学歴フィルターって本当に存在するのでしょうか?
事実、公言せずとも学歴をみている企業もあります。例えば採用活動の効率化を図るため、技術職を求める一部の企業では、一定の学歴を持つ候補者を優先することがあるからです。
ただし、最近は学歴を重視しないように、あえて大学名をエントリー時に提出しない企業も出てきました。今回は、就活性にとって気になるトピックである「就活と学歴の関係」について解説していきます。
学歴フィルターの実態とは?
一部の企業では、学歴を採用の基準として用いることがあります。これは、短期間で多くの応募者を処理するための効率化の手段として考えられています。しかし、学歴で採用している企業が全てではありません。採用のプロセスには、面接や適性検査、さらにはインターンシップを通じての評価が含まれることが多く、昨今では学歴に依存しない採用方法が広がっています。
つまり、企業側も就活性のソーシャルスキルや会社との適性など、学歴では測れない多様な人材を求める傾向が強くなってきているといえます。企業の求める人物像を知り、自分の魅力を企業に伝わるようにすることが大切だといえます。
自分の魅力を最大限に引き出すには?
自己分析を通じた就活の目標や軸の設定
自己分析をすることは就活のはじめの一歩だといえます。インターネット上で検索すると、自己分析用のツールが数多く出てきます。自己分析を通じて、自分が何を大切にし、どんな環境で働きたいのかを明確にしてみてください。自分の強みや弱み、価値観を再確認することで、自分が大切にしたい価値観やブレない軸を持って就活に臨むことができます。これまでの人生を振り返り、自分はどんなことに興味があるのか、またどんな企業でどんな仲間と社会人生活を送りたいのか、よく思い起こして「就活の軸」を固めてみてください。
OB訪問で企業の雰囲気を把握する
OB訪問は、企業の「本当の姿」を知る絶好のチャンスです。実際に内部で働いている人々の声を聞くことで、企業の雰囲気を知ることができるだけでなく、企業が求める人材像やカルチャーの解像度を上げることができます。訪問を通じて得た情報を基に、自分の魅力を効果的に伝える準備をしましょう。さらに、OB訪問を通じて自分の興味や経験が企業の求める人材像とどのようにフィットするかを探ることができ、企業とのミスマッチを減らすのに最適だといえます。選考の進み具合は「自分と企業の相性による」のです。
学歴にとてつもない不安を感じてしまう場合はどうする?
採用実績を調べてみる
自分の学歴に不安を覚える際は、企業の新卒採用ホームページから、これまで採用実績のある大学/大学院名を見てみてもいいかもしれません。またウェブサイトで「○○会社 サマー 倍率」などと検索して出てくる就活まとめサイトでは、プレエントリー時の出願人数も含めた倍率が記載されている場合があります。倍率が高いからやめようかな…と数字にちゅうちょするのではなく、本当に行きたい企業ならば、自分の魅力を人事の方々にしっかりと伝えられるようにしてほしいです!
適性検査やESの対策をしっかりと行う
適性検査は、学歴に代わる評価基準として重視されることが増えています。企業は適性検査を実施することで、その人の適性や性格傾向が自社の求める人材にマッチするかを見ています。就活の初期段階では、就活生の人柄や人間性、ポテンシャル、志望意欲などを適性検査とESから総合的に判断しているといえます。
適性検査は単に数値ではなく、自分の特性や潜在能力を見せるための一つのツールなので、しっかり対策をして取り組みましょう。
インターンシップに積極的に参加する
インターンシップは、実際の職場環境を体験できる貴重な機会です。早い企業とかだと、2年の3月あたりから3年の4・5月にかけてサマーインターンシップのES(エントリーシート)提出、SPI(国数、たまに英のテスト)、グループディスカッション、面接などが始まっています。
積極的に質問をし、意見交換を行うことで、企業に対して意欲があることをアピールできます。また、インターンシップを通して、自分がどのように成長したか、考えがどう変わったかを具体的にエピソードにまとめることで、面接時における強力なアピールポイントとなります。
インターンシップという機会を勝ち取った就活生の皆さんはぜひ「前のめり」に質問や意見交換をしてみてくださいね!
最終的なゴールは「一緒に働きたい」と思ってもらうこと!
選考では、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうことが大切です。
人柄やポテンシャルをしっかりと伝わるように、自己の価値観や働き方を明確にし、これまでのエピソードを通して効果的に伝えることが必要です。面接官とのコミュニケーションも楽しむぞ!という気持ちで臨んでみると、緊張しすぎず素の自分を出せるかもしれませんね!
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