【試し読み】自分から勉強する子の家庭の習慣

※本稿は、東大カルペ・ディエム(著)西岡 壱誠(監修)『自分から勉強する子の家庭の習慣』(すばる舎)の一部を再編集したものです。

どうしたら、自分から勉強するようになるのか?

・いつもダラダラしている
・全然、勉強しない
・ゲームばかりして本を読まない
・イヤイヤ勉強していて成績が上がらない

こうした悩みをもつ親御さんは少なくないと思います。お子さんに「勉強しなさい!」と言
えば言うほど反抗的になり、勉強嫌いになっていく。悪循環ですよね。


どうしたら、子どもは自分から進んで勉強するようになるのでしょうか。


そこで、本書では現役東大生75人にアンケートを取り、その結果を元に私たち東大カルペ・ディエムなりの考察を加えて「どうしたら子どもがやる気になるのか?」「どうしたら自分から勉強するようになるのか?」、その秘訣を探りました。
具体的には、東大生が小学生だったとき、家庭でなされていた

・勉強環境の作り方
・やる気の引き出し方
・読書の習慣
・知的好奇心の育て方
・ゲーム・娯楽との付き合い方
・中学受験、大学受験の臨み方

など、子どもが進んで勉強するうえで欠かせない「環境づくり」や「習慣化のコツ」のほか、子どもの自発性を引き出すうえで大事な「関わり方のコツ」をできるだけわかりやすく紹介しています。

東大生の親に共通する要素とは?

東大に合格したといっても、小学生の頃から誰もが勉強が好きで、自分から進んで勉強していたわけではありません。その裏には親御さんたちの熱心な関わりがありました。
今回、この本を書くに当たってたくさんの東大生の親御さんの話を聞きました。さまざまなご家庭があり、親子の仲が良いところもあれば、喧嘩ばかりだけどそれでも仲良し、というところもありました。
ただ、どの東大生の親御さんにも共通している要素は、

「子どもが自立する」ための教育を している

ということです

例えば、東大生の親御さんは子どもに『〜させる』という言葉をあまり使いません。「勉強させる」とか「片付けさせる」と言わないのです。 『〜させる』というのは、上の人が下の人に何かを命令してやらせることですね。でもそれって、子どもの自立を阻害することになってしまいます。
誰かの命令を聞いてやっているうちは、自分で考えて行動することになりませんよね。だから、極力「親が言ったから子どもがそういう行動をする」という状態をつくらないようにしているのです。


例えば、子どもが勉強していないのを見たら、普通は「勉強しなさい!」と怒る親御さんが多いですよね。
「つべこべ言わずに、勉強しなさい!」と叱ってしまう場面は多いと思います。
しかしそれだと、子どもは「なんだよ!」と反抗して、どんどん勉強しなくなってしまいます。頭ごなしに怒ると、子どもは反抗したり落ち込んだりして、怒った意味がなくなってしまうのです。

東大生の親御さんの多くは、こういうときに子どもに問いかけます。

「どうして勉強しないの?」

勉強するよう押しつけるのではなく、「勉強をしない理由」をただ質問するのです。
大抵の場合、勉強をしたくないことに理由なんてありません。ただなんとなく「勉強したくないな」と思って遊んでいる場合が多いです。ですから質問されると、
「あれ、聞かれて初めて気づいたけど、あの宿題やってないな」
「そういえば、あの勉強やろうと思ってた」
と、自然とやる気が起きるかもしれません。
もし子どもが「こういう理由で勉強しないんだ」と反論したとしても、その理由が急ごしらえのものであれば、親御さんはさらに質問していくことでその理由を崩すことができます。 「でもそれってこうじゃないの?」と、質問を繰り返していくことで、「まあ、たしかに親の言うことも一理あるな……」と考えるようになります。

このように、質問によってじっくり考え、自分で答えに気づくように誘導してあげることで、望ましい行動をするように仕向けているわけです。

おわりに

本書では、子どもが自分で気づき、行動する、「自立」を第一に考え、東大生の家庭でされていた習慣をわかりやすく紹介していきます。
現役東大生ならではの「これがよかった!」「役立った!」という「生の声」をたくさんお伝えするので、読者の皆様のご家庭でも、必ずや役立つものが見つかるはずです。

自分から勉強する子の家庭の習慣

著者:東大カルペ・ディエム
監修:西岡 壱誠
出版:すばる舎(2023/9/25)

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講師は現役東大生!偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめとして、地域格差・経済格差など、さまざまな逆境を乗り越えた現講師たちが、生徒に寄り添って対応します。

ご相談から受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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