※本稿は、片山湧斗(著)『東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法』(日本能率協会マネジメントセンター)の一部を再編集したものです。
ノートから勉強は始まる
この記事を読んでいる皆さんは、「勉強」に関して何か悩みを抱いたことはありますか?
「単語が覚えられない」、「情報がうまく整理できない」、「自分の現状がよくわからない」……等々
勉強する上で生ずるであろう悩みは数多くあります。
それでは皆さんは「ノート」は上手く活用できているでしょうか?
ノートはただ授業の内容を書き写すためだけのものではありません。ノートを上手く活用するだけで、上に挙げた悩みのほとんどは解決できてしまうのです。しかし、
「そうはいってもノートの活用法がわからない」、「本当にノートを活用するだけでそのような劇的な効果があるのか?」
こう思うのも無理はありません。そしてそういった人たちのためにこそ、この本は作られました。
東大生の思考回路を自分のものに
この本は様々な科目、様々なタイプのノート、それも50名以上の東大生が実際に使っていたノートが紹介されています。
東大生らのノートを実際に見て、分析を施すことで、私たちも彼らが辿った思考の道筋を追うことができます。
東大生のノートから読者がノートの書き方を学び取り、実際に活用できるようにするために、本書では東大生のノート一つ一つに分析を施し、タイプ別に分けて紹介しています。
本書では彼らのノートを「情報整理」・「記憶定着」・「理解定着」・「進捗管理」・「勉強法」の5つに分け、さらにそれを用途別に細かく分けて分析を行います。
「学ぶ」ことは「まねる」ことから始まる。
皆さんもぜひ東大生のノートから彼らの思考法を盗み、活用してみてください。自分なりの勉強法を身につけるため、まずはノートから彼らの思考回路をコピーしてみましょう。
東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法
著者:片山 湧斗
出版:日本能率協会マネジメントセンター(2021/4/27)