布施川天馬講演会  〜共通テストまで走りきるために〜

10月と言えば、受験直前期。ここから100日間を走り切れる人もいれば、そうではない人もいます。それでは、走り切るためには何が必要でしょうか?ひとつは、危機感を持つことが挙げられるでしょう。

2024年10月11日、弊社講師の布施川天馬が、長崎県立佐世保西高等学校に伺って、「共通テスト本番までの99日を走り切るために」をテーマに講演を行いました。今回は、講演の様子を講演者である布施川がレポートします!

目次

長崎県立佐世保西高等学校とは

長崎県立佐世保西高等学校は、長崎県佐世保市にある公立高校。受験にいそしむ学生も多い進学校です。ですが、残り100日間になってくると、どうしても受験に怖気づいてしまう生徒が出てきてしまう。「これに喝を入れてくれないか」と依頼を受けたため、実際に現地を訪れて講演を行いました。

佐世保西高校は制服の種類が複数あったり、校風が自由であったりと、非常に生徒の自主性が重視されている印象を受けました。だからこそ、生徒自身が自分の道を見失ってしまった時に、道しるべとなる大人の存在が、逆に重要になるのでしょう。私は部外者として、普段先生からはできないような話をしようと考えて、講演を準備しました。

今回の講演内容は「ここで受験を諦めた場合の経済的損失について」と「受験本番までを諦めないためのマインドセット」の2本立て。受験を諦めて高卒で就職した場合、もしくは短大や専門学校に進学した場合に、どれだけの生涯年収が失われてしまうか。逆に勉強を頑張って、有名大学に進学した場合、どれだけの経済的な利益を得ることができるか。そして、そのためにどうやって諦めずに走り続けるか。これらについてお話ししました。

普段はお金について話されることはないでしょうから、生徒たちは非常に静かに聞いてくれたように感じます。実際、講演後に面談コーナーを設けたところ、20人近い生徒たちが殺到して、1時間以上も座談会を行いました。この面談コーナーでは、講演中に触れられなかった具体的な勉強方法やスケジュールの立て方、志望校対策などについて、座談会形式で語らいました。普段は勉強に熱心ではない子の姿が多かったようで、先生からは「いつもならアプローチできない子にアプローチすることができた」と感想をいただけました。

「いまの勉強が一番ハイリターンだから、今頑張るのが一番得をする道。諦めてしまうと未来の自分が損をするだけであって、将来はむしろふさがってしまう。幸せな将来がつかみたいのであれば、勉強をした方がいいでしょう」と締めましたが、多くの生徒さんにメッセージが伝わったように感じます。この会をきっかけに、より一層受験勉強に打ち込んでいただけることを祈っています。

講演後の座談会の様子

生徒の感想


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この記事を書いた人

東京大学文学部。世帯年収300万円台の家庭から東大へ合格。現在学業の傍ら、ライター、作家活動や講演活動を通して逆転合格のノウハウを広める。日刊SPA!、プレジデントオンライン、東洋経済オンラインにて連載経験あり。ゲームとマンガが趣味。

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