カルぺ・ディエム講師の橋本匠(はしもと・たくみ)、布施川天馬(ふせがわ・てんま)・多田涼馬(ただ・りょうま)の3名が、2023年5月25日に、武蔵野大学高等学校2年生の生徒を対象に「アカデミックマインド育成講座」の第1回の授業を行いました!
本記事では、講義の様子をメディア事業部がレポートします!
アカデミックマインドとは?
「アカデミックマインド育成講座」では、年間10回の講義を通して、これからの時代に求められる「思考力=自分で考える力」を養います。
「なぜ信号は赤・黄・青の三色なのか?」「なぜメロンにはシワがたくさんあるのか?」など、身の回りに溢れる疑問を自分で発見し、仮説を立てて、検証するという一連の思考法を学んでいきます。この過程を繰り返すことで、思考法を身につけるだけではなく、5教科を複合的に学ぶことができる講座です。
第1回目のテーマは「問い」について考えること。講座の意味を理解し、課題発見能力の習得を目指します。
「問い」は身の回りに溢れている!
講師陣の自己紹介から始まった第1回目。橋本講師が生徒にこんな問いを投げかけました。「時計ってなんで12進法を使っているか知っている?」
「時計」という1つの身近な問いを、生徒全員で深ぼると、「時間が発明された背景」や「12という数字の特徴」に関する、さまざまな「問い」が生徒から挙げられました。
これらの問いは、歴史・数学・地理に分解し、それぞれの知識を複合的に使って解ける問題なのです!身近な疑問が、学校での勉強と繋がっていると分かる時間になりました。
学校で「問い」を見つけよう!
授業の後半は「問い」を探しに、東大生講師と一緒に学校のキャンパス内を散策しました。
「この木ってどうしてこんなに曲がっているんだろう?みんなはどう思う?」布施川講師がキャンパス散策の冒頭で問いかけます。
「僕は、ここで地盤沈下とかが起きて、過去に木が倒れたんじゃないかなって考えます。ある点から木がぐーっと上に伸びているよね。植物は日光を求めて上に伸びるから、倒れた状態から伸びた結果、こんな風に曲がったのかもしれないね。」
生徒からは「おお、すごい」という感動の声もあがりました。
生徒たちの感想!
第1回講義を受講いただいた生徒の皆さんから、こんなコメントをいただきました。
・いつも何気なく見ていて、不思議に思ってもそういうものだという理解で終わらせてしまうものから問いを見つけ出し、なぜか自分なりに考えてみることが楽しかったです。
・キャンパスツアーを通して、疑問を探すのが楽しかったです。
・自分で問いを見つけることが意外と楽しかったです。
普段何気なく歩いているキャンパス内も東大生講師と一緒に歩くことで、気がつかなかった「問い」に出会うことができたようです。 次回は、自分で見つけた問いに対して、仮説を立ててもらいます。「仮説を立てる方法とは?」実際の東大入試問題を活用して、体感していただきます。
カルペ・ディエムでは、学校様ごとのお悩みに対応した講演・講座・ワークショップをご提案&実施しております。
偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめとして、地域格差・経済格差など、さまざまな逆境を乗り越えた現役東大生講師たちが、生徒に寄り添って対応します。
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