2023年4月、小学5年生から中学3年生を対象に、東大セミナーから新たに「ドラゴン桜コース」が開講されました。今回講師を務めたのは、カルぺ・ディエム代表取締役社長の西岡壱誠(にしおか・いっせい)、所属講師の布施川天馬(ふせがわ・てんま)、永田耕作(ながた・こうさく)の3人です。
本記事では、講演の様子をメディア事業部の秋元保菜実(あきもと・ほなみ)がレポートします!
そもそも「東大セミナー」って何?
東大セミナーは、金沢市・野々市市・白山市にある創業37年の学習塾です。ただ勉強を教えるだけではなく、「なぜ学ぶのか」という動機付けについて生徒一人一人と真剣に向き合い、生徒の「どうせ無理だ」を「自分ならできる」に変えてその可能性をどこまでも引き出していきます。
今回新たに開講された「ドラゴン桜コース」で指導に携わるのは、東大セミナーの講師だけではありません。カルペ・ディエムに所属する東大生、その中でも「リアルドラゴン桜*」な人たちが中心となって指導に携わります。「ドラゴン桜」で描かれた桜木先生と生徒たちのように、講師自身の経験や学習メソッドもエピソードを交えて伝授され、生徒・保護者様への意識改革を通して、将来の夢や志に挑戦できる生徒の育成を目指しています。
*「リアルドラゴン桜」な東大生とは、「偏差値がそこまで高くないところから逆転して受かった東大生」や、「東大合格が当たり前でなかった地域や学校から努力して受かった東大生」など、漫画「ドラゴン桜」に近い経験をした東大生のこと。
ドラゴン桜コース開講の想い 勉強嫌いは当たり前
まず、西岡講師が生徒たちに「皆さんは勉強が好きですか?これまでどんな気持ちで勉強していましたか?」と質問を投げ掛けます。「好きじゃないなあ」「苦手だなあ」という表情を浮かべる生徒たち。
このドラゴン桜コースは、勉強嫌いな子、苦手な子、自信がない子、さまざまな状況にある生徒たちの「未来」を広げる手伝いをしたい!という想いから開講されました。
☑みんなが勉強を「納得して」「楽しんで」できるように
☑みんなの成績が「上がりやすく」なるように
☑みんなが「本気で行きたい」と思える大学に行けるように
☑みんなが社会に出てからも活躍できるように
こんな想いを胸に、大学そして社会に出てからも、軸となるような「力」を育むようなプログラムを展開していきます。
東大入試問題に挑戦してみよう!
初回の講義では、実際の東大入試問題を出題しながら「勉強する意味」について考えてもらいました。
東大入試問題は「勉強と社会」の関わりを考えられる問題がたくさんあります。
「なぜ勉強するのか」「なんのために勉強するのか」自分自身の納得感がないまま、ただ進めてしまうのではなく、勉強がどんな風に役立って、身の回りで使われているか考えることで、モチベーション向上を目指します。
さらに勉強中に生じる違和感や疑問をそのままにせず、隅々まで納得しようとする姿勢が大切なんだという熱いメッセージも伝えられ、勉強することで世界が広がる!ということを体感してもらえる機会となりました。
生徒の声
講演に参加した生徒や保護者の方々からは、
「些細なことにも疑問を持ち、深く考えることが大切だと学んだ」
「疑問について知ろうとすることが、結果的に勉強に通じるのだと気づいた」
といったコメントが寄せられました。
「なぜ学ぶのか」という勉強の動機付けについて、一人一人が真剣に向き合えたことが感じられる声がたくさんあり、筆者も今勉強することの大切さを考えさせられました。
担当講師から皆さんへメッセージ
西岡講師
みんな非常にこれからが楽しみな子たちばかりでした。正直、質問がこんなに来るとは予想していなかったです。地方からでも、そして地方だからこそ、学びをどんどん加速させて成績を上げていき、高く高く羽ばたいていって欲しいです。
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布施川講師
諦めなければどこからでも合格はできます。可能性は常に人の側にあります。どんな環境でも自分が頑張らなければ道は拓けません。誰かに頼る前に、まずは自分でなにか動いてみてください。
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永田講師
走り出す理由はちっぽけでいい。大きな目標や夢、誰もが認めるような誇らしい動機がなくても物事に全力になって良いんです。最終的に成功するのも失敗するのも自分だから、自分が思うように進んでください。まずは一歩踏み出してみましょう。走り出してみましょう。そうすれば、景色は変わります。最初はなんとなくで走り出したとしても、変わった景色の中に自分が本気になれるものが見つかるかもしれません!
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