【東大生作家たちと論文記事を書いてみよう!】AIの発展と若者の未来への希望

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はじめに

皆さんは、「キャントリルのはしご」を知っていますか?「キャントリルのはしご」とは、人生を1〜10段の梯子と見立て自分はどの階段にいると感じるか、という問いです。国連が毎年3月20日に発表する「世界幸福度調査(ウェルビーイング調査)」の設問にも用いられ、平均値を算出しランキング化しています。

幸福度ランキング

「World Happiness Report(世界幸福度報告書)」の2023年版によると、国別の幸福度ランキングで1位がフィンランド、2位がデンマーク、3位がアイスランドである。ヨーロッパの国が上位を占めている。一方、アジアやアフリカはあまり上位を占めていない。ランキングによると、日本の順位は137カ国中47位だ。皆さんはこの結果をみて、高いと感じますか?あるいは、低いと感じますか?

私は、この「キャントリルのはしご」をみたときに自分は「3階」にいると感じた。今の生活に不満があるわけでもないし、気の合う親友もいる。私はなぜ3階という答えを出したのか、1つの仮説を立ててみた。AIの発展により、多くの人が人間の仕事がなくなると感じて将来が見えなくなり、若者は未来に希望を持つことができなくなっているのではないか。

AIの懸念点

近年、AIが発展していて人間の仕事がなくなってしまうのではないかと言われている。オックスフォード大学の調査によると、AIの技術の発達により10〜20年後に49%の職が消えるという結果が出ている。

実際、日本にはロボットがスタッフとして働くホテルがある。人型ロボットがあいさつのお辞儀をしたり、時にはくしゃみをしたりして行動を人間に似せている。人型ロボットだけではなく、簡単な会話ができて周辺の飲食店やスーパーなどの場所を調べるときに手を貸してくれるコンシェルズロボットもいる。

また、近年飲食店で配膳ロボットを見かける。私はロボットを見ると5年後、10年後はさらにロボットが増えているのではないかと想像してしまう。私が職に就く時には、人間の仕事がなくなってしまっていないか、とても不安になる。

AIのメリット

AIには優れている点もある。先ほど出てきたロボットがスタッフとして働くホテルでは、人件費を抑える目的でロボットを導入した。しかし、ロボット自体が価値となりエンターテインメント性が加わり話題になった。また、Alはビジネスで使われることも多い。AIは、短時間で大量のデータを分析し、ミスを減らすことができる。AIを導入している日本企業を対象に、その効果についての実感を調査した。(総務省 2021 情報通信白書) 8割以上の企業が「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」と回答している。

マイナスの効果があったと回答した企業はゼロである。よって、AIのメリットとして仕事の効率化が挙げられる。

AIにできない仕事 (解決策)

 AIにはできない仕事もたくさんある。AIが苦手とするスキルは、高度なコミュニケーション能力や新しいものを生み出す力である。例えば、医師や看護師、介護士、カウンセラーなどが該当する。患者の状況をみて、事態が急変しても臨機応変に対応することはAIには不可能だ。私たちがこのような力をつけたら、私は職が消えるという結果にはならないと思う。

まとめ

 私はAIが発展していて将来が見えないから、若者は未来に希望を持てないのだと思う。
AIにもメリットはたくさんあるため、私たちはAIを上手く使いながら将来働いていく必要がある。

筆者:加藤優希

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この記事を書いた人

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