【ほっと一息】ラテを片手にミステリー小説はいかが?

皆さんこんにちは〜メディア事業部の秋元保菜実です!

突然ですが、私の名前は「秋に元気」と書いて「秋元」です。

…ということで、もうすぐ私の季節がやってきます(?)

秋といえば、食欲も倍増するわ、ハロウィンでは街中にお菓子が溢れるわで、「今日だけは食べてもいいや!」が毎日続く、なんとも困った時期でもあります。

ちなみに著者は、鼻の奥にツンと抜ける秋風を匂いながら飲むチャイラテが大好きです。

今回の記事は、そんなチャイラテを片手にじっくり味わいたい、おすすめの「ミステリー小説」についてご紹介していきます。余談ですが、著者は大のミステリーファンです。女優の芦田愛菜さんも、将棋棋士の藤井聡太さんとの対談の中で「イヤミス*」が好きな本のジャンルだとお話しされており、とても驚きました。

*イヤミス:後味がイヤなミステリー。

目次

人間のやるせない部分に思わず目を覆いたくなるミステリー

人間の深層心理を体現:ジェノサイド

普段は目を向けられない人間の深層心理を捉えた高野和明の作品。

民族同士の諍いという極限状態を通して、自分と異なるものを排除しようとする人間の何気ない習性について読者に訴えかける。

これぞ「オゾミス」:スイート・マイホーム

神津凛子が手掛けた、世にもおぞましいミステリー。

予測不可能なミスリーディングが最後の一言一句まで心臓を鷲掴みにする。

読後に見る表紙は、あなたの背筋を凍りつかせるだろう。

(2023年9月から映画化されているので、是非見てみてください!)

あっとどんでん返し!なミステリー

衝撃の急展開に思わず「え?」と声を漏らしてしまう:少女

「告白」で文才を世に知らしめた湊かなえの渾身の一作。

登場人物の口からそれぞれ明かされる事実と、他人事とは思えないユニークな場面設定が、読者を湊ワールドへと誘い込む。

最後の最後まで考えさせられる一作だ。

(加えて「母性」「リバース」も湊ファンが唸る名作です!)

就活の描写がリアルすぎる:六人の嘘つきな大学生

超人気企業の最終選考まで進んだ六人の大学生。最後のグループディスカッションに向けて全員で合格しようと交流を深めていた。

ところが議論のお題は「自分たちで合格者を一人だけ選ぶ」こと。

迎えたグループディスカッション当日。会議室の隅に、六人の秘密を晒す写真と告発文の入っている封筒が落ちていることに気づく。

果たして内定者は誰になるのか。そもそも封筒を用意した犯人とは…?

番外編:考えさせられる絵本

ぼく

「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」

90歳を迎えた詩人・谷川俊太郎が自死を想って言葉を紡いだ絵本。

美しい日常風景の挿絵と、読者自身の中にある「ぼく」の気持ちが混ざりあったとき、思わず目が潤む。

ビロードのうさぎ

クリスマスに男の子の家に来た、ビロードでできたうさぎのぬいぐるみ。

うさぎは「子どもに愛されたおもちゃはいつかほんものになれる」ことを知る。

ぼろぼろになっても男の子に大事にされてきたうさぎだが、ある日突然男の子は関心を示さなくなる。

うさぎの考える「ほんもの」のうさぎとは?

切なく、それでも前を向くことができるお話。

読書の秋を楽しもう

澄んだ空に金木犀の香り。景色も気持ちも紅く色づくこの季節。

皆さんも素敵な秋をお過ごしください!


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この記事を書いた人

早稲田大学文学部で臨床心理学を専攻している。チームビルディングやマネジメントに関心がある。公園で見知らぬ子どもと犬を愛でることが日課。趣味は散歩とカフェ巡り。

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