先日、岩手県立黒沢尻北高等学校で、東大合格を目指した東大励志プロジェクトの報告会が行われました。報告会では、プロジェクトに参加している新3年生の生徒が、昨年度の取り組みを報告しました。本記事では、そのプレゼンテーションの内容や様子をメディア事業部のティティーがレポートします。
大人気漫画『ドラゴン桜』の作者として有名な三田紀房先生の母校でもある黒沢尻北高校。同校では、東大合格者を出すために学校内で東大励志プロジェクトが行われており、東大を目指す生徒10名の受験を支える取り組みが行われています。そのプロジェクトの一環として、昨年度4月から同プロジェクトの高校2年生を対象に弊社カルペ・ディエムと株式会社コルクによる『リアルドラゴン桜プロジェクト』が発足しました。この報告会では、プロジェクトに1年間参加してきた新3年生の生徒たちが、学びや意気込みを全校生徒と保護者の方々に共有いたしました。
報告会は、東大を目指す各生徒の自己紹介から始まりました。自分の所属する部活とともに、それぞれ志望する科類とその志望理由を順に発表していきます。そして、さっそく話は、プロジェクトの具体的な内容に移りました。東大を目指すことになった経緯や、弊社社長西岡壱誠との出会い、それを通してどのように成長できたかなどをひとつひとつ丁寧に説明していきます。水曜日の朝に生徒が自ら集まって開催する勉強会を通して学びを自分で”take”する(掴み取る)ようになったことや、合宿の一環として東大を実際に見学できたことで、東大が「雲の上の存在」から努力すれば手が届く「山の頂上」のような存在に変化したこと。プロジェクトを通して得られた学びを在校生に還元していく姿からは、仲間と協力しながら高い目標に向かって努力していく情熱がひしひしと伝わってきます。
報告会がまとめの場面に差し掛かり、生徒それぞれがプロジェクトを通して得られた自らの学びを発表し始めました。自分たちが直面した壁や悩み、そこから得た発見や成長をひとりひとり話していきます。生徒会と部活動を兼任している生徒は、ほかの人と同じように勉強時間が確保できないことに悩み、西岡講師に相談したところ「君は人よりも1時間の大切さをわかっている。だから強くなる。」という言葉をかけられたことをきっかけに、時間の過ごし方を意識する大切さを話しました。また、別の生徒からは、東大を目指すことに臆したり、自信を持てなかったりしていたが、ほかの人からの応援を通して高い目標に挑戦することの魅力に気づいたという話もありました。
自分の意志を強くもって、「前のめり」な挑戦を続ける黒沢尻北高校の新3年生。今年度はいよいよ勝負の受験の年です。引き続き黒沢尻北高校の3年生を全力でサポートしていきます!
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