※本稿は、西岡壱誠(著)『高学歴のトリセツ 褒め方・伸ばし方・正しい使い方』(星海社新書)の一部を再編集したものです。
高学歴=仕事ができる?
東大卒、京大卒、早稲田卒、慶応卒……等々、世の中には一般的に「高学歴」といわれる人たちがいます。
もちろん、人によってどこからが「高学歴」だと考えるかは様々だと思いますが、日本では例えば「偏差値」という基準で比べるなどして大学をランク付けし、そこで得られる「学歴」がときには就職活動などにも影響を与えています。
さて、それでは「高学歴」と「仕事」というものの関連を考えてみたときに、皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか。
「高学歴の人たちは頭も良いから仕事もきっとできるんだろう。」「高学歴だからこそ大企業でもやっていけるんだろう。」「高学歴の人は話が上手いし、成功体験も色々しているだろうから面接等でも有利なんだろう」
こういうイメージもあながち間違っていないのかもしれません。だからこそ、一般的に名の知れた大企業では東大や京大、あるいは早慶出身者の人などが多く採用されたりするのでしょう。
東大生は扱いにくい?
しかし、こういった「高学歴=仕事ができる」という「正」のイメージとは逆に、「高学歴=仕事ができない」のような「負」のイメージについての話を聞いたことはないでしょうか。
例えば「なまじ高学歴の人はプライドが高いからアドバイスを素直に受け取らない」、「高学歴の人は仕事で他の人とうまくコミュニケーションが取れない」、「勉強以外のことができない」等々……
この相反するイメージは一体何に起因しているのでしょうか?高学歴の人たちは本当に仕事ができないのでしょうか?あるいは仕事で彼らを使う立場の人は、どのようにすればそういった「高学歴」の人たちにうまく能力を発揮させることができるのでしょうか?
「高学歴」の人とうまく付き合うためのトリセツ、決定版
この本はそういった皆さんの素朴な疑問に答えるべく生み出された、著者:西岡壱誠による入魂の一冊です。
普段数多の東大生を束ねる「社長」でもある著者が、自らの経験をもとに「どうして高学歴は使えないと思われてしまうのか?」・「なぜ高学歴の人たちは仕事で能力をうまく発揮できないのか?」・「高学歴の人たちとの間で仕事上のトラブルが生じた際、どのように対処すればいいのか?」等々、余す所なくお答えします。
自分は「高学歴」なのに「仕事」がうまくできないと思い悩む人も、「高学歴」の人たちと仕事でどうつきあえばいいかわからないという人も、あるいは単に興味本位で「高学歴」と「仕事」の関連性が知りたいという人も、誰もが読んで満足できる内容となっています。少しでも興味を持った方は一度手に取ってみてください。きっと後悔することはありません。
高学歴のトリセツ 褒め方・伸ばし方・正しい使い方
著者:西岡 壱誠
出版:星海社新書(2024/03/19)