みなさんは「試験に合格する方法」をご存じですか?
突然ですが、みなさんが想像する受かる受験生とは、どんな受験生でしょうか?
普段からコツコツとしっかり勉強する
1.ひたすら暗記する
2.とことん問題を解きまくる
3.普段からコツコツとしっかり勉強する
といった風でしょうか?
しかし、これらはどれも正しくありません。
では、一体どのようにすると東大に合格できるのでしょうか。簡単です。
たくさん点を取る
トートロジーのように聞こえますが、たったこれだけなのです。
逆に、どんなに勉強しても、どんなに努力をしても、東大の試験会場で「点」を取らなければ、合格することはできないのです。
本書は、勉強のやり方・仕方ではなく、「点の取り方」だけに絞って、そのテクニックを徹底的に紹介したものです。
試験1週間前でも、前日でも、試験当日の1時間前でも、この「点を取るテクニック」を身につければ、確実に点を稼げるようになります。
そんなとても合理的で、即効性があり、ある意味『ズルい』テクニックを、これでもか!ととことん紹介していきます。
なぜ西岡壱誠がそんなテクニックを知っているのか?
偏差値35の落ちこぼれだった自分が、無謀にも「東大合格」を目指して、ひたすら一生懸命勉強して、コツコツと努力して受験した結果、現役時代も一浪したときも、手元に残ったのは「不合格」の3文字でした。もう後がない2浪突入決定の崖っぷちのとき、私はこう考えたのです。
このまま、”勉強”や”努力”を続けるだけでは、得られる結果は同じだ。
合格するためにはしっかりと”点を取る”方法を身につけなければ
、と。
それからは、
1.難しい問題でも、少しでも部分点をさらう方法はないか?
2.問題のパターンごとに点を引き出すテクニックはないか?
3.本番で問題を見た瞬間に、時間配分や問題の取捨選択の戦略をどう立てればいいか?
そんなことを常に頭にイメージしながら、2浪目の日々を過ごしていました。その結果、私は東大模試で全国4位まで登りつめ、見事東大合格をつかんだのです。
東大入学後、同じく困難を超えて東大に合格してきた同級生たちと話してみると、彼ら彼女らもやっぱり同じように「点を取るテクニック」を熟知していたことが分かったのです。
合格するには「点を取るテクニック」が必要だ。
そう確信した私は、東大ないの試験対策を行う試験対策委員会の委員長を努め、数多くの試験対策を、数多くの東大生と考えることで自分の「点を取るテクニック」に磨きをかけ、本書を作成するにまで至ったということです。
読むだけで点数が上がる! 東大生が教える ずるいテスト術
著者:西岡 壱誠
出版:ダイヤモンド社(2017/12/14)