合格発表直前の不安を和らげるための方法
合格発表を待つ期間、受験生はさまざまな感情にさいなまれることでしょう。
かくいう筆者も、発表を確認するのが怖くて、発表されてからもしばらく駄々をこねていました(幼児退行)。
合格しているかな…頭で永遠リピートするこの落ち着かない気持ちを少しでも軽減するための方法を以下で解説します!
趣味に打ち込もう!心が落ち着く活動でリラックス
結果が気になってソワソワして落ち着かない…そんな時は、自分の趣味に没頭することがおすすめです。自分が好きなことに全力で取り組むと、徐々にポジティブ思考になっていきます。リフレッシュ効果があるので、心にも余裕ができたり、充実感が増したりするでしょう。
一方で趣味がないという人は、今が新しい趣味を見つける絶好のチャンスです。自分が外出してリフレッシュするタイプなのか、家で何かすることを好むタイプなのかを知っておくと自分に合った趣味を見つけられるかもしれませんね!例えば、公園でバドミントンをしたり、新しい楽器に挑戦してみたり、部活に顔を出してみたりするのもおすすめです。
温かい飲み物で副交感神経を優位に
緊張や不安を和らげるために、温かい飲み物を定期的に摂取することは効果的です。ハーブティーやホットチョコレートを飲むことで、副交感神経が優位になり、リラックス効果を得られます。頭が結果発表のことでいっぱいになると、常にアンテナを張っていることに疲れたり、自律神経が乱れたりしてしまいます。日々の中で、一息つく時間を意識的に作ることも大切です。
特に夜のリラックスタイムには、照明を少し落として、静かな音楽を流しながら温かい飲み物を楽しむと良いでしょう(筆者はlofiというジャンルが大好きです)。そうすることで、心身ともにリラックスし、ぐっすりと眠れます。
友人と過ごす時間が心の支えに
友人とおしゃべりしたり遊んだりして過ごすことで、合格発表のことを一時的に忘れられるようになるかもしれません。受験生仲間と一緒にお茶をしながら、試験の話をしない時間を作ることで、気持ちをリフレッシュさせ、ソワソワした気持ちを軽減できます。思い切って、普段行かない場所へ一緒に出かけてみるのも良いですね!
友人と話すことで、互いの不安を共有し合えるので、心の支えとなること間違いなしです。時間を過ごすうちに、堅苦しい気持ちも和らぎ、心が軽くなるでしょう。
将来の明るい自分を想像しよう
目前の合否結果に一喜一憂する気持ちは大いにわかります。というか筆者もそうなります。
ただ、いったん冷静になって自分の人生を考えてみると、受験はなが~い人生の一部にしかすぎないことに気づきます。将来、成功している自分の姿、ちゃんと地に足をついて生活できている姿を思い浮かべてみてください。今の自分がどうであれ、将来に対してポジティブなイメージを描いていると、脳はそのイメージを無意識のうちに本物だと捉えます。
未来の自分がどのような人生を歩んでいるのか、具体的に想像しながら、目の前の不安な気持ちをワクワクにマインドチェンジできたらなんだか落ち着いた気分になることでしょう。
合否確認とその後について
インターネット上での合否確認
現在は多くの大学がインターネットでの合否確認を提供しています。
「合格しているといいな」「落ちたらどうしよう…浪人で予備校に通うなんて親不孝かな?」と考えてしまう人も少なくないでしょう。
家族に気を遣わせたくないからカフェなど家の外で確認するという人もいるかもしれません。
どんな方法で確認するにしても、自分が一番納得するやり方で確認してくださいね。
発表直後はアクセスが集中し、サイトがつながりにくくなることがあります。普通にサイトを開ける人もいるかもしれませんが、たくさんの受験生が一つのサイトに殺到するため、少し時間を置いてからアクセスすることで、スムーズに確認できるかもしれません。焦らず、自分のペースで、大切な瞬間を迎える心構えを持ちましょう。
合格通知書が来てから
大学から送られてくる合格通知書は、非常に重要な書類です。再発行ができないため、大切に保管することが必要です。また合格=大学に入れる!ということではありません。入学手続きをしなければ入学できないので、合格した嬉しい気持ちを胸に、冷静に手続きも進めるようにしましょう。特に何校にも出願をした人は、自分がどの大学で勉強したいのかを考えてみてくださいね!
浪人は親不孝でもなんでもない!
「落ちたらどうしよう…浪人で予備校に通うなんて親不孝かな?」と考えてしまう人もいるでしょう。
ただこれは声を大にして言いたい…!
たとえ浪人をすることになっても、それは親不孝ではなく、むしろ自身の成長のための貴重な経験です。
金銭面を考えたり、一年間勉強して成績が上がるのか不安になったりすることもあると思います。すごく分かります。ただ、第一志望に行きたいけれど浪人することで親に迷惑がかかるなぁ…と話し合わないで決めるのはもったいない!
まずは自分の気持ちを決めて家族に伝え、話し合いましょう。その上で、もしも親が浪人したい気持ちを承諾してくれたら、その時は親に感謝の気持ちを伝えればいいのです。挑戦の末に得られる達成感は、何にも代えがたいものです。自分の気持ちや周囲の理解を蔑ろにせず、自分らしい道を進んでみてください。
受験が人生の全てではない
大学受験は、人生の一つのステップに過ぎません。もちろん勉強することだけが正解ではありません。進路は人それぞれで、多くの選択肢が存在します。受験結果がどうであれ、あなたの可能性は無限大です。どんな結果であれ、これまで得た経験や今後の学びを大切にし、自分らしい道を、自信を持って歩んでくださいね!
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