カルぺ・ディエムの西岡壱誠講師が、2023年12月28日に黒岩尻北高校の東京大学を目指す高校2年生を対象に「長期休暇の時の勉強スタイル」というテーマでオンライン講義を開催しました。
「リアルドラゴン桜プロジェクト」とは?
ドラゴン桜の作者、三田紀房先生の母校「岩手県立黒沢尻北高等学校」では、
東大合格者を出すために学校内で取り組んでいる「東大励志プロジェクト」の一環として「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施しています。
カルペ・ディエムに所属する東大生、その中でも地域格差・情報格差など、さまざまな逆境を乗り越えた「リアルドラゴン桜」な人たちが中心となって、生徒たちの指導に携わります。
「ドラゴン桜」で描かれた桜木先生と生徒たちのように、講師自身の経験や学習メソッドもエピソードを交えて伝授され、将来の夢や志に挑戦できる生徒の育成を目指しています。
本記事では、授業の様子をメディア事業部の吉田がレポートします!
今回は勉強の集中力が切れがちな長期休暇の勉強法について、東大生へのアンケート結果も踏まえつつ解説しました。
まずは勉強場所。「家で勉強派?外で勉強派?」と西岡講師は問いかけます。東大生に聞いたところ、家派が65%、外派が35%という結果になりました。
冬休みは集中が阻害されがちなので、心機一転外で勉強してみるのも良いかもしれませんね。
次に時間の使い方。 西岡講師から以下のようなルーティンの提案がありました。
【6〜8時】「ベッドの中で」勉強をする
遅寝遅起きになりがちな長期休暇ですが、本調子を出すため起きる時間は固定すると良いそう。スマホアプリや動画など、横になりながらでも勉強に触れることが重要です。
【8〜12時】「続きから」の勉強をする
前日の続きから勉強を始める東大生が多いそうですが、これにより机に向かうハードルを下げられます。とにかく勉強開始を遅くしないことが肝心です。
【12〜13時】昼食と昼寝
多くの東大生が昼食に加え昼寝もしているようです。勉強はどうしても脳に負荷がかかってしまうので、リフレッシュは大事です(もちろん寝すぎない範囲で)。
【13〜14時】「テストを実施」してみる
だらけやすい午後一発目の勉強は時間を測りテスト形式に。真剣に取り組むことで緊張感を持てます。
【14〜18時】テストをもとに復習する
テストを成績向上に繋げるには「できなかったところ」の穴埋めが重要です。
何をやれば良いか分からなくなりがちな長期休暇ですが、できない所を明確にすれば時間を無駄にせずに済むのです。
【18〜20時】夕食と風呂休憩
このタイミングで一旦休息を取ることも大切。とはいえメリハリを付けてこの時間からは勉強!と決めておくと良いでしょう。
【20〜23時】難問に挑戦または暗記
実力の限界に挑むもよし、寝ている間に記憶が定着しやすいことを利用してもよし。
次の日の朝のために敢えてキリが悪いところで止めるのも有効でしょう。
【23時〜】早めに就寝
睡眠不足では良質なパフォーマンスを発揮できません。東大生には7時間以上は睡眠時間を確保していた、という人が多いようですよ。
もちろん全員に当てはまるとは限りませんが、このようにサイクルが確立されていると良い結果になりやすいようです!
最後に西岡講師から「源氏物語のストーリーを知っていますか?」という質問が。作者の紫式部は大河ドラマのモデルになりましたね。実は古文は源氏物語を知っているかで差がつくのです。
ここでは省略しますが、源氏物語を知るといかにその後の物語の源泉となっているかが分かりますよ。
今回の授業も糧に、黒北のみなさんが実りのある冬休みを送れるよう祈っています!
公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!
カルペ・ディエムでは、学校や保護者のみなさまが抱える懸念やニーズに応える形で、講演・講座・ワークショップを提案し、それらを実施しております。
生徒の皆さんの大学選びや学部選びのワークショップ、モチベーション向上を目的とした講演、独自の探究学習授業、長期休暇中の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しております。
私たちの講師は現役東大生で 偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめ、地域格差や経済格差などの多様な逆境を乗り越えた講師たちが、生徒の皆さんに寄り添って全力でサポートいたします。
ご質問やご相談だけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。