1:数に強い人は楽勝「東大入試」の数字トリック問題
2011年の東大入試において、「2007年時点で、鉛の全消費量は、鉱石から生産された量の2.2倍になっている。このような現象がなぜ生じているのかを答えなさい」という問題が出題されました。この問題は、簡単に感じる人にはとても簡単な問題であり、逆に難しく考えてしまう人はどんどんドツボにハマってしまう問題です。この問題を解くポイントは、「数字の定義」をはっきりさせることです。
東洋経済新報社「数に強い人は楽勝『東大入試』の数字トリック問題 勉強以前の『数字の定義』に立ち返る習慣を問う」東洋経済オンライン、2023年10月20日(最終閲覧日:2024年9月17日)
2:「できる子」「できない子」見分ける魔法のクイズ
突然ですがここでクイズです。「1500Wで1分間、500Wで3分間温める必要がある料理がある。この料理を、1000Wで温めるとき、何分間温めればいい?」このクイズを通して、数学ができる人かそうでない人なのかを見分けることができるのです。さて、この問題を解くためのポイントは、「目に見えない数字を意識できるか」にあります。
東洋経済新報社「“数学できる子”には『見えない数字』が見えていた 『できる子』『できない子』見分ける魔法のクイズ」東洋経済オンライン、2024年5月29日(最終閲覧日:2024年9月17日)
3:1年で「何本ボールペン売れるのか」計算してみた
入社試験でよく出題される「フェルミ推定」とは、調査が難しい数量や規模の「おおよその数値」を導き出すものです。自分の体験や感覚、知っている数字をもとに、その場で論理的に考えて答えを出すことが求められます。この記事では、皆さんと一緒に「フェルミ推定」に挑戦します。デジタル化が進んだ現代ですが、ボールペンは1年間でどれくらい売れているのか、一緒に考えてみましょう。
東洋経済新報社「1年で『何本ボールペン売れるのか』計算してみた 入社試験でも出るフェルミ推定を解いてみた」東洋経済オンライン、2020年11月7日(最終閲覧日:2024年7月24日)