「生徒の挑戦を促す環境づくり」をテーマに、創成館高等学校 岩永光弘先生と株式会社カルペ・ディエム 西岡壱誠が対談!生徒の積極性を引き出すことに苦悩する先生方に向けて、挑戦を後押しする仕組みを解き明かしていただきました。
岩永先生ってどんな人?~創成館高等学校の「仕掛け人」~
西岡:
本日はよろしくお願いします!早速ですが、岩永先生はどうして創成館高等学校の先生になったのですか?
岩永先生:
バブル景気が一転した就職氷河期に大学4年を迎えたのですが、バブルがはじけた後の日本社会は暗く、自分の将来に希望が持てない時期でした。就職活動もままならないまま12月を迎えたのですが、初めて大学の就職指導室の扉を開けた際に目の前に飛び込んできたのが創成館高校の求人だったのです。FAXで送られたA4用紙に「教員募集」とだけ書いてあって、書棚の横にセロハンテープ1枚で貼り付けられていました。在籍していたのは工学部でしたが、とりあえず教員免許だけは持っていたので「ここにします」と大学の就職担当者に告げて、採用試験を受けました。実は、創成館高校がどんな学校なのかさえ知らずに選びました。それなのに今年でもう26年も務め続けています。(笑)
西岡:
今の話を聞くと、当時の岩永先生は自分の進路選択に対して、とても受動的だったのですね。今、僕の目の前にいる岩永先生とは印象が全然違います(笑)。学校の様々な改革に取り組まれているのを見ると、人生において非常に「前のめり」な印象を受けます。先生にとって様々なことに挑戦したいという発想が生まれたのはどの瞬間だったのですか?
岩永先生:
「先生」になってすぐに担任を持たせてもらいました。私が経験したことの無いような高校生活を送る彼らには、最初から驚きの連続でした。何とか3年の月日が流れ、担当した子どもたちが迎えた卒業式の日。彼らの前に立った時に自然と頬を濡らす涙が、教師とはすごくやりがいがある仕事だと教えてくれたのです。高校は人生においてとても大切な選択ができる場所です。確かに人生はいつからでもやり直しが出来ますが、最初の大きなターニングポイントは高校だと思います。初めての卒業生を送り出した時、入学してくれた生徒たちが夢や希望を持てるような教育とはどんなものだろうと考え始めました。その時に本気で先生になろうと決めました。だから思い返すと、現在と比べるとルーキー時代の私は経験不足のダメな教師でした(笑)。
西岡:
そうだったのですね(笑)。最初の3年間はどんな感じだったのですか。
岩永先生:
ただガムシャラに、自分がそれまで経験してきたものを教えるだけ。要は、自分が受けてきた授業や自分が勉強してきたもの、学んできたものをそのまま伝えるだけです。昔からずっと変わらないスタイル、教室の中での1対多の教育です。今、思い返すと面白くないですよね。だから本物の教師になろうと思った4年目からは、本格的に様々なことに挑戦していくようになりました。未来は変わっていくから、このままでは駄目だと思ったのです。未来に生きる子どもたちを育てるとなった時に、彼らにどのような力をつけていこうかと考え、もがいていました。
西岡:
最初の卒業生というのは、どんな子たちだったのですか。
岩永先生:
すごい子たちですよ。それはもう大変でしたけど(笑)、今でも本当に仲良くさせてもらっています。
西岡:
大変というのは、やんちゃだったのですか。
岩永先生:
そうそう。というのが、創成館には学ぶ科・コースの選択肢があるのですが、私が持ったクラスは創成館にある他の科・コースに入れなかった子たちが、第2志望で回されたクラスだったのです。だから、そのコース(クラス)を第1志望として来たのは、40人中たった11人。残りの29人は、創成館高校の中でも、自分が希望するコースに入れなかった子たちでした。そもそも当時の創成館というのは、第1志望の公立高校も落ちて、第2志望の他の私立高校も落ちて入学するという学校だったので、生徒は入学時から完全に気分的に後ろ向きだったのです。選ばれに選ばれなかった子たちが入ってきていたので…。勉強に対してやる気など全く無いのです。それでも私の指導についてきてくれて、3年間過ごす中で創成館が大好きになってくれて。最後の卒業式の日に、クラスの皆と離れたくない、卒業したくないと全員が泣いてくれたのです。
西岡:
すごいですね。でも、その話を聞くと全然ダメな教師に聞こえませんね。
岩永先生:
「先生」って文字で書くと「先に生まれる」と書きますよね。だから実は、誰でも先生にはなれます。でも「先生」から「教師」になれる瞬間があります。それは、生徒が「教師」と認めてくれた時。生徒がいないと「教師」になれないのです。生徒が「教師」にしてくれます。自分では「教師」になったつもりでも、本当の意味では「教師」にはなれないのです。
創成館高等学校での改革~挑戦を促す鍵~
岩永先生:
次に担当したクラスの子たちからは、全然違うクラス経営になりました。今のマインドに近い経営スタイルです。それでも、7年目のときに持ったクラスは本当に大変なクラスでした…。
西岡:
7年目だと、ちょうど創成館高校の改革が行われたタイミングですよね?
岩永先生:
過渡期ですね。学力的には、あまりかんばしくないクラスでした。コースで言うと、工業系のクラス。大学などにもそんなに進みません。だから、この子たちが就職したり進学したりするときに何が大事になるかを考えて、資格を取らせることにしたのです。何の資格がいいのかなと思い、試行錯誤しました。実際に私自身が資格試験を受けてみて「これが良いだろう」と思ったものを選びました。例えば秘書検定だったり、福祉住環境コーディネーターだったり。生徒と一緒に様々なことを試しながら「あれが良い、これが良い」というものを探していった時期でした。
西岡:
なるほど。ではその時は、社会に出たときに自分の力で生きていけるようにという感じだったのですか。
岩永先生:
そうですね…。というよりまずは勉強する「きっかけ」ですね。自分は「やればできる」のだという自信を持たせるための仕掛けづくりでした。
西岡:
資格取得が生徒のモチベーションに繋がったのですね。資格の勉強を導入してから、コースや生徒に大きな変化などありましたか。
岩永先生:
私が10年目のときに、その工業系のコースは人気コースになり始めて、生徒が集まり始めました。創成館に行ったら様々な資格が取れる、と。私が入職したときはクラスが40人定員を満たさないどころか、第一志望者が11人しか入学していなかったコースだったのですが、改革から数年後には希望者だけで120人のコースが編成できるようになり、最終的に160人を超えるぐらい集まるようになりました。学校の評判が上り始めた最初の仕掛けとなりました。
しかし、今度は逆にシーソーのように減っていったのが普通コースです。普通コースは何の特色もないコースでしたので、その立て直しのために普通コースの主任になりました。それをまた変革していって、今度はそのクラスが40人しか集まらなかったところから、200人集まるようになったのです。
西岡:
すごいですね、なんというか仕掛け人というか。
岩永先生:
プランナーですね(笑)。でも、私はその仕組みを作っただけなのです。創成館の校風なのですが先生方はみんな、自分が主役だと思っているから(笑)。当時の教職員みんなで楽しく頑張りました。
西岡:
「環境作り」とか「仕組み作り」とかの話があるじゃないですか。学校の先生とかでもよく、クラスの雰囲気作りとか環境作りとかの話がありますけど、どうすれば、そんなことが可能になっていくのでしょうか。
岩永先生:
これはすごく単純で「ワクワク感」を与えるこということだと思います。それが叶う仕組みであれば、何をやっても良いと思います。例えば普通の勉強が苦手で結果が出せない生徒には、簡単な資格に挑戦させて、短いスパンで結果を出させる。合格することで生徒自身の自信に繋がります。ただし、資格の難易度に肌感覚は必要なので、教師自身も挑戦することは必須ですけれど。他にも、クラス内でのイベントを生徒自身に考えさせ自身で運営させる。クラスTシャツなどの作成も1つの手かもしれません。企画させ、文書を作らせ、業者と交渉させ、許可を各所からとらせる。初めて形が見えた時の喜びは何ものにも代えがたいものになります。
創成館高等での改革~「7つの習慣」~
岩永先生:
普通コースの子は、ただなんとなく目的を持たずに入ってきたりする子が多かったのです。でも逆にいうと、高校に入ってきたあと何色にでも染まれる。だから、入学後にやりたいことを選べるような仕組みを作って、その中で様々な刺激を与えるようにしました。
西岡:
具体的にはどんなことをされたのですか。
岩永先生:
当時の普通コースの子たちは、自分に自信がない子が多かったのです。勉強するでもなく資格を取るでもなくという気質の生徒が多い中で、何が良いかなと思った時に、その当時私が勉強していたナポレオンヒル氏の著書「思考は現実化する」のPMAプログラム*に辿り着きました。このプログラムを高校生にも教えられないかなと考えました。
残念ながら高校生向けのPMAプログラムは存在しなかったのですが、岡山の校長先生が出された著書を読んで「7つの習慣」を高校生向けにアレンジした教育プログラム「7つの習慣J」が存在することを知りました。「7つの習慣」は、成功し続けるための土台となる人格を築くために必要な原理・原則をまとめたものです。本校の校長とのミーティングで話を出すと、校長が学校再建のために一生懸命に勉強していている時に出会ったのも「7つの習慣」だったことが分かりました。2人の思いが一致して、本校でも導入できないかという話になったのですが、「7つの習慣J」を教えるためは資格がないと導入できないので、私が東京に行って資格を取りました。
*PMAプログラム:Positive Mental Attitude(積極的な心構え)。成功への行動理念を、17のステップにまとめて体系化したプログラム。
*7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー博士が成功者たちの共通点を観察し、その原則をまとめたもの。
西岡:
なるほど、そういうことだったのですね。
岩永先生:
教え始めて3年後の2012年、「7つの習慣J」を教えていた生徒が、学んだことを使って参加する「チャレンジカップ」という大会に出たいと言ってきました。するとなんと、その全国大会で最優秀賞をとって、そのときのプレゼンが感動を呼んで書籍化されて、さらにテレビドラマ化されて…*。周りの先生方も興味をもってくださり、自分も教えたいという方が増えました。今では創成館の先生はみんな「7つの習慣J」を教える資格を持っているのです。そうして、普通コースも人気コースになりました。
*7つの習慣Jチャレンジカップについてはこちら
→7つの習慣Jチャレンジカップグランプリ受賞!!
西岡:
生徒さんからチャレンジカップに出たいという気持ちが生まれたのですね!「7つの習慣」は、岩永先生から見て、どこが良いとお考えですか。こういう良さがあるというか。
岩永先生:
高校はいわゆる勉強するところですよね。高校で勉強するというのは、教科を勉強することじゃないですか。「授業」という文字の「授」は手偏をとったら「受」。日本語では受け身になりがちです。私の大好きな作家でもある西岡壱誠氏の講演で教えて頂いたのですが、「授業を受ける」を英語にすると take a class。英単語の“take”* を使います。受動的ではなく、能動的に、自分で何をすべきかを考えることが大切ですよね。
私は日本の教育に欠けているのは、ビジネス感覚を身に着ける事だと思っています。自分をマネジメントする。自分をマネジメントすることって、ビジネスで大切な要素の1つだと思うのですね。「7つの習慣」の第2の習慣に「終わりを思い描くことから始める」というのがあります。要は「目標」「目的」「何のために」が大切だということです。生徒たちが「何で勉強すべきなのか」が分かって、自分の目標に気づいたときに、じゃあ自分はここの大学に行きたいから、これだけ勉強しないといけない[絶対量]というのが分かる。そうした目標設定、しかも自分にとって適切な目標設定方法が学べるのが「7つの習慣J」の良いところですね。
*”take”: “take a class”=授業を受ける
西岡:
大学受験の面で見ると今の時代の子たちって、背伸びせずに自分の手が届くところぐらいまでしか目指さない傾向がありますよね。だからこそ、小さな成功体験を積み上げることが大事なのかな?昔だったら、なんか自己肯定感とか、自己効力感が高かったから、何でも目指すことが出来たけど、今の子たちはスモ―ルステップを[積み重ねて]いかないと、[高い目標]を目指せないというのはありますね。
岩永先生:
たしかに。少しだけ手を伸ばせば届くという場所があることに気づかせる。小さなステップをたくさん積むことで、成功体験を積ませることで、少しずつステップが大きくなるのでしょうね。子どもたちに、「やってみようかな」と思わせるきっかけが大切だと思います。
西岡:
「7つの習慣J」が、子どもたちの挑戦を促すきっかけになっているのですね。
岩永先生:
確かにきっかけの1つになっていると思います。「7つの習慣J」だけではなく、学校生活のイベント、体育祭、文化祭など、自分で企画したことが成功したら「あ、自分ってこんなことができるのだ」とか、「こんな仕事って楽しいな」と言う風に気づくのです。
学生が失敗を恐れずに挑戦できる環境づくりとは
西岡:
御校でいろいろなイベントが実施されているのは、生徒さんたちが様々なことを企画して挑戦している証拠ですね。
岩永先生:
そうですね。こんなことをやりたい!と生徒から言われた時、基本的には否定しないようにしています。たくさん失敗しますけどね(笑)
西岡:
でも、「やりたい!」と言ったことは絶対否定しない!と。
岩永先生:
高校生って何も教えないと、手のひらが上を向いているのです。手のひらを上に向けて「教えてください」という状態なのです。基本的にほとんどの子が、自分の手のひらの上に誰かが乗せてくれるのを待っている状態なのです。だからこそ、その手のひらをひっくり返して、自分でつかみとれるような仕組みや環境を作る事が必要なのです。自分でやりたいことを選ぶことで、責任感が出てくるから。
西岡:
今の例えはすごく面白いですね。与えられたものばかりに頼る受動的な姿勢から、自分からつかみ取りに行く能動的な姿勢へと変えていく仕組みづくりがポイントなのですね。
岩永先生:
長崎は地方なので、国公立志向がものすごく強いです。地方だから、国立のブロック大学に入れるのであれば万歳。つまり、その学力まで手に入ればオッケーです。その学力まで到達したら、後は惰性。合格したらそれで終わり。だからこそ、大学に入学するところで【学び】がストップしないように、個人としてさらに上を目指せるきっかけを与える事が大切だと思うのです。
本校の場合、たまたまそのツールになったのが「7つの習慣J」でした。20歳になったとき、30歳になったとき、40歳になったときに、自分がどのような姿になっているかをまず決めて、そこから逆算することによって、今の自分が何をすれば良いのかが見えてきます。
西岡:
たしかに何も教えないと、目標や夢が手の届く範囲になってしまいがちですよね。別にそれが良いか悪いかは一概に言えないですが、僕はもっと馬鹿みたいな大きい夢を持っていいと思います。
実は昨日、九州大学で読書の研究をされている先生のところに、お話を伺いに行きました。そこで「読書の良い部分とは、どこだと思いますか」と訊ねたら「動画は見るものだから、受け身になりがち。でも本は自分でページをめくらないと読み進めません。だから本質的には、読書というのは絶対に受け身になりえなくて、自分からやるもの。つまり、能動的なものなのです」といった話を伺いました。しかもその話の中で、本を読んで様々な知識を得られる人というのはどのような人なのかというと、目的を持って読み進められる人だそうです。やはり目的を持つことが大事ですね。先生も、目的をもって本を手に取らないとなかなか読み進められないと仰っていました。今は、どうしても動画を見る事が多いじゃないですか。だから、読解力が落ちているのは時代の問題で、動画が受け身なメディアだから、能動的な読書が苦手になっているのではないかという話になる。
学校では、生徒が目的をもって何かに挑戦できる仕組みをどのように作ったり設計したりしていくか考えることが重要ですよね。
* 九州大学の読書研究者・寺田さんのインタビューはこちら(カルペディアリンク)
生徒の挑戦が秘める可能性と学校現場のこれから
岩永先生:
最近気づいたことがあります。実は一昨年、台湾の大学と提携しました。台湾の大学に行ってから授業についていけるように、台湾に行く生徒には前もって中国語を勉強させます。台湾進学を選ぶ生徒が全て、偏差値が60や70もある子だけではないですし、むしろ英語が苦手な子も多いです。英語と中国語は苦手だけど、将来は絶対に必要になるはずだから、勉強したくて台湾に行くぐらいのテンションです。
普通の感覚だと、中国語を勉強して喋られるようになるまで最低でも1年はかかると思うじゃないですか。だって普通の日本人は、中1から勉強し始めた英語を、中2になった時に喋られるようにはなってないですよね。だから、中国語の習得には時間がかかるのだろうなと思って見守っていたのですが、みるみるうちに会話が出来るようになっていったのです。
どうしてだろうと思って、その子がオンラインで勉強している様子を見せてもらったら、英語が苦手なはずなのに中国語を英語で教えられていました。教えている先生は中国語と英語は話せるけれど、日本語は話せないそうです。だから、共通語である英語を使うしかありません。すると不思議なことに、英語もわかるようになるし、中国語は「勉強しよう」という思考になっているから一気に伸びるんです。これってすごいメカニズムだな、と気づかされました。
西岡:
英語を学ぶのか、英語で学ぶのか、ということですね。
岩永先生:
これって学習のメカニズムなんじゃないかと思います。数学が苦手な子に英語で数学を教えるとか、英語が苦手な子に世界史を英語で教えるとか、様々な教科をミックスさせる。これが、もしかすると文科省が求めていたことかもしれないと思ったのです。2025年の改革でやりたかったことかもしれないです。科目って英語と数学と国語のような感じで分かれているけれど、実社会では分かれていないじゃないですか。だからこそ、様々な科目をミックスして教えていくと学習面では効果的だと思います。
西岡:
今やっぱり学校で求められているのは、生の体験といったものなのでしょう。今の話やさっきの学校行事の話もそうですけど、生徒が何かに挑戦しようと思える仕掛けづくりが鍵なのでしょうね。
岩永先生は、学校としてどうすれば生徒の前のめり度を上げられると思いますか。最近の課題というか。
岩永先生:
濃度ですよね。1対1なのか、1対40なのか。
西岡:
先生方と生徒の比率の問題ですね。
岩永先生:
創成館は800人に対して、常勤が60人くらいなので、生徒一人ひとりに見せられる景色が、どうしても14分の1になります。だからといって、1人の生徒を優先して残りの13人を犠牲にするというわけにはいきません。
西岡:
しかし、先生と生徒の比率の問題は、学校である以上仕方のないことだとは感じますが。
岩永先生:
だからこそ、60人の先生の中で、生徒の人生や価値観を変えるきっかけとなる教師がいるかが重要だと思います。1人で2人分、3人分の情熱を持った先生がいると最高です。40人では変わらなかったものが、41人目の先生が出てきたときに変わるということもあれば、5人目の先生がその鍵を握るということもあります。1人でも生徒を変えてくれる先生がいれば、相乗効果で全体の生徒を高めることができます。教育現場にとって大切なことは、きっかけとなる「熱い先生」が何人いるかですね。本当に本校はその面で恵まれています。
西岡:
教育現場では、人生「前のめり」になれるきっかけをいかに生徒に与えられるかこそが、子どもたちの挑戦を促す鍵となるのですね。
本日のお話を聞いて、弊社カルぺ・ディエムとしても子どもたちの挑戦を導く仕掛けづくりにこれからも携わっていきたいなと改めて強く思いました。本日は、本当にありがとうございました!
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