【2025最新版】大学入試日程まとめ!前期後期試験の日程は?

年も明けていよいよ大学入試目前です。目の前の共通テストに集中するのは大事ですが、国公立大学が第一志望の人は同時並行で前期試験や後期試験でどの大学を受けるのか戦略をたて、願書を出さなければなりません。私立大学を志望している人も同様に、各大学によって入試日程が異なるためスケジュールを確認することが大切です。

そこで今回は、大学入試の大まかな流れを解説し、細かいスケジュールについて代表的な大学を取り上げてご紹介します。

目次

入試の種類と受けるテスト

まずは大学入学にはどのような方法があるのか、それぞれの入試方法で受験する必要のある試験は何かについて見ていきます。

一般選抜 / 国公立大学

国公立大学の入試と聞いて最もイメージしやすいのはこの一般選抜でしょう。共通テストを第一次試験として受け、その後国公立大学に出願してその大学オリジナルの個別試験を受けることによって合否が判定されます。

基本的には共通テストの成績で第一次選抜が行われ、その成績によっていわゆる”足切り”が行われます。一次選抜を突破すると第二次試験である大学の個別試験を受けることができます。基本は一日程ですが、京都大学や東京大学などの一部の大学では二日間にわたって行われます。多くの大学は前期日程でほとんどの学生を選抜しますが、中期日程や後期日程など、個別試験の日程を何日かに分けている大学もあります。そのため志望大学によっては最大で三度受験することができるのです。

学校推薦型選抜 / 国公立大学

国公立大学入試で一般選抜と並んで主流な方法に学校推薦型選抜があります。出身高校の学長の推薦を得て出願するもので、各高校から推薦できる人数に上限があることも多いです。そのため学内の推薦をあらかじめ勝ち取る必要があったり、高い評定を得る必要があるなど制限のある選抜方法です。

基本的には志望学部の専門的な知識や、高校在学中の活動やその成果が評価される試験方法です。近年は評価方法の一つとして共通テストの試験結果を参照する大学も多いですが、そのほかにも面接や小論文、プレゼンテーションを行うなど大学や学部によって試験形式は大きく変わります。受験を考えている人は学校の先生に一度相談してみるのが良いでしょう。

総合型選抜 / 国公立大学

総合型選抜は学校推薦型選抜よりも出願要件が緩く、誰でも比較的出願しやすい試験方式です。出願期間は9~10月、合格発表は11~12月など日程が非常に早いことも特徴の一つです。

まだ成績が確定していない高校も多いことからか学校評定の制限がなかったり、高卒生でも受験することができるなど幅広い人が受験できます。書類審査で第一次選抜を行ったあと、面接や小論文といった第二次選抜が行われます。大学が求めている人材を選抜するための試験なので、その大学に対する熱意を伝えることが必要になります。

一般選抜 / 私立大学

続いては私立大学の入試方法について見ていきます。やはり多いのは一般選抜型入試で、国公立大学と同じように大学個別の問題を解くことでその合否が判定されます。ただし共通テストの結果は考慮しない大学が多く、数科目の受験でいいことも多いため、いきたい大学が明確に決まっている人にとっては対策が練りやすいです。また試験日程が統一されていないため、日程が被らなければいくつ受験しても構いません。一方でいくつかの大学へ併願して出願した場合、大学ごとに試験形式や内容が異なることから対策の時間を多くとらなければならないというデメリットもあります。

推薦入試 / 私立大学

いわゆる指定校推薦と呼ばれる受験方式で、学校推薦型選抜と同じように、推薦枠が少なく学内競争になることが多いです。学内で推薦生が選抜後、小論文や面接など大学ごとの試験があります。出願は非常に早く、10月〜11月頃には受験資格の有無が決まります。高校生活全体の成績、高校在学中の活動も含めて総合的に選抜されます。大学の試験を受けられれば、ほとんど合格できます。合格しやすい制度の代わりに、他の大学を受験することは許されず、試験を受けたらほぼ確実に進学が決まるので、慎重に選択する必要があります。

共通テストの試験日程

まずは共通テストの日程です。国公立大学の受験生はもちろん、推薦を狙う人や私立大学へ共通テスト利用入試で用いるなど多くの人にとって重要なテストです。

【出願期間】

2024年9月25日(水)~10月7日(月)

【本試験】

2025年1月18日(土)、19日(日)

【追・再試験】

2025年1月25日(土)、26日(日)

【テスト後のスケジュール】

正解等の発表:2025年1月18日(土)、19日(日)

※試験終了後速やかに発表

平均点等の中間発表:2025年1月22日(水)

得点調整実施の有無発表:2025年1月24日(金)

平均点等の最終発表:2025年2月6日(木)

国公立大学の試験日程

続いては国公立大学の一般選抜に関わる試験日程です。基本的にはこのスケジュールに沿って試験が行われますが、大学ごとに微妙にことなる可能性があるため志望大学のホームページなどを必ず参照してください。

【出願期間】

2025年1月27日(月)~2月5日(水)

【前期日程】

第1段階選抜結果発表:2025年2月12日(水)まで

試験日:2025年2月25日(火)~

合格発表(公立):2025年3月1日(土)~10日(月)

合格発表(国立):2025年3月6日(木)~10日(月)

入学手続前締切期日:2025年3月15日(土)

【中期日程(公立大学のみ)】

第1段階選抜結果発表:2025年2月18日(火)まで

試験日:2025年3月8日(土)~

合格発表:2025年3月20日(木)~24日(月)

入学手続第1次締切日:2025年3月27日(木)

【後期日程】

第1段階選抜結果発表:2025年2月28日(金)まで

試験日:2025年3月12日(水)~

合格発表:2025年3月20日(木)~24日(月)

入学手続第1次締切日:2025年3月27日(木)

【追加合格者】

合格者の決定:2025年3月28日(金)~

入学手続き第2次締切日:2025年3月31日(月)

私立大学の試験日程

私立大学は国公立大学とは異なり、決まった試験日程はありません。各大学ごとに大きく異なるので必ず大学のホームページを参考にするようにしてください。

一般選抜

【出願期間】

2025年1月中旬〜下旬

【試験日程】

2025年2月初旬~中旬

【合格発表】

2025年2月下旬

共通テスト利用入試

【出願期間】

・事前型

2025年1月上旬~1月17日

・事後型

2025年1月19日~2月下旬

【合格発表】

・事前型

2025年2月上旬

・事後型

2025年3月上旬

指定校推薦

【出願期間】

2024年11月上旬

【試験日程】

2024年11月下旬〜12月上旬

【合格発表】

2024年12月下旬

まとめ

いかがでしたか。出願を忘れていた / 試験日程がバッティングしてしまったなどの理由で受験ができないのは非常にもったいないので、志望大学の入試に関わる日程は必ずメモして忘れないようにしてください。

本番まであと少しです。頑張ってください!


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この記事を書いた人

東京大学で薬学や心理学を中心に勉強しています。高校時代に発達障害の方とその支援者を中心に様々な人と関わってきた経験があり、人と話しその人の人生を知るのが好き。ボカロとお笑いが大好き。

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