松島かれんが語る!『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』執筆背景

2023年5月28日に『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』が発売されます!本記事では、発売に先駆けまして執筆者の松島かれんに、メディア事業部の橋本匠が本書執筆の背景をインタビューしました!手帳を通して読者に伝えたい想いとは?ぜひご一読ください!

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』
著者:松島かれん
日本能率協会マネジメントセンター(2023/5/28)

この本は、手帳を通して、自己管理・自己分析・自己肯定の三つのステップを行う方法を紹介しています。自分らしい「時間」「体力」についてより深く理解することができるとともに、後ろ向きになりがちな「気持ち」を前向きに持っていけるようになります。「無理なく」取り組める手帳術、そしてその手帳術を実践することで「自然に」なりたい自分へ近づける。そのことを大事に書き上げました。この本では、筆者の経験をもとに具体的な目標を受験とさせていただきましたが、受験の部分を読者のみなさんの目標や夢に置き換えて実践してみていただけたら嬉しいです。

目次

執筆への経緯

橋本匠
今日はよろしくお願いします!早速ですが、この書籍の執筆に至った経緯を教えて下さい。

松島かれん
この本の企画自体は2年前から動き出していました。私が各地の高校で授業や講演会をさせていただく際、自分のずっと使ってきた手帳を紹介し実際に見ていただくたびに、生徒さまがとても興味を持ってくださいました。その中で、手帳を通して中高生をはじめとする全国の学生さんや、学生にとどまらず大人の方も含めた多くの方に少しでも応援の気持ちをお届けさせていただけたら…という想いが芽生えるようになり、執筆を決意いたしました。

本にこめた想い

橋本匠
次に、この書籍にどんな想いをこめましたか?

松島かれん
私自身にとっても手帳は自分のお守りのようなものであり、手帳に支えられて生きてきました。つらい・苦しい時もこの「手帳」を使い続けることで、目標に向かって頑張り続けることができ、東大合格という夢を叶えられたと感じています。。同じように、今目標に向かって頑張っている方や、自分の好きなことや目標が見つからず悩んでいる方に少しでも光や温かさとなりうるものをお届けできたら…一瞬の共感をお届けできたら…と想いをこめて言葉を紡ぎました。

執筆中に意識したこと

橋本匠
執筆中に意識したこと、大切にしたところ、はどんなところですか?

松島かれん
執筆中は言葉の部分を大切にしたいと考え、時には完成した原稿をすべて0から書き換えたこともあります。それは、言葉の重心が上にあるように感じたからです。一部ではなく、全ての文章を書き変えることも選択肢として持ち続けるほど、この本を通して読者の方の心に共感や応援をお届けさせていただきたいという想いが強くありました。このように、表現の工夫・伝え方の工夫を続けました。

また、読者の皆さまに温かい気持ちや前向きな気持ちをお伝えさせていただけるような文章にしたいと思い、自己管理・自己分析・自己肯定の流れを大切にしています。もちろん、いきなりこの3つのステップを提示するのではなく、具体的な手帳術をご紹介する中で、自然とこの3つの流れを実践していただけることを大切にしました。具体例は受験時代のことが中心ですが、今の自分ではなく受験生の時の自分がどのような思いで生きていたのかが中心となるように意識して執筆しています。手帳に支えられながら生きていたその頃、どんな思いを抱いていたかを常に考えながら言葉を紡いだので、手帳を使い始める方や、すでに使い始めている方の道標に少しでもなれたならこの上ない幸せです。

さらに、受験時代の具体例を通じて、「すぐ試すことができる手帳術」を意識しました。大学受験を控えた中高生の皆さまにはもちろん、資格や大会などの目標への努力を頑張る方や、日々のなかでなかなか一歩を踏み出せないことに悩む方…すなわち、今と未来を生きるすべての方たちにおすすめの手帳術をまとめ、使いやすさも考え抜いた一冊です。

橋本匠
最後に、この本への思い、メッセージをお願いします。

松島かれん
SNS等とは違い「手帳」は誰にも見られることがないものです。だからこそ、背伸びをせず、ありのままの自分をさらけ出せる場所です。そして、この本でご紹介している手帳術は、「手帳」を自分の「居場所」にできるような方法を集めました。

 学校に行くのが辛いと感じてしまったとき、頑張るきっかけが見つけられず一歩が踏み出せないとき、前を向きたいのに向けないとき、なんとなく日々を頑張ることができないとき、自分の「好き」が何かわからないとき……

 いろいろな悩みに押し潰されそうなとき、そして日々夢や目標に向かっているときにもぜひ本書をお手に取っていただけたら嬉しいです。 

手帳は初めて…手帳が続かない…そのように思われるときも、無理なく自然にがんばろうと思えるような手帳術を書き綴らせていただきましたので、ご覧いただけたらこの上ない幸せです。

橋本匠
素敵なメッセージをありがとうございました!

インタビューを終えて 〜橋本匠〜
インタビュー中も、一つ一つの言葉を大切に紡いでいる姿に感動しました。この本の読者の悩みに寄り添い、人生の幸せを一緒に願っている。そんな思いを感じました。自分も手帳は時間管理のための道具とばかり考え、三日坊主ばかりでうまく使えていませんでした。しかし、ありのままの自分がさらけ出せる場所と考えたとき、しっかりと手帳と向き合えるような気がしました。インタビューを受けてくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

東京大学では教育哲学専攻。小学校でのボランティアの経験から学校教育のあり方について模索している。趣味は旅行とドライブ。最近は高遠そばのねぎを普通は食べないことを知り、衝撃を受けた。

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