共通テスト当日!休憩時間の過ごし方完全ガイド

いよいよ共通テストの日が近づいてきましたね。本番は何も考えず、とにかく力を出し切るだけ!……なんて思っていませんか?実は、色々なハプニングを想定しておかないと、なかなか普段通りとはいかないのが、試験や共通テストの本番。今までの努力の成果を発揮するためにも、「休憩時間」の過ごし方を侮ってはいけません。今回は、実力を完全に出し切るために、共通テストの休憩時間にしてよかったことや、反対に避けた方がよいことなどを東大生のメンバーに聞きました。ぜひ一度は共通テスト前に目を通しておき、当日の過ごし方のイメージトレーニングをしましょう。

目次

共通テスト休憩時間おすすめの過ごし方

瞑想・寝る

まず多かったのが、「寝てた」「とにかくぼーっとしていた」「心を無にしていた」という回答。起きていてもソワソワしてしまうし、かといって友達と話すのも…という理由からだそうです。目を閉じて軽く休憩したり、次の科目に備えて集中力を高めることはおすすめです。ただし、がっつり寝てしまうと脳が休憩モードに入って、集中力が切れてしまうという声もありました。休憩は軽く瞑想する程度にとどめ、本格的に寝てしまわないように注意できるとよいですね。

音楽を聴く

休憩時間は音楽を聴いて過ごした人もいました。受験期にずっと聴いてきた応援ソングなど、音楽には人を元気づけてくれる力があります。また、聞きたくない周りの人の会話をシャットアウトするために音楽を聴いていた人もいました。音楽を聴いていれば完全に寝てしまうことも避けられますし、よい方法ですね。さらに、英語のリスニングの試験前には、英語の音源を聴いていた人もいました。

おやつでエネルギー補給

おやつや軽食を持参して休憩時間に食べたという声も多くありました。カロリーメイトやチョコなど糖分が取れるものが多く、願掛けにキットカットを持参していた人もいたようです。ただ、おなかがいっぱいになると試験中に眠くなってしまう危険性もあるので、食べる量は注意する必要があります。

トイレ休憩のタイミングに注意する

トイレに行く時間を決めていた人もいました。「並びたくないので試験後すぐに行くようにしていた」「逆に試験開始時間ギリギリに着席できるように行った」などの回答がありました。共通テスト本番、特に女子トイレは、長い列ができることがあります。参考書や単語帳を持って並ぶ人もいましたし、なるべく並ばない時間を狙って行く人もいました。トイレに行く時間や待ち方も、休憩時間の作戦のうちです。

軽い散歩や運動

外のベンチで次の教科の復習をしたり、軽い散歩や運動でリフレッシュした人もいました。共通テストは長い時間椅子に座って試験を受けるので、休憩時間には積極的に運動するとよいです。特に本番は緊張していたり、会場が寒かったりするので、長時間同じ体勢で座っていると、体が固まってしまう感覚になります。時間には注意しつつ、少し動いて体を温め、実力が発揮できるようにしましょう。

共通テストの休憩時間に避けるべきこと

終わった科目について話す・採点する

よく言われるのが、試験の感想や手応えについて、休憩時間に友達と話さない方がよいということです。話したくなる気持ちはとてもよくわかります。ただ、手応えがどうであれ、もうその教科の試験は終了しているので、グッと堪えて次の教科に備える方がよいです。実は難化や易化していたのに気づかず、無意味に悲しんだり喜んだりしてしまったということもあります。

同じ理由で、終わった科目の答え合わせもやめた方がよいでしょう。最悪の場合、失敗したと思い込んで次の試験にまで引きずってしまったり、挽回しようと力んでさらに失敗を重ねてしまったりすることもあります。友達と話すのは緊張をほぐす程度に控え、試験に直接的に関わる話題は避けることは、自分のためにも友達のためにも話さない配慮を心がけられるとよいですね。

SNSを見る

共通テストの休憩時間に避けるべきこととして、友達との会話と同じぐらいたくさん回答が上がったのが、「Xを見る」です。休憩時間にスマホを見る人も多いと思います。その場合、XなどのSNSには注意が必要です。当日、試験が終了した瞬間、SNSには膨大な量の情報が飛び交います。当然、周りの会話以上に、不必要な情報を見たくない人は、注意が必要です。スマホの使用は、音楽を聴いたり一部の写真や動画を見たりする程度に留めておき、他のことをして過ごした方が余計な情報を取り入れなくて済むのでよいかもしれません。

勉強

休憩時間に、試験のための最後の勉強や復習もしすぎない方がよいという意見がありました。例えばSさんは、直前に苦手科目の古文単語をたたき込んだのですが、あまり効果がなかった上に焦ってしまったそうです。直前に分からないことを見つけると非常に不安になるので、休憩時間にそもそも勉強しないようにしていた人もいました。何をどこまで復習するかは人それぞれですが、苦手科目を避けたり、いつでもやめられる1問1答形式のものだけにしたり、復習用のノート1冊だけを見るようにしたりするなど、工夫が必要かもしれません。

最後に

今回は、共通テストの休憩時間のおすすめの過ごし方や、逆に避けた方がよいことを紹介しました。緊張をほぐす方法や、試験直前の過ごし方は、人それぞれだと思います。ただし、それが原因で、せっかくこれまでしてきた勉強の成果を損なってしまわぬように、1人1人が休憩時間の過ごし方まで対策をして本番に臨みましょう。もし、知りたくない情報を知ってしまったり、何かイレギュラーなことが起きたりした場合は、とにかく次の試験に影響しないように心がけてください。いざという時に自分が落ち着けるリセット方法を準備しておくとよいかもしれません。皆さんが、本来の実力で全ての試験を無事に受け終えることを、願っています。


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この記事を書いた人

早稲田大学商学部2年生。イノベーションとデザインに興味がある。好きなことは実家の犬とひなたぼっこ。

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