※本稿は、東大カルぺ・ディエム(著)『「悩む」を時短する!東大式感情コントロール術』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。
どのようにして悩む時間を減らすか
みなさんは、人生において「悩んでいる時間」はどれくらいあるでしょうか?
たとえば寝る前に「これからの人生はどうなるんだろう」とぼんやり悩んでいる時間がある、という人もいるでしょう。
たとえば電車に揺られながら「今日の仕事はだいじょうぶかな」と悩んでしまって、移動時間いっぱい何も手につかない、という人もいるでしょう。
「悩んでいる時間」が、仮に「1日2時間」あるとしたら、1年の中で1ヶ月は、「悩んでいるだけ」で終わってしまっているのです。
さて、我々も同様に「悩むことが多い」人間たちです。東大カルぺ・ディエムは、偏差値が低い、周りに東大受験生が全くいないなど、困難な状況から東大合格を果たした「逆転合格東大生」の集団です。
逆境から高い目標を持って頑張っていて、つらい時期を乗り越えながら、東大に合格した人間たちの集まりなので、みんなかなり多くの時間、悩んでいました。
本書では、そんな「悩んだ経験が人一倍ある東大生たち」が、「どのようにして悩む時間を減らしていたのか」をまとめました。
感情をコントロールする方法
「東大生なんてみんな、そんなに何かに悩むことなんてないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。心が弱くて、眠れない夜を過ごした経験もあります。
しかしそんな中で、東大生たちは心理学や脳科学を利用して、「悩む」を科学で解決していました。科学的だからこそ、誰でも必ず使えますし、参考にしてもらえれば悩む時間を減らせることと思います。
本書では、人間の性格を4つのタイプに分類して、タイプ別にお悩み解決のヒントをご紹介します。
「自分と同じタイプの東大生たちは、どんなふうにその悩みを解決していたのか?」
ということをもとに皆さんに解決法をご提案させていただきます。
さて、この本のタイトルは「感情コントロール術」ですが、これは「感情をコントロールする方法」という意味であり、「感情にコントロールされる」という意味ではありません。
感情をコントロールしようとする中にこそ、その人らしさや、人間としての魅力があらわれるのだと言えます。
だからこそ、僕はぜひ、みなさんに「感情との向き合い方」を考えてもらえればと思っています。「感情によってコントロールされている状態」を脱して、自分が感情をコントロールできるようになるために、この本を生かしてもらえればと思います。
この本を通して、みなさんのお悩みが少しでも軽くなって、悩む時間が少なくなっていってもらえれば幸いです!
「悩む」を時短する!東大式感情コントロール術
著者:東大カルぺ・ディエム
監修:西岡壱誠
出版:主婦の友社(2023/2/28)
■第1章
自分とはどんな人間なのか、
それを知ることが悩みを解決する最強の近道
■第2章
どうしようもない不安と
襲いかかる孤独感を吹き飛ばす
■第3章
人とくらべてはいだいてしまう劣等感と
自信のなさを払拭する
■第4章
止まらないイライラ、
こみ上げてくる怒りを消し去る
■第5章
無気力、やる気が出ない状況と向き合う
■第6章
いつまでたっても引きずってしまう
後悔という感情に支配されない
公式サイトにて、カルぺ・ディエムが提供している具体的なサービスを紹介中!
カルペ・ディエムでは、学校や保護者のみなさまが抱える懸念やニーズに応える形で、講演・講座・ワークショップを提案し、それらを実施しております。
生徒の皆さんの大学選びや学部選びのワークショップ、モチベーション向上を目的とした講演、独自の探究学習授業、長期休暇中の学習合宿、難関大学合格を目指した通年プロジェクトなど、さまざまなプランをご用意しております。
私たちの講師は現役東大生で 偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠をはじめ、地域格差や経済格差などの多様な逆境を乗り越えた講師たちが、生徒の皆さんに寄り添って全力でサポートいたします。
ご質問やご相談だけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。