平日に学校を休める「ラーケーション」山口県で導入、全国3県目

平日に学校を休める「ラーケーション」山口県で導入、全国3県目
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事前に申請すれば欠席扱いにならない

山口県は4月5日、児童や生徒が保護者の休暇に合わせて平日に年3日ほど学校を休める「家族でやま学の日」を導入すると発表しました。週末や長期休暇以外にも親子で過ごす時間を増やすことが狙いで、今夏にも各校が順次開始するとのことです。このような「平日に『家族や保護者と一緒に校外学習を行うこと』を目的とした休みを取得できる制度」を「ラーケーション」と呼び、都道府県単位では愛知県、茨城県に続いて全国3例目の導入となりました。

「ラーケーション」とは、「学習(ラーニング)」と「休暇(バケーション)」を組み合わせた造語です。2023年5月9月から愛知県内14市町で初めて導入され、市町村単位では、大分県別府市、沖縄県座間味村なども導入しています。

山口県によると、公立の小中学校、高校、特別支援学校が対象で、事前に学校に申請すれば欠席扱いになりません。連続取得も可能で、休んだために受けられなかった授業の分は自習で補うこととされています。村岡嗣政知事は5日の記者会見で、「育児の楽しさや幸せを感じる機会を増やすことが少子化対策につながる」と述べました。

読売新聞「平日に学校休める『ラーケーション』、山口県が導入へ…知事『幸せ感じる機会増やす』」読売新聞オンライン、2024年4月6日(最終閲覧日:2024年4月8日)

日本教育新聞「ラーケーションとは?新しい学びと休暇のかたち」2024年3月20日(最終閲覧日:2024年4月8日)

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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