【東大生が教える!】正月ボケの解消方法

皆さんこんにちは!そして、明けましておめでとうございます!
教育事業部の永田です。今年もよろしくお願いします。さて皆さん、元気に過ごしていますか?正月ボケ、していませんか?

目次

そもそも「正月ボケ」って何?

正月ボケというのは、年末年始のイベントが続く期間によって生活リズムが崩れてしまい、日常生活になかなか戻れない状態のことを指します。正月ボケになると、自分はだらけてしまっている、と落ち込む人もいるかもしれませんが、実は正月ボケは医学的に証明されている現象なのです。

正月ボケの原因はいろんなものがありますが、一番の原因は体内時計の狂いだとされています。年末年始は夜更かしをして家族や友達と一緒に過ごしたり、テレビを見たりすることが多いため、睡眠のリズムが変化します。すると、人間の体はその変化したリズムに対応しようとするため、年末年始が明けて通常の生活になった際に元に戻すことも大変になるのです。

東大生の「正月ボケ」エピソード

この「正月ボケ」、僕は悪いことばかりではないと思っています。
正月ボケをしてしまうのは、年末年始がとても充実している証でもあります。心や体をリフレッシュできるような遊びや休暇の時間もとても大事であり、ずっと肩肘張って生活する必要はもちろんありません。ぶっちゃけ、正月ボケなんてなって当然だ!くらいに思っています。

僕も高校2年生のときに、見事に正月ボケをしてしまったことがありました。

高校2年生の年末に、家族で韓国に旅行に行きました。12月30日から1月2日までの3泊4日の旅行で、僕にとって生まれて初めての海外での年越しになりました。韓国の中でも人気な年越しスポットである”鍾路”でのイベントに参加し、大勢の人と新年を祝うなど、これぞ年末年始、と言わんばかりのはしゃぎっぷりでした。せっかく海外まで来たのだからと、普段なかなかやる機会のない実際の氷でのスケートを楽しんだり、焼肉やカンジャンケジャンなどの韓国料理を堪能したり、とても楽しい旅行になりました。

その反動もあり、旅行から帰ってきて部活が再開する期間になっても、なかなかスイッチが切り替えられませんでした。最終的には、3学期の授業が始まってからも授業中にうたた寝をしてしまうくらい正月ボケが続いてしまいました。日本史の教科担当の先生に目の前まで来て起こされたことを今でも覚えています。

「正月ボケ」の対策方法は…?

先ほども話した通り、年末年始という非日常で普段できないような楽しいことをするのは良いことだと思っています。しかし、だからといってずっとだらけて良いかというとそうではありません。普段の引き締まった生活があるから年末年始の非日常が楽しく感じられるのです。そのため、学生であれば学校が始まるタイミングくらいでは普段通りの生活リズムに戻さなければなりません。僕みたいにならないようにね。

ここからは、正月ボケの対策方法としてぴったりなものがあるので皆さんに紹介しようと思います。それはズバリ、「1月の早いうちに大事な予定、イベントを入れておく」ことです。

皆さんは、普段あまり力を入れて練習していなかったことを、大会や発表会の前になって急にちゃんと練習し始めた、という経験はありませんか?

人間は、何かの本番や試合などの大事な機会が近づくと、物事に集中しやすくなる傾向があります。それにはさまざまな要因がありますが、「本番で失敗したくない」「少しでも良い姿を見せたい」という気持ちの現れが大きいでしょう。

つまり、1月に大事な予定があれば、年末年始で正月ボケをしてしまっても「このままではいけない!」と思ってすぐにリズムを戻すことができるのです。

当時の僕の場合は、韓国旅行で完全に脳内が休暇モードになってしまったので、1月に入ってから最初の土日に通信教材の模擬テストを行うようにしました。そうすることで、「どうせ解くなら低い点数はとりたくない」と思うようになり、勉強のスイッチが入りました。

このスイッチの入れ方は人それぞれで良いと思いますが、何かしらイベント事を作ることは重要です。そしてこれは、リズムを戻すことだけでなく、実は受験にもつながるのです。

大学受験をする受験生の多くが受験する「共通テスト」という試験があります。この試験は、毎年少しずつ日程は変わりますが、1月中旬に行われるのです。つまり、年が明けてから2週間ほどであっという間にこの大一番がやってくるのです。

この新年早々の受験を乗り越えるためには、今のうちから新年のスイッチの入れ方を身につけておく必要があります。そのためにも、「新年早々にイベントを作る」ことをぜひ実践してみてください!

終わりに

いよいよ新しい一年が始まります。時間はぼーっとしているとあっという間に過ぎてしまうので、年が変わって短い今のうちに、「今年はどういうことをやりたいか」を明確にして目標を立てておくと良いと思います。それは勉強でも、スポーツでも趣味でも、なんでも良いでしょう。この記事を読んでくださった皆さんが、何かに集中できる1年を過ごせることを祈っています!


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この記事を書いた人

理系で東京大学に入学したが、教育をより深く学びたいと思い現在は教育学部に所属。高校まではずっと野球部に所属し、大学でも野球を続けている。趣味はピアノと旅行で、旅先のストリートピアノで流行の曲を弾くことが一番の楽しみ。

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