中高生向け!面白い自由研究のテーマを見つけるヒント

自由研究の季節がやってきました!

自由に研究しろといわれても、何をすればいいの…?というそこのアナタ!

日々の生活の中で気になったことを考えてみましょう。あなたの趣味に関する分野で深掘りできそうなことがあればそういった話題も良いでしょう。もしあなたが料理が趣味であるのなら、料理に関係する自由研究でも良さそうです。鉄道に興味があるならその関連の話題は色々あります。ぜひこの記事を参考に、自由研究の第一歩を踏み出してみてください!

目次

自由研究のテーマ選びのポイント

社会問題について考えるテーマ

近年のSDGsや地球温暖化、格差、貧困などの話題は目まぐるしく変化するため経時的に研究してみても面白いと言えます。しかし、一般論を述べるだけでは面白くありません。あなたの身の回りの状況、具体例を踏まえて研究してみてください。内容によっては新しい視点を社会に与えられるかもしれません。

具体例

・地球温暖化対策と戦争の相関

・SDGsに反対する人の意見

・東京大学に女子学生が少ない理由

科学・技術の最新トピックを取り上げるテーマ

最新技術を開発したり、実際に触れたりするというのはかなり難易度が高いかもしれませんが、科学館や博物館を訪問して気付いたことや、こんなものあったら便利だなという中高生ならではの視点を大切にすれば、面白いことができる可能性があります。たとえばその技術の社会的意義、適応できそうな場所などを考えてみても良さそうです。

具体例
・フライパンの形状による温まりやすさの違い
・透過型液晶の実際の活用事例と今後の活用方法
・明石海峡大”橋”を割り”箸”で作ってみた
・万博会場の建築技術を調べてみた

文化・芸術に関するテーマ

歴史の偉人を徹底リサーチするというのも面白いかもしれません。一つのことをじっくり調べてもいいですし、共通点などに着目した研究も良いかもしれません。

具体例
・新紙幣の登場人物の逸話とやらかし集
・有名作曲家が好んだ調は?
・平成のミリオンセラー曲の歌詞の特徴(母音をみてみたり・・・)

自然界の神秘に迫るテーマ

自然界というのは身近にあるので研究対象にしやすいですが、テーマを検討しないと一般論を記述するだけになってしまいそうです。ここではテーマをよく検討し、オリジナリティーを高めてみましょう。

具体例
・人工甘味料にアリやゴキブリはよってくるのか
・植木鉢をひっくり返して吊るすと重力に従って早く育つのか
・水たまりの生態調査

あわせて読みたい
東大生の自由研究「海水の塩分濃度について」 多くの小中学生を悩ませるのがやはり「自由研究」です。自由研究はテーマの設定から自分で考えなければならないことが多いので、何をすれば良いか分からない、という人も多いでしょう。今回はそんな人のために、東大生の自由研究を紹介しながら、研究の進め方について説明していきます!

身近な興味を解明するテーマ

自由研究のテーマとなりうるような話は案外日常生活の中に潜んでいるものです。

日頃の不思議に気づいていないことは多いでしょう。そういったことを検討してみると、この世の中の見え方が少し変わるかもしれません。

具体例
・鉄道の線路の距離あたりのジョイント数の地方と都市の違い
・ジブリ映画とディズニー映画に出てくる『ありがとう』の数
・納税額と毛量の相関関係
・M-1グランプリの優勝者の法則
・ソフトバンク社の資産量の推移と景気
・食パンをトースターで限界まで焦がし続けたらどうなるのか
・世論調査のやり方と有効性

未来の社会を予測するテーマ

課題の自由研究以外ではなかなか扱いづらいのは未来についてのことでしょう。未来の話はどうしても予想がメインになってしまい、エビデンスを用いた学術的な記述は難しいかもしれません。しかし、一定程度論理的な展開を考え、それに基づいて論を展開すると自由研究として成立するのではないでしょうか。

具体例
・SDGsの次を考えてみた
・身の回りの色々な格差(賃金、男女、新聞社など)
・円相場の予想方法

おわりに

各地域で自由研究発表会などが行われている事例があるので、調べてみるのも良いかもしれません。中高生ならではの視点を大切にして、あまり硬く考えずに楽しくさまざまなことに興味をもつきっかけにしてみてください!


公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!

カルペ・ディエムでは、学校や保護者のみなさまが抱える懸念やニーズに応える形で、講演・講座・ワークショップを提案し、それらを実施しております。

生徒の皆さんの大学選びや学部選びのワークショップ、モチベーション向上を目的とした講演、独自の探究学習授業、長期休暇中の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しております。

私たちの講師は現役東大生で 偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめ、地域格差や経済格差などの多様な逆境を乗り越えた講師たちが、生徒の皆さんに寄り添って全力でサポートいたします。

ご質問やご相談だけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メディア事業部、教育事業部。
学校推薦型選抜で入学し、現在東京大学1年生です。関西出身。
高校の時は放課後に地元を散歩し、地域の人と交流したりしていました(受験の前日もやっていたことは内緒)
今年の夏休みに2ヶ月かけて日本縦断(いわゆる最長片道切符の旅)をするなど、旅を趣味としています。放課後に温泉に行ったりします。
瀧廉太郎のファンです。荒城の月を目覚ましにしています。
日本の文化を次の世代へ伝承するための地方創生に向けて大学で勉強中です。

目次