1日で39パビリオン回った猛者が語る!大阪・関西万博を満喫するコツ!

みなさんこんにちは。

現在、大阪・夢洲では大阪・関西万博が開催されています。今回は東大生が実際に万博に行って感じたことや、予約の裏技などを紹介します。

目次

大阪万博について

2025年日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日までの184日間、大阪市の夢洲(ゆめしま)で開催されています。

「未来社会の実験場」として、健康・医療、都市開発、環境・エネルギーなどの分野で最先端技術やアイデアが集結し、人類共通の課題解決に向けた取り組みが世界中から発信されます。多様な文化交流を通じ、持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献や、未来への希望を共有することを目指しています。公式キャラクターは「ミャクミャク」です。

万博のチケットについて

販売されるチケットには以下の種類があります

前売り券(販売終了)

開幕前に販売されていた券です。開幕券(大人4000円)、前期券(大人5000円)、1日券(6000or6700円)などの商品がありましたが、開幕後は販売されていません。

平日券

会期中に購入することができ、平日に限り1回入場することができます。価格は大人6000円、12〜17歳3500円、4〜12歳1500円です。

一日券

会期中に購入することができ、いつでも1回入場することができます。価格は大人7500円、12〜17歳4200円、4〜12歳1800円です。一日券という名前ですが、事実上の休日券ですので、平日の訪問を考えている場合は平日券、休日の訪問を考えている場合は一日券、と考えれば良いでしょう。ただし予定の都合等で平日と休日のどちらかまだ決まっていない場合はどちらも選ぶことのできる一日券が良いでしょう。

夜間券

会期中に購入でき、17時以降いつでも一回入場することができる券です。夕方になってくると修学旅行生などが帰っていくということもあり、会場がだんだん空いてくるのでパビリオンも入りやすくなります。万博は夜景も素晴らしいので、夜だけでも十分楽しむことができます。

チケット購入の手続き

チケット買う時の手続きは以下の通りです

①万博IDを発行する

万博ウェブサイト上で会員登録をし、万博IDを発行します

②公式サイトかコンビニ等でチケットを購入

万博IDを発行したらチケットを購入できるようになります。公式サイトからの購入が便利ですが、店舗などで購入することも可能です。

③来場日時予約をする

万博のチケットを買ったあとはどの日のどの時間に行きたいかを選択する必要があります。また地下鉄駅のある東ゲートかバスなどが到着する西ゲートのどちらから入場するのかも指定します。ただし購入時に一緒に来場日時を予約した場合はこの手順は不要です。

万博の営業時間

万博の公式では9時から22時までのオープンと案内されていますが、事実上は21時すぎまでの営業と言って良いでしょう。21時に10分程度のドローンショーが始まり、終了後は速やかに帰りましょうとアナウンスされます。警備員がたくさん出てきて帰るように誘導するので、22時まで会場に残ることはほぼ不可能でしょう。

なお、オープン時間は5分程度早まることはありますが、概ね時間通りです。

いつ万博会場につけば良いのか

特に東ゲート(大阪メトロ中央線の夢洲駅がある側)は8時頃にはかなりの人が集まっています。以前8時に到着した際、手荷物検査などが終わって会場ゲートを通り抜けられたのは9時半ごろでした。早めに入って人気のパビリオンの先着待ちをゲットするためにはできるだけ早めの到着が望ましいでしょう。ちなみに8時頃にはすでに10時から入場予定の人もパラパラと集まってきていました。

予約について

チケットを購入したらパビリオンなどの予約をします。

多くのパビリオンは予約なしでも入れますが、人気のものは予約がないと入れなかったり、長い時間待たされたりするので、予約を攻略することは万博を楽しむために必須です。

予約の種類

万博の予約(抽選)チャンスは少なくとも4回あります。

1回目が来場日の2ヶ月前、2回目が1週間前、3回目が3日前から1日前、4回目が当日です。

ただし仮に来場の2週間前に来場予約をした場合は2ヶ月前の予約には参加できません。2ヶ月前と1週間前は抽選となっており、人気パビリオンは落選確率も高いです。3回目と4回目は先着順の予約となっています。

当日予約のコツ

4回目の当日予約は、来場してから10分後に予約を開始できます。注意すべきは、当日予約は予約した時間がすぎるまで次の予約をすることができないということです。すなわち仮に来場してすぐに20時からの予約を入れてしまった場合、20時まで他の予約を入れることはできません。当日予約はできるだけ現在時刻に近いものから埋めていくのが良いでしょう。また当日予約については結構頻繁に直前キャンセルが出るようです。突然、人気パビリオンに空きが出たりするので、公式サイトの予約画面をよく確認しておきましょう。

予約は「10時15分〜10時30分」といった区切り方をされており、次の予約ができるのは10時30分からとなっています。仮に10時15分に入ることができた場合でも10時30分まで待たなければ次の予約ができません。しかしそんな時は入場後に予約をキャンセルすれば良いです。入場券は予約確認のためスキャンされるのですが、このスキャンはパビリオンに入る前だけ行われます。すなわちスキャンさえ通過してしまえば予約実績がなくてもパビリオンを楽しむことができるのです。スキャンされてから予約をキャンセルしましょう。

事前予約がおすすめのパビリオン

事前に予約をし、抽選を突破しなければ入場自体がほぼ不可能な人気パビリオンがいくつかあります。逆に他のパビリオンはよっぽど混雑している日でない限り、大抵40分くらい待てば入れます。

1大阪パビリオン

開幕前からかなり注目されていたパビリオンです。からだを測定し未来の自分を見ることができる「リボーン体験」が非常に人気です。私も1週間前抽選で全ての選択肢で別々の時間のリボーン体験を登録しましたが、全て落選しました。おそらく2ヶ月前に登録していないと参加は困難です。

2シグネチャーパビリオン全般

万博テーマにそったパビリオンで、個人が出展しているものがあります。たとえば落合陽一氏によるパビリオン「null²(ヌルヌル)」などは競争率が高いことで話題です。

3日本企業による出展

住友館や電力館など、日本の企業によって出展されているパビリオンも人気が高いです。当日予約だとかなり早いタイミングから埋まってしまうので、事前予約がおすすめです。

海外のパビリオンをみた感想

G7の国々、特にアメリカやフランスは異常に人気でした。多くの人にとって知っている国なのだと思います。しかし私がむしろおすすめしたいのはコモンズ館です。このコモンズ館には主に発展途上国が集まっています。自国で一つのパビリオンを作ることが困難な国がここに集まっているのですが、知らない国や教科書でしかみたことのないような国をみることができます。近い国が近い場所に展示されているので、「このあたりの文化はこんな感じなのか」と楽しむことができます。また地形や歴史など、学校の社会で習ったような内容を踏まえていくと理解が深まり楽しいです。

現地から民族楽器を持ってきている国もあり、現地の方が非常に元気よくパフォーマンスをされていたのが印象的です。しかし午後にもう一度訪れてみると、ぐったりと疲れて「話かけるな」モードに変わっていました。そういう場面をみるのも文化の違いを感じられて面白いです。またパビリオンを見ることなく、ひたすらスタンプラリーに没頭している日本人を見るのもなんとも面白いです。

今当該の国がどのような課題を抱えていてどのような解決を目指しているのか、どのような技術を開発しているのかといったことをわかりやすい形で知ることができる非常に良い機会だと思います。また世界の中の日本としてどのような技術があるのか、どのような点で優れているのかといった点に注目するのも面白いと思います。

まとめ

万博はチケット購入から予約までのプロセスが複雑です。しかしこのシステムを理解すれば効率よく楽しむことができます。ぜひこの記事を参考に万博を楽しんできてください!


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この記事を書いた人

メディア事業部、教育事業部。
旅行や地理・政治が好きな東京大学経済学部生です。

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