※本稿は、東大カルペ・ディエム(著)『東大式 たのしく遊んでかしこくなる 天才クロスワード 小学1・2・3年生』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
学習の基礎としての「言葉」
「小学校」という日本における義務教育の始まり。
お子さんを持つ保護者の方や生徒を担当する先生方は、初めて体系的な学習を始めることになる子供に対し、どのような教育から始めた方がいいのか、どのように教えた方が子供のためになるのか、気にかかることと思います。
昨今は教育学における研究や、教育現場における実践知の蓄積も進み、一般的に「発達段階」が遅れているといわれる子供たちへの教育法や、「ギフテッド」などと呼称される子供たちへの教育など、個々のケースに合わせた様々な教育法が開発されてきています。
東大カルペ・ディエムではそのようなお子さんごとの違いなども鑑みた上で、小学校前半の段階でもっとも普遍的に役立つものとして「言葉」の学習を取り上げました。
国語や社会はもちろん、理科や数学をこれから勉強していく上でも「言葉」を中心とした学習を避けることはできません。そのような学習の「基礎」としての言葉をお子さんが楽しく勉強するために、言葉×クロスワードパズルで構成された学習ドリルをこの度上梓いたしました。
楽しく、それでいてしっかりと学べる
本書では小学1年生・小学2年生・小学3年生といったそれぞれの学年ごとに、学習段階に合わせた言葉のクロスワードパズルを収録しています。
また単に言葉の暗記で終わらせるものにならないよう、それぞれの学年で習う科目の学習内容も組み合わせています。
例えば小学2年生の例を見てみますと、パズルのコマを埋める言葉のヒントとして次のような文章があります。
「Aくんは右の時計の時こくに家に帰ってきたよ。家に帰ってきた時こくは何時何分?(本文はルビあり)」
このように「算数」の学習内容と絡めたり、3年生でしたら国語・算数・理科・社会という4科目を全て網羅したパズルも用意されています。
クロスワードパズルと言葉の学習を上手く組み合わせることで、お子さんが楽しく、それでいてしっかりと学ぶことができる学習ドリルとなっています。小学生のお子さんの教育にお悩みの方、もっと効率のよい勉強を+αでさせてあげたい方、本書をぜひ手に取ってみてください。きっと後悔はさせません。
東大式 たのしく遊んでかしこくなる 天才クロスワード 小学1・2・3年生
著者:東大カルペ・ディエム
出版:幻冬舎(2023/5/31)