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秋入学で海外からの留学生を呼び込む狙い
東京大学は、2027年の秋から文理融合型の5年制教育課程を新設すると明らかにしました。新課程の名称は「カレッジ・オブ・デザイン」で、入学定員は100名程度を予定しています。海外からの留学生を多く呼び込む一方で、既存学部の学生も新課程の講義を受講できます。
学部・大学院修士を合わせた5年制で、このうち1年間は企業でのインターンシップや留学などが課されます。新課程の授業は全て英語で行われ、文系・理系の区分にとらわれることなく自らカリキュラムを設計できます。
東京大学の現在の学部留学生比率は約2%ですが、2049年には30%に到達することを目標としています。秋入学とすることで世界中から優秀な学生を呼び入れ、国際化を推進し研究力を高める狙いです。入試の概要については来年度以降の公表を予定しています。
NHK「東京大学 文理融合の5年制教育課程創設へ“世界水準の研究を”」NHK NEWS WEB、2024年2月19日(最終閲覧日:2024年2月19日)