※本稿は、西岡壱誠(著)『頭のいい人だけが知っている世界の見方』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
頭がいい人が見ている世界は美しい
みなさんが街を歩くとき、みなさんの目には、どんな風景が広がっていますか?
例えば電車を降りて、駅から出て、信号を渡って、会社に着くまでの10分程度の間に、どんな景色を見るでしょうか?
当たり前ですが、電車を見て、駅を見て、改札を見て、信号を見て、そして会社の建物を見ることでしょう。
なんの面白味もない生活を送ることと思います。
でも、人によっては全然違う景色が見えて、全然違う面白さを感じているのです。
電車好きなら、「あ、この電車は○○って電車だな」と楽しめるでしょうし、駅名を見て「あ、渋谷って『さんずい』と『谷』ってことは、水害が多いんだろうな」と考えることができるでしょうし、信号を待っている間に「この人の動きって、関数で考えるとこういうグラフが作れるよな」と思うことができます。
同じ景色を見ていたとしても、知識や教養・思考の型があれば、全然違う景色が見えて、なんの変哲もない景色であっても、「面白い」と感じるのです。
つまり、楽しめるポイントが増えるんですよね。日本史を勉強したら歴史博物館が面白くなるように、数学を勉強していれば、国語を勉強していれば、英語を勉強していれば、理科や社会を勉強していれば、世界が違って見えて、そしてそれが楽しいのです。
この本について
本書では、そんな「世界の楽しみ方」を伝えます。東大生が見ている世界がいかに楽しいのか、どんなに世界が色鮮やかに見えているのかということについてまとめさせていただきました。「こんな景色が、こう見える」という面白さをみなさんに知ってもらい、明日からただ街を歩いていても面白いと感じられるような体験も提供したいと思います。
ぜひ、楽しんでください!
頭がいい人だけが知っている世界の見方
著者:西岡 壱誠
出版:KADOKAWA(2025/1/15)
「頭のいい人の世界の見方」を知るだけで、日常の解像度が劇的にアップ!
知識を吸収し、賢くなる日常のヒントが満載!
頭のいい人の思考法や観点を、あなたも体感してみませんか?
「どうして、あの人は勉強していないのに頭がいいの?」
そんな疑問に答える著書累計90万部超の東大生ベストセラー作家が贈る最新作。
頭のいい人は、日常をどんなふうに見ているのか?
同じ日常を送っていても、知識の蓄積や物の見方次第で、得られる発見や洞察はまったく異なります。
本書では、頭のいい人が世界をどう見ているのかを具体例とともに解説し、その考え方を身につける方法をお伝えします。
たとえば――
探求心を持つと、何気なく目にしている言葉にも「この定義って何だろう?」と疑問を抱き、新たな発見が生まれます。
日常生活で「なぜ?」と問い続け、その答えをつなぎ合わせることで、連続的な学びを得ているのです。
つまり、頭のいい人は脳内で〈学習の自動化〉を実現しているのです!
この本を通じて、あなたも日常の中で賢くなる視点と習慣を手に入れましょう!
公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!
カルペ・ディエムでは、学校や保護者のみなさまが抱える懸念やニーズに応える形で、講演・講座・ワークショップを提案し、それらを実施しております。
生徒の皆さんの大学選びや学部選びのワークショップ、モチベーション向上を目的とした講演、独自の探究学習授業、長期休暇中の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しております。
私たちの講師は現役東大生で 偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめ、地域格差や経済格差などの多様な逆境を乗り越えた講師たちが、生徒の皆さんに寄り添って全力でサポートいたします。
ご質問やご相談だけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。