【試し読み】『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』

6月29日発売!『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』

2023年6月29日に『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』が発売されました!

・もっと打ち解けたいけど仲良くなれない
・共感して欲しいだけなのにわかってもらえない
・反省しているのに謝罪の気持ちがうまく伝わらない
・自分は間違っていないのに怒りを伝えるとなぜかもめてしまう……。

こんなとき、東大生は……
コミュニケーションを科学で解決していたのです!

どんなに議論しても、自分の意見をしっかり伝えても、もめることなく、対人関係がうまくいく、東大生だけが知っている会話を科学する方法、知りたくないですか?

※本稿は、東大カルペ・ディエム『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。

東大生はコミュニケーションを科学している

皆さんは、コミュニケーションで困った経験はありませんか?

誰かと仲良くなりたいけれど話しかけられないとき。謝りたいけどどうすればいいか分からないとき。さまざまなシチュエーションで「コミュニケーションが難しいな」と感じた経験が、皆さん一度はあると思います。

しかしそんな場合も、東大生たちは大抵うまく対応しています。なぜかというと「コミュニケーションを科学しているから」です。

「科学している」とは、タイプ分けをし、類型化して、その類型化の中での対応を確立することです。分類してパターン化しているからこそ、再現性が高まります。

例えば、目上の人、同僚、後輩などとコミュニケーションをとるとき、それぞれ話し方を変えますよね? 相手が論理的なタイプか感情的なタイプかによっても、コミュニケーションは変わってきます。またシチュエーションによっても会話は変わります。

東大生は相手にうまく合わせた会話をすることで、相手に届きやすい形で、自分の言いたいことを明確に伝えられていることが多いのです。なぜなら、状況を分類し、相手を分析し、「このパターンだったらこう対応すればいい」と分かっているからです。

こういった分類・分析を普段していると、無駄な説明などに時間を使うことなく、話がわかりやすく、結論を早く出せます。会話のレベルが高いと感じる東大生が多いのは「コミュニケーションを科学しているから」というのは、こういうわけです。

東大は喧嘩が少ない!?

ちょっと話がそれますが、東大は、けんかが非常に少ないです。東大生同士は あまりけんかをしないのです。これは、コミュニケーションを円滑に進められるからだと感じます。 

とはいえ、相手の言うことを唯々諾々と受け入れているわけではありません。 むしろその逆で、ガンガン議論をします。とにかく人と議論をしまくり、意見を 対立させまくります。会議などでも、議長が「A案でいいですよね?」と言い、みんなが「いいです!」と言って終わったところなんて見たことがありません。 みんな何らかの形で、「でもここって大丈夫なんですか?」「B案でもいいんじゃ ないですか?」と自分の意見を述べ合います。それでもけんかになったりするこ とはいっさいなく、「たしかにここはいいね」「この点は違うんじゃない?」と建設的な議論が行われて、よりよい結論が出されるのです。

話が早いのに、互いの意見もぶつけ合うことができる。 この二つが同時に成立するのが、東大生のコミュニケーションのすごさだと感じます。ある種、コミュニケーションの理想が東大というコミュニティでは成立しているということですね。 

自分の意見を押し殺して人と会話する必要はありません。

逆に自分の意見を押し付けてコミュニケーションをするのもよくありません。相手に合わせて会話の仕方を変えることで、余計な摩擦を生むことなく話をすることができるようになります。


いかがでしたか? 「会話のパターンを分析する」「議論を仕掛けてより良い結論へと導く」がコミュニケーションを上手に取りながら対人関係をクリアしていくコツの一部です。その他東大生が実践している様々な会話術をぜひご一読ください!

『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』

『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』

著者:東大カルペ・ディエム
監修:西岡壱誠
出版:主婦の友社(2023/6/29)

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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