東京都教委、来年度から10の中学で「東京型不登校特例校」設置

東京都教委、来年度から10の中学で「東京型不登校特例校」設置
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学校内の分教室として新たに設置

東京都教育委員会は2月16日、2024年度(令和6年度)の不登校に対する施策を発表しました。発表では、都内の中学校10校に「東京型不登校特例校」として校内分教室を設置し、1校につき3〜6人の教員を配置するとしています。教育課程は配置校で編成され、週19時間程度の授業を行います。

「東京型不登校特例校」校内分教室であるため担当教員は本校教員との連携が取りやすく、また、校内の既存施設を使用することで経費負担を削減し、不登校が長期化した生徒に対しても学校とのつながりを得やすい環境を整備できるとされています。

発表では他にも、新たに配置される33人の「不登校対応巡回教員」が原則5校を週1回ずつ巡回し、不登校を生まない学校づくりに向けた助言・支援を行うなどの施策が示されました。

東京都教育委員会「令和6年度不登校施策について」2024年2月15日(最終閲覧日:2024年2月16日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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