お盆も過ぎ、学校が始まる時期が近くなってきました。学校が始まり、生徒が登校してくるとまた目まぐるしく時間が過ぎ、まとまった時間が取れることが少なくなってきます。
学校が始まるまでに必要な準備をそろえて、スムーズに二学期を迎えられるようにしましょう!
一年間における二学期の位置付け
二学期とはどのような時期なのでしょうか。生徒にとっては、楽しかった夏休みが終わり、元の世界に戻される感覚もあるかもしれません。学校によっては文化祭や体育大会など行事がめじろ押しで、いざ学期が始まると一瞬で過ぎ去っていく、そんな学期でもあります。
先生方の中には、二学期に向けて準備をしている方もいらっしゃると思います。そこで、今回は行っておくと二学期を楽しく、スムーズに迎えられる準備についてご紹介していきます。
二学期が始まる前に見直すべきこと
二学期が始まって最初の目標は、前学期の空気感を取り戻すことです。生徒によっては忘れかけている勉強の習慣や生活リズムを取り戻してもらうことが必要です。
カリキュラムと授業計画の見直し
まず最も重要なのが、授業内容の見直しです。ある程度、授業の構成に関するノウハウはあると思いますが、夏休み明けの学級の様子が完全に同じということはありません。一学期でやりきれなかった分野や生徒の特徴に合わせてし、カリキュラムで厚みを出したい部分を検討し、計画に練り込んでいくことが必要になります。
教室環境の見直し
教室にある備品や掲示物の見直しも必要になってきます。学期中に忙しすぎて期限の過ぎた掲示物がそのままになってしまっていることはありませんか?そういったものを整理し、より生徒が集中して勉強に取り組むことができるようにしたいですね!
学級文庫の見直し
学習環境の見直しの一環として、学級文庫の中身を精査することも大切です。季節に合わせた本や先生のおすすめの本を入れてみたり、話題の図書を入れてみたり…。隣のクラスと文庫を入れ替えるだけでも生徒にとっては目新しいかもしれません。
学級文庫に関心があった生徒にとっては嬉しい変化ですし、興味がなかった生徒にとってもこれを機に興味を持ってもらえるかもしれません。今まで学級文庫をおいていなかったとしても、図書室から何冊かお借りしたり、中高生ならちょっとした学術雑誌などを置いておくだけで、生徒は新しく興味を持ってくれるかもしれませんね。
新学期に生徒をどう迎える?面白いアイデア
黒板アートやメッセージなどでお出迎え
二学期初めは、どうしても気分が上がらないことが多いです。そこで、教室に初めて入ってきた時に目につくよう、黒板アートや先生からのメッセージを書いておくと生徒の気分を上げることができるかもしれません。
イラストを描くのが得意な先生であれば、流行しているアニメや音楽のイラストにメッセージを添えるといいでしょう。もし絵の実力に自信がなくても簡単にできる黒板アートを検索すると、簡単にクオリティの高いものを作ることができます。
考えられるデメリットとしては、黒板アートをしてしまうと、初日の指示に黒板を使うことができなくなってしまい、指示が通りにくくなる可能性があります。その点も加味しつつ、生徒の登校に対するモチベーションが上がる方法を考えてみてくださいね。
二学期の目標を考える
二学期の初めはこれまでの慣習を刷新するには最適なタイミング。先生と学級のみんなで一学期を振り返り、学級運営でよかった点や悪かった点を洗い出し、二学期につなげていくための整理をする絶好の機会でしょう。
二学期の目標だけでなく、普段の生活や行事での目標を考えてみると、メリハリのある学校生活を送る手助けになるかもしれません!
おわりに
いかがでしたか。学期が始まると、なかなかゆっくりとスケジュールや目標を立て、見直すことが難しくなると思います。この機会に生徒の様子を振り返り、スムーズな二学期のスタートを切れるようにしてみてはいかがでしょうか?
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