ラグビーワールドカップが熱い!
皆さん!ラグビーW杯、観てますか…?
実は今、日本でラグビーがアツいのです。この記事が公開される頃には、日本が決勝トーナメントに進めるかを決める大事な試合が行われます。10月8日に行われるアルゼンチンとの直接対決です!
この記事を読んでいる人の中には、「ラグビーワールドカップが開催されているのは知っているけど、試合をちゃんと見たことはないなぁ」という人も多いんじゃないでしょうか。ラグビーはルールが少し難しいので、観戦のハードルが高いと考える気持ちも大いに分かります。しかし、ルールが難しいということは、それだけスポーツとしての深みがあるということです!今回は、小学4年生から野球部に所属し続け、大学でも運動会の部活やサークルへの所属経験のある実はスポーツ大好きな私永田が、ラグビーW杯について簡単にではありますがお話しさせていただこうと思います。皆さんにラグビーの魅力を少しでもお伝えできれば幸いです!
そもそもラグビーとは?
「ラグビー」は、イギリスで生まれたスポーツと言われています。今からちょうど200年前の1823年に、ウェブ・エリスという学生がサッカーの試合中に手でボールを持って走った出来事が、ラグビーの起源とされています。本来なら反則である行為が、新しいスポーツを生み出すきっかけとなったのですね。
そこからラグビーは徐々に人気を集め、各国でプレイされるようになりました。今から約150年前の1871年には、ラグビーフットボールの最初の国際試合が行われ、イングランドとスコットランドの間でプレイされました。その後、ラグビーは他の国々に広まり、国際大会やリーグ戦が開催されるようになりました。
ラグビーは体力と戦術が求められる激しいスポーツで、世界中で熱狂的なファンを持つ人気のあるスポーツとなっています。国際的な大会としては、今まさにフランスにて行われているラグビーワールドカップが最も注目されるもので、各国代表チームが競い合います。
このように、ラグビーは歴史を重ねながら世界中で愛されているスポーツとなっているのです。
そんなラグビーなのですが、実は「紳士のスポーツ」という異名を持っています。
「激しくぶつかり合うのに『紳士』?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、そのように言われる所以はラグビーのルールにあるのです。ここでルールを全て紹介していては流石に長くなりすぎてしまうので、ここでは「紳士」という部分に着目していくつかラグビーのルールをお伝えさせていただきます!
タックル
守備側の選手がボールを持っている相手に組み付き、相手の前進を阻むプレー。
まずはラグビーといえば皆さんがイメージする「タックル」についてなのですが、実はこのタックルにもいくつかの反則行為が定められています。
例えば、肩よりも上にぶつかる「ハイタックル」や、足を引っ掛ける「ハッキング」などは重い反則になっています。そして、ボールを持っていない人にタックルをすることも反則です。つまり、「姑息な手段」は全て反則とされているのです。
そしてもう一つ、ラグビーでは「スローフォワード」という反則がある通り、ボールを前にパスすることはできません。これは一見驚きのルールなのですが、これも「ボールを持つものが常に先頭で、それをサポートする形で攻撃する」
というラグビーの精神が表れているのです。
「紳士」たる所以を一番表しているのが、「ノーサイド」という言葉です。これはラグビーにおいて「試合終了」を意味しているのですが、言葉通り「試合が終われば敵も味方もない」ということになります。そのため、試合中は激しくぶつかり合った対戦相手に対してお互いに健闘を称え合うのです。
どうでしょうか皆さん。もちろん紹介したルールはほんの一部ですが、「紳士のスポーツ」と呼ばれる理由が分かってきたのではないでしょうか?今後ラグビーの試合を見る際には、このようなルールにも着目して見てみていただけると嬉しいです。
いよいよ今週末が予選最後の試合です!日本代表が決勝トーナメントに進出できるように、皆さんラグビー日本代表をぜひ応援しましょう!
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