【試し読み】東大式 数値化の強化書

※本稿は、永田耕作(著)『東大式 数値化の強化書』(彩図社)の一部を再編集したものです。

「数値化」ってなに?

「数値化」という言葉を皆さんは聞いたことがありますか?

例えばビジネスにおいて、「商品の売り上げが良くないから、もっと頑張って来週はたくさん売り上げを伸ばせるようにする」と言っている人と、「今週の売り上げが500個で月目標のペースの50%分しか達成できていないので、来週は売り上げ前週比30%増加を目標とする」と話している人がいたら、恐らく多くの人は後者の方が仕事をうまく進められそうだと感じるでしょう。

同様に、例えば保険のプランなどで「プランAよりプランBの方があなたにとって得だ」と言われるよりも、「長期的にみると、プランBは〇〇という計算によってプランAより××円ほど得をする」と言われた方が、説得力があるように感じるでしょう。

このように、物事を数値に置き換えて捉え、データや計算によって処理できるものにするプロセスを「数値化」といいます。そして上で見たように、数値化をすることによって同じ物事に対する判断をより合理的に、かつ可視的なものにすることができるのです。

「数値化」で日常を楽しく、合理的に

「もっと多くの人に数値化の力を知ってほしい、活用してほしい。」

そんな願いのもとに、本書は書かれました。

「高速道路と下道、どっちを使う?」「6個入りの卵と10個入りの卵はどちらが良い?」「100回に1回当たるガチャは100回まわせば当たるのか?」「降水確率が0%なのになぜ雨が降る?」……などなど

身近な出来事を数値化して捉え、それらの多彩な応用を示して皆さんに数値化の魅力をお届けします。

本書は数学が苦手な人でもわかるように、なるべく日常の場面に沿った記述を心がけています。そして、この本で取り上げる例には皆さんの直感と適合しているものもあれば、「そんなの知らなかった!」と驚くような例もあると思います。他の人と話す際の恰好なネタにもなるでしょう。

皆さんも本書で「数値化」を楽しく学び、日常生活に応用してみてください!いつも見ていた世界が、ちょっと変わって見えるかもしれませんよ?


東大式 数値化の強化書

著者:永田 耕作
出版:彩図社(2024/4/30)


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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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