【試し読み】東大生ラッパーが教える ラップで学ぶ世界史

大雑把なのに超わかるいちばんやさしい世界史入門書!

「世界史が好きになれない」「どうしても苦手」という高校生は少なくありません。

その理由は大きく分けて3点あります。

1.全体像や大きな流れが掴めないまま、 細かい話を暗記しなければならない

2.抽象的で難しい単語が多い

3.とにかく暗記量が多い

「自分に当てはまる! 」という方も多いでしょう。

本書は、この3つの問題点に対応する形で書かれています。

とにかく「一度、世界史の全体像を掴む」ことをコンセプトに、世界史を18個の時代に区切って大雑把に全体の流れを掴んでいきます!

時代ごとに覇権を握った「強い国」を中心に据えて、その時代の特徴をわかりやすく説明し、ラップにしました。

また、なるべく難しい単語は使わず、難しい単語が登場した場合でも大雑把に内容を掴めるようなわかりやすい説明をつけるようにしています。

そして、とにかく登場する固有名詞の数を減らしました。出てくる人名や事件名、年号など、世界史の参考書でもトップクラスに少なくしてあります

※本稿は、法念著『東大生ラッパーが教える ラップで学ぶ世界史』(彩図社)の一部を再編集したものです。

目次

世界史を攻略するには??

最初は、各地域の細かい話は斜め読みで構いません。各時代にどういう動きがあったのか、大雑把な特徴をとらえることを目標にしてください。各時代の流れを説明した Chapter2 以降の内容ももちろん大切なのですが、各章の間に“TRACK、として入れている「世界史 重要語句」の解説こそ、ぜひ読んでほしいと思います。高校生が世界史を動強するなかで引っかかりやすかったり、難しく感じて理解の妨げになりやすい語句を集めました。ここを読むだけでも、世界史の解像度が一気に上がるはずです。解説されている語句はそのまま本文にも登場しますので、本文を理解するためにもぜひ頑張って読んでみてくださいね。

また、学校の授業を聞いたり、教科書や別の参考書を読むときに、「この本の〇〇時代で扱っていたOO地域の内容だ!」と意識してみてください。驚くほどに自分の中で知識と知識が繋がって、頭の中に世界史の立体像が出来上がっていくはずです。この本にもいっぱいメモをして活用してくれたら嬉しいです。他にもある地域の項目だけを抜き出して全時代通して読むなど、いろいろな活用の仕方がありますよ。そして、とにかくざっくりでいいので「一度全部を読み通す」という経験をしていただけたらと思います。その経験が大きな自信になるでしょう。

最後に、何よりこの本を楽しみながら読んでいただければ幸いです。各時代の冒頭にあるラップが理解の助けになってくれますので、ぜひラップを聴きながら楽しく学んでいってください!各節冒頭のQR コードからはラップ動画に飛ぶことができますよ!

繰り返しになりますが、この本は、とにかく大雑把に世界史を掴むことを目標にしています。教科書や他の参考書と読み比べると、不正確に感じる記述も見つかるでしょう。

でも、最初はそれでいいのです。そこから少しずつ細かく、より正な知識を身につける土合にしてください。だんだんと新たに知識が上書きされていくのはとても楽しいことだと思います。ぜひこの本で世界史の第一歩を踏み出してみてくださいね。

東大生ラッパーが教える ラップで学ぶ世界史

著者:法念
出版:彩図社(2022/7/22)

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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