※本稿は、東大カルペ・ディエム (著), 西岡壱誠 (監修)『東大×マンガ』(内外出版社)の一部を再編集したものです。
「マンガ」で勉強することができる?
皆さんは「マンガ」は好きですか?
「嫌い」という人ももしかしたらいるかもしれませんが、恐らくほとんどの方は、何かしら一つは「好きだ!」といえるマンガがあるのではないでしょうか。
日本は言わずと知れたマンガ大国ですが、実は多くの東大生は身の周りに溢れているマンガからも学びを得ていると聞いたら皆さんは驚くかもしれません。
しかし実際のところ、多くの人に読まれているマンガというのは「テーマ」がしっかりしていたり、細かいところにまで設定が行き届いていたりとどこか「強み」があるものです。
このマンガが持つ「強み」こそが、学びを得る重要な契機となります。そして、多くの東大生はマンガを読みながらその「強み」を敏感に感じ取り、楽しみながらも学びを得ているのです。
普段の楽しみから学びを得る
本書では、おそらく多くの方が知っているであろう有名なマンガを50冊以上取り上げています。
そしてその一つ一つに対して東大生はどう読むのか、つまりそこからどのような学びを得て応用することができるのかを、国語や数学といった関連する科目に分けながら詳しく解説していきます。
『推しの子』や『賭博黙示録カイジ』、『薬屋のひとりごと』や『進撃の巨人』など。皆さんが知っている、あるいは気に入っているマンガがきっと一つは紹介されているはずです。
本書は真面目に勉強法を紹介するというよりも、むしろ普段の楽しみからいかにしてちょっとした学びを得るか、ということに焦点を当てています。
この本を通して「楽しみ」から「学び」を見出す術を身につければ、きっと皆さんの普段の趣味もより楽しく、より充実したものになることでしょう。
東大×マンガ
著者:東大カルペ・ディエム (著), 西岡壱誠 (監修)
出版:内外出版社(2022/5/13)