【受験生必見】スマホを活かした効率的な勉強法とは?

【受験生必見】スマホを活かした効率的な勉強法とは?

受験生の大敵、スマートフォン。ついついSNSをみてしまったり、少しの息抜きのつもりがYoutubeをみ続けてしまっていたりとスマホに悩まされることは多いと思います。

しかし実は使い方を少し変えるだけで、勉強の効率を向上させる最強のツールに大変身するのです。この記事では、スマホを封印するのではなく「味方につける」方法を徹底解説します!

目次

スマホを使った勉強法

勉強と一言で表しても暗記科目や計算問題からスケジュール管理などさまざまな要素があります。まずは勉強のどのポイントでスマホを用いればいいのかについて解説していきます!

スケジュール管理はスマホに任せて

受験勉強を進めていく上では、毎日まとまった時間を勉強に当て、スケジュールを立ててそれをこなしていくことが大切です。紙のスケジュール帳で計画を立てる人もいますが、最近ではスケジュール管理はスマホに任せる人も増えてきています。

勉強に役立つスマホアプリとして最も有名なのは”StudyPlus”でしょう。これもスケジュール管理に役立ちます。このアプリは自分の勉強時間を記録でき、自分が勉強した教科や参考書の時間を測ることができます。そして1日や1週間の勉強時間を可視化して、勉強のやる気を出させてくれます。筆者も受験生時代はStudyPlusに頼りきりで、毎日勉強記録をつけていました。

アプリ "studyplus" を用いたスケジュール管理

こう見ると毎日勉強を続けられているし、週末には勉強量を増やせていて達成感を感じますね。土曜日は緑が多く、視覚的に理科の勉強をしすぎているなと思って来週以降のスケジュールを見直すなど、教科バランスを保つのにも重宝していました。タイムライン上では同じように受験勉強を頑張る仲間がいたので、励まし合いながら勉強を続けることができていました。

暗記科目と相性がいい

スマホは理科や社会のような暗記事項の多い科目と非常に親和性が高いのです。教科書で覚えられないページを写真に撮って隙間時間に何度も見直したり、Youtubeなどで苦手分野をまとめた動画などを見ることで理解が深まり、また記憶にも残りやすいのです。

そしたら「計算を必要とする数学や長い文章を読む必要のある国語の読解問題とは相性が悪いのでは!?」と思っていませんか?確かにスキマ時間に見直すことはできませんが、間違えた問題を写真に撮っておいたりファイルとして保存しておくといつでも間違えた問題を解き直すことができます。受験勉強で最も大事なことは一度間違えた問題を二度と間違えないように完璧に復習すること。そのためには間違えた問題をどこかにまとめておくことが重要ですが、紙だと切り貼りしたり重かったりと意外と手間がかかります。その代わりにスマホのデータにして保存すると手間がかからない上にいつでも復習することができます。私はスマホのロック画面にどうしても覚えられない公式を表示して何度も目に入るようにしていました。

勉強習慣をつけるのにも最適

勉強しなければいけないとわかっていても「明日やればいっか」などつい先延ばしにしてしまう人も多いのではないでしょうか。自分の力だけで毎日継続することはなかなかに大変です。

そこでスマホの通知によって勉強する習慣をつけるのはいかがでしょうか。例えばiPhoneのリマインダー機能を用いて10時に勉強の通知をしてもらえば自然と机に向かうことが多くなるでしょう。Googleカレンダーを用いてスケジュールを立てていれば、毎回10分前にリマインドしてくれます。そう言った勉強のリマインダーとして機能してくれるものは、タスク管理アプリとしてたくさんあるので自分に一番あった方法を探してみてください。

スマホを勉強に活用するメリットとデメリット

スマホを用いた勉強法は諸刃の剣です。もちろんメリットは大きいですが、使い方を誤ったり油断していると無駄なコンテンツを見ることに時間を奪われてしまいます。そこでメリットとデメリットをきちんと把握してスマホと向き合うようにしましょう。

スマホを使う勉強のメリット

インターネット上には受験対策の解説記事やまとめ動画など効率的に勉強を進められるコンテンツがたくさん存在しています。自宅や自習室で一つの問題に何時間も使うのではなく、インターネットに助けを求めて理解を深める方が効率的に勉強を進めることができます。

またスケジュール管理は意外と時間がかかるもの。先に述べたような時間管理アプリを使わなくても、例えばAIに今日の勉強したいことと確保できる勉強時間を投げると、勝手に1日のスケジュールを組んでくれます。自分で計画を立てる時間が削減できる上に、自分に甘いスケジュールにはならないため、何かと言い訳をして勉強時間が短くなってしまう人にはおすすめです。

スマホを使う勉強のデメリット

スマホで勉強する際の最大の注意点は、やはりゲームやSNSなどの誘惑が多すぎることです。せっかく自分からは見ないようにしていても通知が来るとついつい覗いてしまい、気がついたらこんな時間! ということはやはりあります。

解決策としてはアプリに時間制限をかけることでしょう。すでに実践している人も多いかもしれませんが、スマホの中には設定でSNSは合計1時間までと時間制限をかけられるものがあります。パスワードを知っているとつい破ってしまうのですが、私は時間制限を破った回数を都度記録していました。1日に何度も時間制限のロックを解除しているとこんなに時間を使っていたのかと唖然としますし、視覚的にわかりやすくすることで段々と回数も減っていきます。

スマホで勉強を最適化できる?!

実は今回用いた方法以外にも、スマホを用いた勉強法はたくさんあります。スマホを使った勉強は紙での勉強の劣化版と感じる人もいるかもしれません。実際は真逆で、スマホを使わないとできない勉強もたくさんあるのです。

その一つは「勉強の最適化」です。受験勉強を効率的に進めるためには自己分析が欠かせません。自分の特性を分析してみても、実は自分が一番自分のことをわかっていないのです。覚えられない単語を10回も100回も書きとるのが自分にとって最適な勉強法だと考えていたとしても、実際は時間の無駄遣いということが往々にしてあるのです。これは「確証バイアス」によるものです。しかしスマホを用いると他の勉強が参照できたり、情報を入れることによって自分を客観的に見つめ直すことができます。

詳しくはこちらの書籍で解説しているので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください!

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まとめ

いかがでしたか。スマホとの付き合い方に悩む受験生も多いかとは思いますが、正しい使い方をすれば便利でしかないツールなのです。自分に合ったスマホの使い方を模索してみてくださいね!


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この記事を書いた人

東京大学で薬学や心理学を中心に勉強しています。高校時代に発達障害の方とその支援者を中心に様々な人と関わってきた経験があり、人と話しその人の人生を知るのが好き。ボカロとお笑いが大好き。

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