて自らを成長させる、自己教育のための仕組み」です。
FLY Programは姜利英さんにとってどうだったのか?
本イベントでは姜利英さんはFLY Program修了生として、自らの体験談を語っていました。ここからは、姜利英さんに当日の話の一部を語って頂きたいと思います!
姜利英
この度ありがたいことに、FLY Programについて話してみないかというお話をいただいて、1年間を自分なりに振り返ってみたんですよね。そうすると自分としてはむしろその後の「実際FLY Programって自分にとってどんな意味があったんだろう?」ということがすごく気になってきてしまって(笑)
結局このイベントでは「FLY Programは自分にどういう影響を与えたのだろうか?」というテーマでお話しさせていただきました。こうやって自分の大学生活を振り返ってまとめてみたんですけど、自分の活動って大きくインプット期、習熟期、実戦期の3つに分けられるなと思います。
そしてFLY Programの1年間は、私にとってインプットの時期でした。
もともと私は公園に興味を持っており、活動中色々な公園でボッーと滞在しながら公園の使われ方をみるということをしていたのですが、その過程で、人の関わりに興味を持つようになりました。このように、FLY Programという原体験をもったことで、自分の中でぼんやり持っていた目標や目的が明確になりました。その結果、その後の活動に軸や方向性が生まれ、結果として大学生活が充実したのではないかなと思います。
頂いたご意見
イベント後のアンケートでは
『公園に座ってぼんやりと公園の使われ方を眺めてみる』というテーマの設定が面白かったです。
これは現地に行かないと分からないこと。空間と人とのつながりへの関心に強まり、大学での研究テーマの設定にも影響したことが分かりました。濱田先生が仰っていた地に足をつけた活動をなさっていることが伝わりました。
FLYは自分の生き方に影響するプログラムなんですね。
といったさまざまな感想をいただきました。
参加した感想
今回のイベントに参加して、体験学習について、運営に関わっている方々がどのように考えているのかを知れたことは非常に面白い学びでした。
特に、藤井元総長の「今の学生に足りていないのは現実とぶつかり合う経験ではないか」というお話は、非常に共感するところがあり、自分の中で再度よく噛み砕いて考えたいお言葉だなと感じました。今後の探求学習の設計をしていくにあたって非常に示唆に富んだお言葉だと思います。
最後になりますが、このように素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。
最後
FLY Program含めて、大学には体験活動がいっぱいあります。
ぜひみなさんも、大学に入ったらさまざまな活動に参加してみて下さい!
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