文科省「リカレント教育EXPO2024」の講演者など発表

文科省「リカレント教育EXPO2024」の講演者など発表
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社会人の学び直し「リカレント教育」の推進

Aoba-BBTは2月27日、文部科学省がリカレント教育推進の一環として3月5日に開催する「大学等を活用したリカレント教育EXPO2024」に登壇予定の講演者などを公表しました。同社は文科省から「大学等におけるリカレント教育の普及啓発イベント開催事業」を受託し、その一環として本イベントの運営事務局を担当しています。

本イベントでは、リカレント教育の有識者による講演や先進的取組事例の共有が行われるほか、出展ブースには30の団体が参加し、様々な教育機関が最新のリスキリング・リカレント教育プログラムを紹介します。

3月5日の開催に先立ち、2月27日から3月4日にかけて「プレイベント」が開催されます。Aoba-BBTの遠隔教育用システム「AirCampus」を通じて、登壇者やイベントの紹介、リカテント教育コンテンツなどが無料で配信されます。また、開催終了後の3月6日から12日には「オンラインイベント」として本イベントのアーカイブ配信も行われます。

参加申込は「大学等を活用したリカレント教育EXPO2024」の公式HPから行うことができます。

東大生の考察:リカレント教育とは

リカレント教育とは、すでに学校教育を終えた社会人が、その後も学び続けて就労と学習のサイクルを交互に繰り返すことを指します。リカレント(recurrent)とは「再生する」「周期的に繰り返す」という意味で、具体的には語学力向上のための学び直しやビジネススキル向上のための資格取得などが想定されています。

リカレント教育は学習者自身のスキルアップやキャリア形成に役立つと同時に、企業においても社員のスキルアップによる生産性の向上や、人材流出の防止というメリットがあります。一方で、時間的な余裕の確保が難しい、経済的な負担が増加するといった課題があり、今後どのように解決していくかが普及のための鍵となっています。

厚生労働省が2022年6月に策定した「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」によると、学びの方向性や目標については職務内容に照らして労使双方で擦り合わせる必要があるとしています。

厚生労働省は労働者向けの教育訓練給付金やキャリアコンサルティング、事業主向けの人材開発支援助成金などの各種サービスを提供していますので、厚生労働省HP内の「リカレント教育」ページからご確認ください。

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この記事を書いた人

東京大学法学部卒。司法試験の勉強をしていたはずが、いつの間にか麻雀プロになっていた。日本プロ麻雀協会に所属。初恋の相手はイーサン・ハント。映画鑑賞、スポーツ観戦、料理が好き。

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