高校生の皆さんは「課外活動」をしたことがありますか?
近年、選抜入試の募集割合が増える中で、学校での授業の他に「課外活動」に挑戦しよう。という話も増えてきたのではないでしょうか?
今回の記事では「課外活動」とはそもそもなんなのか?高校時代から課外活動に取り組む意義は何か?など総括して解説していきたいと思います。
課外活動とは何か
一体何の活動が課外活動に含まれるのか、そもそも定義は何なのか、不透明な部分も多いと思います。そこで、課外活動について少し丁寧に見ていきましょう。
課外活動の定義とは?
学校で全生徒が行う活動として、学習指導要領で定められていない活動を指し、具体的には部活動・クラブ活動・課外授業などです。 広い意味で捉えると、委員会活動や生徒会活動、サークルやアルバイトなども課外活動として捉えられます。
つまり、学校の授業以外にしていたことは全て課外活動と捉えられます。その観点で見てみると、みなさんも何か一つは課外活動をやっていた経験があるのではないでしょうか。
主な課外活動
課外活動として、多くの人が経験したことがあるのが部活動でしょう。その他にも以下のような活動は課外活動として認められることが多いです。
・留学
・インターン
・習い事
・ボランティア
・委員会・生徒会活動
・大会やコンテストへの参加
もし課外活動の成果を大学受験に使用したい場合は、大会やコンテストの参加や入賞歴、留学経験が最も使いやすいでしょう。大会やコンテストは部活動関係でももちろん大丈夫ですが、志望学部に関連するようなものであれば、以下のものが挙げられます。
・模擬国連(MUN)
・数学オリンピックや科学オリンピックなどの国際オリンピック
・小論文コンテスト
・プログラミング / ロボット・コンテスト
これらの大会で表彰を受けるのは簡単ではありませんが、そういった目標に向かって精一杯努力することこそが、重要な課外活動経験となるのです。
高校時代に課外活動をする意味
高校時代はただでさえ勉強も難しくなり忙しい時期。遊ぶ時間だって欲しいのに課外活動に時間を割く意味はあるのでしょうか。そこで課外活動をするメリットを二つ紹介したいと思います。
進路を考えるきっかけになる
興味あるテーマにじっくり取り組むことで、進学したい学部・学科や将来の職業などを考えるきっかけをつくれます。
実際に活動してみるとその分野の楽しさがわかることもあれば、逆に「もっと違う分野に取り組んでみたい」と感じる場合もあるので、後悔のない進路選択にもつながります。インターンシップで自分の就きたい職業やそれに似た職業を体験することで、自分の進路をもっと真剣に考えるきっかけになります。
推薦入試で利用可能
高校生から課外活動をするメリットとしてやはり大きいのは、推薦入試で利用可能であるということです。実際に総合型選抜や学校推薦型入試で大学を決める人は年々増えており、少しでも有利に推薦入試を進めたいと思う人は多いです。
英検などの資格取得でも有利にはなりますが、やはり他の人と違う活動をやっていた方が印象に残りやすいのはいうまでもありません。高校三年生になると課外活動に十分な時間が取れなくなることも多いため、早いうちから自分が取り組みたい課外活動を調べてみるのが良いでしょう。
また、実績だけでなく、活動していたという経験そのものが、自分の主体性をアピールする材料になります。推薦入試では、学生の主体性が評価されます。自分の経験を通して主体性が身についた、計画力を伸ばすことができた、リーダーシップを発揮できた、など自己アピールに繋げることができます。
東大生が高校時代に行った課外活動
現在東大2年生の著者が、高二の春から秋まで、inochi学生プロジェクトについて、まとめました。課外活動の種類はさまざまですが、リアルな体験談を書きましたので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。今回挙げた活動はあくまで一例に過ぎません。高校生の今しかできない課外活動はたくさんあります。時間の許す限り、自分の興味のある活動にどんどんチャレンジしてみてください。
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