勉強に集中できないと感じることは、誰しも一度は経験するものです。
人間の集中力の持続時間は45分、集中力の限界時間は90分という研究もあります。
ただし集中力がどれほど持続できるかは、成績や受験の結果に直結すると言っても過言ではありません。
日常生活にはさまざまな誘惑が存在しますが、取り入れ方によっては集中力を高めるツールにもなるのです。
この記事では、勉強に集中できなくなる原因を知り、自分なりに集中力を高める方法を実践できるような方法をご紹介します!
勉強に集中できない原因を探る
自分の部屋が最もサボりやすい理由
自分の部屋には、ベッドや漫画、スマホといった誘惑がたくさんあります。言わずもがな、これらは集中を妨げる大きな要因です。自分の部屋で勉強することで自分が堕落していると感じたら、思い切って環境を変えて、集中しやすい場所を探してみるのも良いでしょう。図書館やカフェなど、適度に緊張感のある場所で勉強してみましょう。
ただし、自分が雑音がある場所、例えばカフェで集中できるタイプなのか、図書館や自習室など静かな場所で集中するタイプなのかは知っておく必要がありそうです。
目標設定は適切ですか?
目標が明確でないと、なかなかモチベーションを保つのは難しいといえます。最終的に達成したい目標をノートに書きだし、それを達成するための具体的な目標をいくつか立てることで、より目標が現実的なものに感じ、勉強への意欲を高めることができます。
また目標設定をするだけでは勉強の方向性が定まらず、やる気や集中力を失いやすくなります。自分のお気に入りのノートなどを使って毎日の学習スケジュールを立てることで、自分の進捗を確認し、目標達成のために何が足りていないかを再認識することもできるようになります。
集中力を向上させるために
勉強をルーティンにしよう
継続は力なりと言われても、自分は継続するのが苦手なんだ!という人は、勉強を毎日のルーティンに組み込んでしまいましょう。
朝起きて歯を磨いたり、寝る前に入浴したりするこれらのルーティンは、無意識のうちに行動していますよね。そうした行動に勉強をセットしてしまうことで、勉強も自然に自分の生活に溶け込むようになります。例えば朝起きて歯を磨いたら、ご飯を食べる前に30分机に向かう、帰りの電車でリスニング音源を聞く、など自分のスケジュールに合った方法を考えることができます。
自分自身のペースを作り出し、集中する時間を意図的に作り出しましょう。
環境を変えることで集中力を高める
いつもと違う場所で勉強することで、新鮮な気持ちで集中できます。自習室や図書館、カフェといった場所は勉強に対するマンネリ化を防ぐのにうってつけですが、実は家の中でも、階段で単語を覚えたり、リビングで数学を解く、など少しだけ場所を移動するだけで脳をリフレッシュして集中させることもできます。
勉強している最中に眠くなってきたら、カフェイン以外でも積極的に脳に刺激を与えるようにしましょう。
スマホを親に預ける/見えない位置に隠してもらう
どうしてもスマホの誘惑に勝てない場合は、親に預けてしまうのも一つの方法です。物理的にアクセスできない状況を作ることで、勉強に集中しやすくなります。スマホをタイマーとして使う人もいる反面、息抜きに5分SNSを開こうとして、2時間も時間を浪費していた!なんてこともざらにあります。
自分の意思だけではどうしても克服できない場合には、周囲の協力を得ることも重要です。
勉強をゲームのように楽しむ方法
私たちは好きなゲームに夢中になっているときや、映画に没頭しているとき、無理に集中しようとしていないはずです。
ということは、勉強も自然に意識を向けることができる場面を増やすことが大切だといえるでしょう。勉強において集中力を発揮するためには、自分が興味を持てるように前のめりに取り組む姿勢が必要です。無理に集中しようとするのではなく、勉強をゲーム感覚で楽しみ、自然に集中できる状態を作り出しましょう。例えば、英単語を覚える際にマジカルバナナを取り入れたり、車のナンバープレートを使って四則演算の練習をしたりすることで、楽しく学べます。
無理に集中しようとするのではなく、自分にとって自然な形で集中できる状態を作り出すことが、集中力を持続させる鍵となります。
また東大生の約6割が「受験で大切なことは集中力である」と答えており、集中力を高めることこそが合格への鍵であると認識しています。詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね!
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まとめ
これまでは勉強なんて何が楽しいんだ!と思っている人も、勉強する場所や仕方を工夫することで、簡単に良い成績を取ることはできます。ただ机に向かうのが勉強ではありません。
ぜひ自分なりに楽しく勉強に集中する方法を見つけてみてくださいね!
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