東大生もおすすめ!お盆に読みたい本10選!

お盆が始まっています!
皆さんはどんなことをするか決まっていますか?

カルペ・ディエムがおすすめするのは「読書の休日」です!
普段時間がとれない方も、この機会に自分と本だけのゆっくりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

この記事では東大生もおすすめする本を10冊ご紹介します!

また、『読書の夏キャンペーン』で抽選で25名様に図書カードをプレゼント、是非ご応募下さい!⬇️


キヨミズ准教授の法学入門

「ほら、これが法的三段論法ですね。美しいでしょう」
「えっ? あ、はい……」
山の上の高校に通う2年生の僕は、放課後に寄り道した喫茶店「赤ひげ小人」で、近所にある港湾大学のキヨミズ准教授と出会う。大学で「受講生0人の法学入門」を受け持つ少しヘンなその先生は、お願いもしてないのに、法的思考のすばらしさを高校生相手に嬉々として語り出して――。
「高度な内容を分かりやすく」を信条に首都大学東京で教鞭をとる若手憲法学者の木村草太准教授が、進路に迷う高校生や法学に拒絶反応を示す文学部生にも分かるように、物語の手法を用いて生き生きと、そして最高に面白く語る「日本一敷居の低い法学入門」誕生!

法学部に興味がある中高生にピッタリの本。

法律の学習、法学部に興味がある中高生にピッタリの本。小説形式なので、スラスラ読み進められます。物語の中では、身近な事例から、そもそも法やルールがあるのはなぜなのか、法を解釈するとはどういうことなのかなど、法学部の学びにつながるエッセンスが詰まった1冊です。

外国人しか知らない日本の観光名所

外国人が愛する「もう一つの日本」が示す日本の魅力と可能性

今や年間2500万人を超える訪日外国人――彼らが日本を訪れる目的は、日本人がイメージする典型的な観光名所ばかりではありません。むしろ日本人にとっては「なぜこんな場所に行くんだろう」というありふれた場所やマイナーな場所こそ、外国人にとって非常に興味深い場合も多いのです。本書ではそんな「外国人しか知らない日本の観光名所」を全国47都道府県、56ヶ所にわたって取り上げて外国人に人気の理由とともに解説した、インバウンドビジネスの要点をつかむための観光論にして、あなたの知らないもう一つの日本像を知るための文化論です。

現地の人しか知らないスポットってあるのかな?

実は、日本には数多くの「外国人しか知らない」有名観光地が存在しています。我々日本人よりも、実は海外の人のほうが、日本の隠れ観光地に詳しいのです。7月23日発売の『外国人しか知らない日本の観光名所』には、47都道府県に存在する「日本人には知られていない隠れ観光地」が掲載されています

ぜひ、読んでください!



思考実験入門

思考実験でやさしく深く哲学的思考を身につける

思考実験ーー哲学の本質をより純粋に、深く理解するために特定の状況を想像する思考をこう呼びます。本書では、古代から現代までの哲学者たちが思想を伝えるために考案した思考実験を精選し、その意図や現代的意義を解説しました。また、想像上の思考実験に限らず、実際に起きた実験や出来事でも、哲学的思考を養う上で重要なものについては特にピックアップしました。加えて、現代思想を学ぶための重要キーワードについても、本書のためにオリジナルの思考実験を創作して解説しています。34の思考実験で、哲学・思想を楽しくマスターしましょう!

思考実験の意味

思考実験には必ず重要な背景があり、だからこそ真剣に考えることで、物事を多角的に捉えなおしたり、自分自身の考え方を再発見することができます。

哲学や心理学に触れたことがないという方でもわかるように、実例を交えながら考え方のヒントを提示しています。皆さんも思考実験を通して、世界の見方・自分の考え方を、改めて見つめなおしてみませんか?


ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む! 東野圭吾による大注目の新シリーズ、「ブラック・ショーマン」開幕!

九州出身の東大生もおすすめ!

時代はコロナ禍、結婚を控える主人公の真世は、元教師である父が殺されてしまい、地元に戻って来ることになる。容疑者は父が担任を持っていた同級生全員である。
真世はこの殺人事件を解決しようと決意し、マジシャンで叔父の武史と真相を明らかにさせていく。
僕が推しているポイントは、なんといっても主人公の叔父の武史です。この武史がかなり魅力的でトリッキーな人物で、大胆に詐欺師のような手法を使って警察よりも早く証拠を集めようとします。武史の口ぶりや行動など全てが読んでいてワクワクするし、物語もスピーディーな展開で読みやすく、皆さんに絶対に読んでほしい1冊です。




妖怪アパートの幽雅な日常

俺が入居したアパートは、物の怪たちの巣窟だった!

共同浴場は地下洞窟にこんこんと湧く温泉、とてつもなくうまいご飯を作ってくれる「手首だけの」賄いさん――13歳で両親を失った俺が高校進学と同時に入居したのは人呼んで“妖怪アパート”! 次々と目の当たりにする非日常を前に、俺の今までの常識と知識は砕け散る。

哲学科の学生もおすすめ!

10巻で完結してるので読みやすいです。また,この世のものではないものがたくさん登場する中で,様々な世界があることを理解しながら想像力を膨らませられるのが個人的にはおすすめしたいポイントです。



傷痕のメッセージ

息をのむ展開と瞠目のラスト! 医療×警察ミステリの新地平!!

「死んだらすぐに遺体を解剖して欲しい――」医師の千早が父の遺言に従い遺体を解剖すると胃の内壁に暗号が見つかった。28年前、連続殺人事件の犯人を追うため父が警察をやめたことを知った千早は、病理医の友人・紫織と協力して、胃に刻まれた暗号を読み解こうとする。時を同じくして28年前の事件と酷似した殺人事件が発生。現在と過去で絡み合う謎を、千早と紫織の医師コンビが解き明かす!

東大生がおすすめ!

末期癌患者の父親が遺した、「自分が死んだら病理解剖を行ってほしい」という遺言に従い、外科医の千早は病理医の紫織の助手として執刀に立ち会う。しかしそこで明らかになったのは、父親の胃壁に刻まれた意味不明な文字であった。文字の意味を解き明かすために奔走する千早と紫織は、やがて28年前のとある連続殺人事件に千早の父が関わっていたことを知る。
序盤から終盤まで話が常に展開し続けるテンポの良さとミステリー特有のハラハラ感に加え、父と子、友人同士といった絆の温かさも感じられる、素敵な作品です!



二木先生

どうしたら普通に見えるんだろう。どうしたら普通に話せるんだろう――。いつもまわりから「変」と言われ続けてきた高校生の田井中は、自分を異星人のように感じていた。友だちが欲しいなんて贅沢なことは言わない。クラスのなかで普通に息さえできたなら。そのためならば、とむかしから好きでもない流行りの歌を覚え、「子供らしくない」と言われれば見よう見まねで「子供らしく」振舞ってもみた。でも、ダメだった。何をやっても浮き上がり、笑われてしまう。そんな田井中にとって唯一の希望は、担任の美術教師・二木の存在だった。生徒から好かれる人気教師の二木だったが、田井中はこの教師の重大な秘密を知っていたのだ。生きづらさに苦しむ田井中は二木に近づき、崖っぷちの「取引」を持ち掛ける――。社会から白眼視される「性質」をもった人間は、どう生きればよいのか。その倫理とは何か。現代の抜き差しならぬテーマと向き合いつつ予想外の結末へと突き抜けていく、驚愕のエンタテインメント。2019年ポプラ社小説新人賞受賞作。

読み出したら止まらない!

主人公の田井中は、自分を異世界の住人と表現し、自分は変だと悩みつつも、自分には特別な才があるとプライドも持つ相当「イタイ」やつ。うん、イタイ。同じ高校生とはいえ、共感なんて出来るわけない!
しかし、読み進めると、すとんと腑に落ちて自分事に捉えている部分が多いと気づく。あれ、共感出来てるじゃん。もしかして、共感している自分を受け入れたくなかっただけで、本当は最初から共感する部分があったのかも。そして、田井中の物語を読んでいるはずなのに、逆に自分自身のイタイ部分を、田井中の中に見ているような不思議な感覚を持ちました。
勿論、あくまでこれは私の感じ方です。きっと人によって感じ方は大きく異なると思います。でも、この話を通して全く心が動かない人は、きっといないと思います。何かに悩む高校生は、田井中のどこかに共感してしまうんじゃないかな。
田井中を含め、登場人物は皆、正義のヒーローではないけれど、単なるヴィランでもない。微妙でグレーなラインにいるからこそ、この上なくリアルで、悔しいことに魅力的です。
普通ってなんだろう。普通じゃないってなんだろう、と考える契機になる名作です!是非! 



一流企業の入社試験

思考力を問う一流企業の入社試験を厳選収録&解説!

一流企業の入社試験では「ボールペンの市場規模は?」「駅の空きスペースを活用するには?」といった地頭を試す問題が数多く出題されます。そんな入社試験問題から世界的コンサルや巨大ITなどが出題した良問を厳選し、実際に内定を獲得した東大生の解説とともに収録しました。一流企業が求める思考力を養って志望企業に内定するための問題集として、またフェルミ推定やケース問題の力を鍛える頭の体操として、楽しみながら解いてみてください。巻末には人事コンサル・曽和利光氏への入社試験インタビューを収録し、企業が入社試験を課す意図などを語っていただきましたので、就活戦略を立てる上で合わせてお役立てください。

さまざまなタイプの入社試験を入れました!

著名コンサルティング会社や世界的なIT企業、官公庁などの入社試験から、思考力を鍛えるのに適した18題を精選し、解説とともに収録しました。

時差しに就職活動をしている方、これから就活する方にはもちろんその対策として役立ちますし、それ以外の方にも純粋な思考力トレーニングとして十分に楽しんでいただけるはずです。

恋する寄生虫

これは、「虫」によってもたらされた、臆病者たちの恋の物語。

何から何までまともではなくて、
しかし、紛れもなくそれは恋だった。

「ねえ、高坂さんは、こんな風に考えたことはない? 自分はこのまま、誰と愛し合うこともなく死んでいくんじゃないか。自分が死んだとき、涙を流してくれる人間は一人もいないんじゃないか」

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。一見何もかもが噛み合わない二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。
しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、<虫>によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを――。

自分の頭で考えるって結局どういうこと?

重度の潔癖症で失業中の青年賢吾はコンピュータウイルスを作成し、それを流します。

なぜか賢吾がウイルスを作ったことを知っている男が脅しとして、告発されたくなければひじりという高校生の女の子の面倒を見ろと言ってきました。潔癖症の賢吾にとって17歳にして喫煙するひじりは最も苦手なタイプのように感じられたのですが、告発されないためにとりあえず「知り合い」になってみますが、ある時、ひじりが重度の視線恐怖で生きづらさを感じていることを知り、親近感から徐々に2人は親密になっていきます。物語が進んでいくにつれて、なぜ男がひじりと賢吾を近づけたのかが明らかになり、抗えない運命を受け入れて目をつぶるひじりとなんとか抗おうとする賢吾。しかし、どう足掻いても逃れられないことを悟って2人は静かに寄り添って物語は幕を下ろします。紹介文では絶対に伝わらない儚いラストはハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。ぜひ読んで確かめてみてください。



あなたの人生をダメにする勉強法

現代は社会人になってからも勉強をするのが当たり前になっています。ただ、学生時代のようになかなかうまくいかず、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか? 
そして、もしかしたらその悩みの原因は、あなたの能力や意志の問題ではなく、次のような勉強に対する「勘違い」が原因かもしれません。

・年齢を重ねると記憶力や集中力が落ちる
・コツコツ努力できるかどうかは生まれつきの性格の問題
・学生時代と同じ勉強法が一番自分に合っている
・要点がまとまった参考書の方が頭に入りやすい
・勉強はまず参考書を読んで、大事な部分に線を引きながら知識をインプットするのが先

ひとつでも「えっ、そうじゃないの?」と思ったものがあれば、要注意です。あなたのせっかくの勉強が結果につながらない可能性があります。

本書はそんな「勉強の勘違い」について、漫画『ドラゴン桜』(三田紀房著、講談社)のシーンを交えながら解説し、大人が効率よく学ぶための方法を紹介するものです。

社会人が学び直しをするとき、一番効率よく目標を達成するための本!

コンセプトとしては「タイパを重視」です!
受験生の方にとっても役立つ内容になっていますが、主なターゲットとしては仕事で忙しい社会人の方ですね。私も30歳になって、働きながら東大合格を目指したという経歴があるので、その試行錯誤の経験から編み出した時間効率の良い勉強法をお伝えする内容になっています。


公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!

カルペ・ディエムでは、学校や保護者のみなさまが抱える懸念やニーズに応える形で、講演・講座・ワークショップを提案し、それらを実施しております。

生徒の皆さんの大学選びや学部選びのワークショップ、モチベーション向上を目的とした講演、独自の探究学習授業、長期休暇中の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しております。

私たちの講師は現役東大生で 偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめ、地域格差や経済格差などの多様な逆境を乗り越えた講師たちが、生徒の皆さんに寄り添って全力でサポートいたします。

ご質問やご相談だけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

出版編集部、メディア事業部。現在はメディアに限らず多くの学生のディレクションを行っている。大学生の頃は、空手等の武道に勤しむ。趣味はHIPHOP、アニメ鑑賞、マンガ、TCG。

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