現役早大生による「国際学生寮」の魅力と多様性まるわかりレポート!!

現役早大生による「国際学生寮」の魅力と多様性まるわかりレポート!!

皆さんこんにちは〜!メディア事業部の秋元保菜実です!

7月後半からオープンキャンパスも数多く開催され、大学見学に行っている方も多いのではないでしょうか?大学見学ももちろん大切ですが、入学後の生活についてはイメージできていますか?県外や自宅から遠い大学を目指す場合は、一人暮らしや寮生活なども考える必要がでてきます。

そこで、今回の記事は、早稲田大学国際学生寮WISH*に住みながらRA(レジデント・アシスタント;学生寮長のようなボランティア活動)をしている私が、国際学生寮の魅力と実態についてお伝えしたいと思います!

*WISH:Waseda International Student Houseの略称。

中野にそびえたつ早稲田大学国際学生寮の外観。WISH (Waseda International Student House)と呼ばれている。
出展:早稲田大学レジデンスセンター(https://www.waseda.jp/inst/rlc/
目次

国際学生寮とは?

私の住むWISHは隣には警察病院、目の前には木々が生い茂る広い公園があります!土日には、たくさんのカワイイ子どもや犬たちを愛でることができるため、筆者もこの立地が大変気に入っております。電車一本で本キャンパスにも通うことができる便利さにもかかわらず寮費は光熱費など諸経費も含んでなんと月額6万円程度!これはお得だ!!

そんな国際学生寮ですが、寮の中身は一体どうなっているのでしょうか。

それはもう名前の通り留学生だらけの環境!を想像された方もいるかもしれませんが、実際は留学生や帰国子女、全国から集まった国内学生が一つ屋根の下でともに生活しています。WISHはなんと、寮生がおよそ800人もいる、とても規模の大きい国際学生寮です。毎月開催されるイベントで出会った友達や、共同エリアで意気投合した仲間たちと日常生活レベルで交流することができるため、国際学生寮に入寮したら、リア充*大学生としての権利が十分に保障されたといっても良いでしょう。ふぅ。

*リア充:リアルに充実する。筆者も国際学生寮で出会った留学生に、母国の観光をしてもらいました!

毎年倍率は公表されていませんが、WISHに入寮する際には500字程度の作文をテーマに沿って書きます。国際学生寮ごとに入寮する基準や課題が設けられている場合もあるので、気になる寮を見つけたら、とことん調べてみてくださいね!

なぜ入寮を決めたのか?

筆者が入寮しようと思った理由はとってもシンプル。YouTubeを見て、国際学生寮に住めば自分もキラキラした大学生になれるのでは〜!とときめいたからです。

実際にキラキラしているかということには触れないでおきますが、国際学生寮への入寮を決断した過去の自分を確実に褒めてあげたいです。

まず、「使える英語」が身に付きました

大学入学までは、英語の ReadingとWriting、いわゆる受験英語しか身に付いていませんでした。しかし国際学生寮には英語を母語とせず、日本語があまり得意ではない留学生もたくさんいます。そのような環境での共通言語は、基本的に英語。皆で交流しながらSpeakingやListeningスキルを磨くことができるため、自然と使える英語が身に付いていくのです。

また世界各国から学生が集まるため、多様な考え方や文化に触れることができ、自分の視野が広がりました。コミュニケーションの取り方だけでなく、自分の人生の捉え方まで多様なため、自分が「あ!その考え方自分に合うかも!」と思ったものをどんどん受容していくことができます。これは実際にいろんな人と出会って話してみないと得られない気づきだと感じています。

もちろん、生活習慣が違う寮生がいることで、実家では感じられない不満を抱く人もいるかもしれません。しかし、それも国際学生寮の特徴の一つ。同じ部屋に住む寮生同士でしっかり話し合い、互いに生活する上での妥協点を見出します。

RAってなんだ?

最後に、私がWISHでしている活動について紹介します!

はじめに話にも出しましたが、寮にはRAという活動があります。これはレジデント・アシスタントといって、寮生の生活を全面的にサポートする学生主体のボランティアです。早稲田大学のRAは、活動する代わりに大学から寮費を免除してもらうことができます。とっても親孝行ですよね(自画自賛)!!

寮費を大学から出してもらっている分、責任も大きいものとなります。寮生から勉強、生活上の悩みなど相談があった場合は、先輩としてアドバイスをします。定期的にミーティングを開いて寮の現状について話し合ったり、寮と大学のパイプ役を取り持ったりもします。

国際寮のRAたち。
出展:早稲田大学レジデンスセンター(https://www.waseda.jp/inst/rlc/

まとめ

国際寮での暮らしやRA活動を通して、私は自分の世界が広がっていると強く思います。社会に出たら、自分とは全く異なる考え方・価値観を持つ人とも関わっていくことになります。その経験を大学生の内から積めるということはとても貴重なことだと思います。

自分の価値観から一歩引いて物事を捉えることの難しさを知ったり、多様な考え方をたくさん吸収したりできる機会は、今後もずっと大切にしていきたいですね。これから大学生になる皆さんは、国際学生寮という選択肢も是非、頭の片隅に置いてみてはいかがでしょうか?


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この記事を書いた人

早稲田大学文学部で臨床心理学を専攻している。チームビルディングやマネジメントに関心がある。公園で見知らぬ子どもと犬を愛でることが日課。趣味は散歩とカフェ巡り。

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