※本稿は、松島かれん(著)『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)の一部を再編集したものです。
頑張りたいけど頑張れないあなたに
皆さんには何か「好き」といえるものはありますか?「頑張りたい」と思えるものはありますか?
「好き」なものがある、そのためにならいくらでも頑張れる。
そういうものがあるというのはとても素晴らしいことですし、突き詰めることで必ずそれは将来につながるでしょう。しかし、一方でこういった経験はないでしょうか?
「本当は自分はこれが好きだしやってみたいけど、才能がないから挑戦できない」、「他の人の方が、自分が好きなことに対して才能がある」、「いくらやっても自分が頑張りたいことが上達しない」「どうしてもやる気がでない」……
こういった経験によって、自分の「好き」という気持ち、「頑張りたい」という気持ちに蓋をしてしまい、諦めてしまうこと。身に覚えのある方もいらっしゃると思います。
この本は、そんな人たちのためにこそ書かれた本です。「頑張りたい」ことに一歩踏み出せないあなたに。高校時代に散々悩んだ著者がいかにして「手帳術」でこれを克服し、東大に合格することができたのか。余すところなくお伝えします。
「過去の自分の声」が今の自分を支える
そもそも、「手帳」を使うことによってどのような効果が生まれるのか。
著者はこれを「自己肯定」・「自己管理」・「自己分析」の三つに分けて説明します。
周りに流されず、自分で自分の頑張りを認められるようになること。きちんと自分が頑張れるように生活を管理すること。自分の現状と改善点を確認すること。
手帳をうまく使うだけで、この三つを全て簡単に行うことができるのです。
手帳は過去の自分との対話です。「もう無理だ」と思ったとき。「これ以上は頑張れない」と思ったとき。手帳を開けば過去の自分の声が今の自分を励まし、前に進む力をくれます。
なりたい自分になるために。
自分の人生を豊かにする手帳術、試してみませんか?
無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術
著者:松島 かれん
出版:日本能率協会マネジメントセンター(2023/5/28)