受験勉強をする中でモチベーションが落ちてしまうことは、ほとんどの人が経験することなのではないでしょうか。この記事を読んでくれている受験生には、最高のモチベーションを維持、そしてもっとモチベーションを高くして合格まで走り抜いてほしいなと思います。
モチベーションを維持するのが難しい理由
モチベーションが落ちてしまった時、同時に自信も失いがちですよね。そんな状況から抜け出すためにも、まずはモチベーションを維持するのが難しい理由を探ってみましょう!
受験本番までまだ時間があると感じている
受験本番まで時間があると、「今やらなくてもいいか」と油断してしまいがちですよね。そういった時は緊迫感が生まれづらく、モチベーションが下がりやすくなってしまいます。
近くにSNSなどの誘惑が多い
InstagramやYouTubeなどで自分の好きなものが流れてきたり、新着投稿が特集されているとつい観てしまう、なんとなくぼーっと観て2時間経ってしまう。こういったことはよくありますよね。そうした誘惑が多いと、勉強にエネルギーをさくことが難しくなってしまいます。
目標が漠然としている
一生懸命勉強してはいるけど、受験の先に何があるのかぼんやりとしていてわからない、入試を受ける実感が湧かないということもあるのではないでしょうか。目標が明確でなかったり、遠すぎたりすると、なかなかモチベーションを保ち続けることは難しくなってきます。
勉強以外にやりたいことがある
前で述べたSNSの話にも繋がりますが、勉強以外に集中しているもの、エネルギーを注ぎ込んでいるものがあると、キャパシティを超えてしまい、勉強に向かうことが時間的にも体力的にも難しくなってしまいますよね。
成績を周りの人と比較している
周りにいる「できる子」の成績と自分の成績を比較してしまってはいないでしょうか?自分が劣っていると、モチベーションも下がってしまいがちですよね。ただ、人によって伸びる時期もできる科目も受験戦略も異なります。このことを踏まえると、単に数字を比較することは危険だということがわかりますね。
勉強って、実は楽しいもの!
勉強はつまらないものだ、勉強なんて受験のためのものだ、などと思っていませんか?そんな方には、勉強に意味を見出して、モチベーション向上に繋げてほしいです!
自分の夢に直結している!
今はなんとなく勉強していても、いつか「これだ!」という興味分野に出会えるかもしれません。また、出会いがなかったとしても、やりたいことが決まった際に何かしらの形で関わってくるかもしれません。
世の中の「なぜ?」に自分で答えを出せるようになる
勉強つまらないな…と思っている人ほど、勉強法を見直してみてください。確かにたくさんの知識を詰め込むだけの勉強は楽しさより苦労が多いです。
「なぜこの英文はこの意味になるんだろう?」
→「英文法を見たらわかるかも!」
「なぜ今アメリカの大統領選はこんなに話題になっているんだろう?」
→「アメリカと他国の関係を見てみよう!」
などのように、日常の中でなんとなく生まれた「なぜ?」という問いに対して、その問いの答えを出す上で必要な知識を集めていくという勉強であれば、自分の「なぜ?」が解消されて楽しいと感じるものです。現在の入試を見ると暗記は逃れられないものだと思いますが、できるだけこうした勉強法を念頭に勉強してみてください!
モチベーションを維持する8つの秘訣
ここまではモチベーションが維持できない・落ちてしまう原因や勉強の楽しさについて紹介してきました。それらを踏まえて、モチベーションを維持するための秘訣をみていきましょう!
文房具を新調する
もちろん普段から使用している、もしくは使いやすい文房具は勉強する上では大事です。しかし、どうしても勉強に向き合えない、飽きてしまった感覚があるという時には、「新しい文房具買ったし、使ってみよう」「これを頑張ったら、新しい筆箱を買おう」というようにご褒美を用意するのも一つの手だと思います。
いつもとは違う場所で勉強してみる
教室、家、塾、図書館など、みなさんがいつも勉強している場所は様々だと思いますが、そうした場所もマンネリ化してくるものです。そんな時は、いつもと違う場所で勉強してみましょう!最初は集中しづらいかもしれませんが、段々と慣れてくると思います。
実は私も受験生の時、この方法をためしました。共通テスト直前期に家でばかり勉強していたら気が滅入ってしまいそうだったため、長時間滞在OKの近くのカフェに行って数時間だけ勉強して、家に帰ってまた勉強という風にしていました。このように気分転換がてら場所を変えるのも有効だと思います。
ノートを見やすくとる
みなさんはノートのとり方にこだわりはありますか?もちろんこだわりすぎて時間をかけてしまうと勉強がなかなか進まなくなってしまうのですが、少し綺麗に・見やすくとってみよう、ペンで色をつけて気持ちが上がるようにしようなど、ちょっとした工夫をしてみてください。これも私の経験談になりますが、単元の題名はピンクの蛍光ペン、重要語句は青の蛍光ペンでマーカーするといったように、色だけで大体何がどこに書かれているかわかりやすいようなノートを作っていました。慣れてくるとそこまで時間はかからないので、おすすめです。
ゲーム感覚で参考書を攻略していく
参考書を見るとたくさんの章があって、ゲンナリすることありますよね。私はありました。そんな時は、参考書の見方を変えてみてください。「この章を◯月◯日までに終わらせたら勝ち!」「正答率が高かったら勝ち!」など、もちろんゲームは勝ち負けだけではありませんが、こうしてモチベーションをあげるのも一つの手だと思います。
また、知識を武器と捉えて、問題をモンスターなどの敵と捉えて、勉強を「敵をやっつけるゲーム」と捉えてしまうのも楽しそうですね!
日記などで自分の成長を実感する
日記をつける習慣がみなさんにはありますか?寝る前に一言今日の勉強の感想を紙に書く、勉強を始める前に今日の勉強の抱負をスマホのメモに書くなど、手段やタイミングは様々だと思います。そうした日記をつけていくと、自分の変化・成長が可視化できるかもしれません。
“魚を育てるアプリ”を使う
集中するための方法として、アプリを使うという画期的な方法もあります。例えば「スマホをやめれば魚が育つ」というアプリは、自分で集中したい時間を設定し、その時間を守れている間に魚がアイテムを集め、そのアイテムを回収することで魚を成長させたり魚の種類を増やしたりすることができる、というゲームのようなアプリになっています。このような、アプリを動機に勉強するのも楽しそうです。
友人や仲間と競い合う
先ほど成績を他者と比較してしまいモチベーションが下がるという話がありました。それと似ているように思えるかもしれませんが、モチベーションをあげる方法として他者と競い合うという方法が上げられます。受験していると孤独になりがちですよね。もちろん1人で集中した方が勉強しやすい人もいるでしょう。ですので、みんなで受験を乗り越えた方が勉強の効果を発揮しやすい!というタイプの人は、是非同じタイプの友達と試してみてください。
ただ注意して欲しいのは、競争した結果負けてしまっても悲観しないで欲しいということです。悲観するより、むしろモチベーションが高い人や勉強の仕方が上手いと思う人を真似てみてください。モチベーションや学力向上に繋がるかもしれません。
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