【試し読み】東大合格はいくらで買えるか?

※本稿は、布施川天馬(著)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社新書)の一部を再編集したものです。

「東大生」は何円かかる?

「東大生」そして「富裕層」

この二つの言葉を並べられて皆さんはどのように感じるでしょうか?恐らく二つの方向性からこの二つの単語の関係を考えることができるでしょう。

一つは東大に合格するためには多大な投資をしないといけないということです。東大に行くためには質の高い教育環境を子供に用意しなければならない、具体的には良い学校に行かせなければならない、場合によっては塾も家庭教師も利用しなければならない……。

このように子供に莫大な投資ができる家庭こそが東大合格には有利であるということは比較的簡単に想像がつくでしょう。

またもう一つの方向性として東大卒の人たちは良い仕事に就いてお金を稼ぐことができる、いわゆる「勝ち組」になれるというイメージもあるかもしれません。

それでは具体的にどれくらいの金をかければ東大に合格することができるのでしょうか?本当にお金がないと東大に行くことは難しいのでしょうか?東大に入った人たちは本当に「勝ち組」なのでしょうか?

本書はこういった「東大合格」と「お金」にまつわる様々な裏事情について統計と東大生の生の声から暴き尽くします。この本を読み終えたころには「東大合格」と「お金」について皆さんが抱いているイメージは根底から覆ることでしょう。

「東大生」は幸せだろうか?

この見出しを見て驚いた人も多いかもしれません。しかし実はこれこそが本書の出発点なのです。

幼少期から東大合格まで受験一色の人生は果たして本当に幸せでしょうか?その過程における親の「優しさ」や干渉は本当に子供のためになっているでしょうか?


東大合格はいくらで買えるか?

著者:布施川天馬
出版:星海社新書(2024/2/20)


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この記事を書いた人

教育事業や出版事業での取り組みを様々な媒体を通して発信しています。自社メディア「カルペディア」では、「人生を”ちょっと”前のめりに」をテーマに、教育・学習を取り巻く様々な疑問・関心について記事を掲載しています。

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